32歳男性。東南アジア、アメリカには旅行した事があるのですが、ヨーロッパ、オセアニアには一度も行ったことがありません。具体的に、英国やオーストラリア他に行って何かをしたい、ということはないのですが、なるべく若いうちにそれらの国に行かないと、視野が広がらないのではないか、長い目で見て損ではないか、という焦りがあります。無理しても行った方がよいでしょうか。それから、今一番したい事は「ガラパゴスでイグアナを見る」(笑)なのですが、いきなり「南米の離島」に行くというのは飛躍があって変でしょうか。
ヘンじゃないですよ。
ある意味で、ヨーロッパは年を取ってもいける場所です。つまりいつでもよいわけですよね。お金と時間が許せばですが。
それに比べて南米の離島なんて、おじいさん/おばあさんになったときにいけるでしょうか?
まぁ、いけるかもしれませんが、そっちこそ若いと気に入っておいたほうが良いですよ。
実際に肉眼で見て肌で感じて視野が広がるのは先進国ばかりではありませんね。住むなら話は別ですが。
ヨーロッパはアジアやアメリカほどのヒドイ類のカルチャーショックは少ないように思います。主観ですが。
いかがでしょう?
「ガラパゴスでイグアナを見る」と「視野を広げたい」というところに若干、ギャップを感じない訳でもないのですが、私の経験から言うと、まず第一に自分の行きたいところに行きたい時にいく、第二に自分の行きたくないところにも行ってみる、のが良いと思います。
第一は、一番自分の情報感度が高まっている場所に行けば、吸収するものが多いということ。
第二は、自分の壁を破るというか、自分の価値観を広げるという意味では、良いと思います。
私自身、欧米、アジアの殆どの国は見て回りましたが、ロシア、中東、アフリカ、南米までは足を伸ばせませんでした。
新興市場が注目されている今、過去に無理して旅行しておけば、世の中を見る目がもう少し違っていたかなとも思うので、無理してでも色々な国に行ってみた方が良いと思います。
お金があれば、そして体力と気力があれば今のうちに行くのはいい事だと思います
私の知り合いで、ずっとナイアガラの滝を見るのが夢だった人がいて
お金があって、時間もつくれて、でもいつでもいけるからいいや・・
と思って先延ばしにしていたんです
かなり稀なケースで申し訳ないのですが、
その人は事故で動けなくなってしまいました
会うたびに、どうして行けるときにいかなかったんだろう・・・と
いつも悔しがっています
なので、いけるときにいっておいたほうがいいと思います。
そんなことは無いと思います。
欧米諸国ではなく、他の国々に行った方が逆に視野は広がると思います。 イギリスやオーストラリアに行く人は多いので、行ったからといって珍しいものでもなく、逆に南米のほうが珍しいので、経験にも話題にもなるでしょう。
行きたいところに行くのが一番だと思います。
>「なるべく若いうちにそれらの国に行かないと、
> 視野が広がらないのではないか、長い目で見て損ではないか、
> という焦りがあります」
こっちの考えのほうを破棄すべきだと思います。
私からしたら、こっちの考えのほうがおかしい。
>今一番したい事は「ガラパゴスでイグアナを見る」
この気持ちはいつまで続くか分からないので、後回しにする
必要性を感じません。せっかくのチャンスをなくすかも
しれません。
極論、明日死んでも後悔しないほうを選択すべきだと思います。
気分が乗らないことをして、視野が広がるとは思えません。
「英国やオーストラリア他に行って」別に特に何かをしないでも「視野が広がる」ものですか?
もうちょっと何か目的を持って旅行するほうが良いと思います。どうしても目的が見つからないなら、シベリア鉄道でユーラシアを横断するとか、エアーズロックでキャンプするのも悪くないかもしれません。
ガラパゴスでイグアナを見ることがあなたにとって一番興味があるのであれば、何もためらうことはないと思いますよ。
行きたいところへ行くのが一番。
それ以上、変に考え込んで行き先を迷う必要はないですよ。
たとえ数年後に、なんで南米の離島なんか行きたいと思ったんだろう?と疑問に思ってもかまわないと思います。
そのときに「行った」のか、ただ「考えた」だけでは、経験として大きくちがうでしょうね。
やっぱり「行った」ほうがそれはそれで視野を広めるという部分だけでも相当大きいと思います。
蛇足ですが友人から聞いた言葉でアントニオ猪木の「道」という一節に
「迷わず行けよ 行けばわかるさ」
という言葉がありますが、まさにこのようにシンプルに考えていていいのではないでしょうか。
米州とオセアニアには行ったことがなく、欧州には何度か行ったことがあります。
欧州の、何百年もの時間が一箇所に集まったような場所の静かなすごさというのは、あまり年齢が行ってしまう前に見ておいたほうがよいのかもしれません。それも、「コロッセオの遺跡」のように観光地化されたところではなく、「普通のレストランと見えて実は1500年以前の建物」とか、「ただの町役場なのに1868年築とプレートにあり、隣は第二次大戦後の建築」とかいったように、事前に何ら情報がないところで、「うはあ」と思う小さなことが、「ものの見え方」という点で、後からじわじわと効いてきたりします。そういうのが「視野が広がる」ことだと私は思っています。そのために「珍しいもの」を見る必要はないし、「珍しいもの」を見たからといって必ず視野が広がるということもないように思います。(「珍しいもの」って、「見た」だけで満足しちゃうこともあるんですよね……私の場合、ですが。)
「ガラパゴス」は、体力と好奇心があるうちに行くのがよいのではと思います。既に回答された方が仰っている通り、思い立ったが吉日というか善は急げというか、後から後悔しないようにするのが一番だと思います。
mtbx さん、恐らくアナタにとっては最後のチャンスでしょうから、先ずヨーロッパに行かれる事を薦めます。仮に白人文明を批判するにしても、実態を見ておかなければ話になりませんから。オーストラリアはその次がイイですね。私はその両方に暮らしたコトがありますが、ヨーロッパに行く場合は若さによる感受性とパワーがある程度必要だと考えるからです。但し警告しておきますが、ヨーロッパでは決して comfortable な経験だけがアナタを待っているワケではありません。特に最初に行く国がフランスだった場合、大変に不快な思いを経験される可能性は大いにあります。何と言っても総体で見ても4人に1人が racist 人種差別主義者(Jean Marie-le-Pens ジャン・マリー・ル・ペン率いる極右の Front Nationale 国民戦線)という国柄ですから。いくら「地球が一つの村のようにナル」なんてキレイゴトを言ってもその逆の事が確実に起きているコトを知るのも、意味あるコトかも知れません。但しセッカク行くからには、やはりイイ思いもシタイジャないですか。そのタメのイクツカのヒントをお教えしておきましょう。
季節は真冬と真夏は避ける。旅の離発着点にパリ・ロンドンを選ぶのはイイが長居はしない。英国を旅行する場合は、"ピーター・ラビットの故郷"である"湖水地方"に遊ぶとか、時が止まったようなコッツウォルズ地方の蜂蜜色に彩られた村々を訪ねるとか、ガーデニングの本場で David Austin の華麗なるバラ園を見に行くとか Kew Garden の西洋シャクナゲ園に酔うとか目的を持って行ったほうがイイでしょうね。歴代のイングランドの王がフランス支配にこだわった最大の理由があの憂鬱な rainy weather から抜け出すタメであったと言うのが納得できるような天候は、覚悟して行って下さい。但しロンドンを一歩離れると一面に広がる緑の田園風景は本当に美しいです。
大陸の方で訪れるべき都市・国は先ずオーストリア(オーストラリアではナイ)のウィーン。都市全体が緑色の銅板屋根で覆われた、美しさはハプスブルク帝国の首都に相応しい、この規模の大きな都市としては世界で最も美しいと言ってイイ。パリなんて全く足下にも及ばない。次にベルギーのブルージュ。11世紀から13世紀かけて北方ヨーロッパ貿易で最も栄えたまま、そのまま時間が止まってしまったかのような奇跡。
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更にウィーンでは、市内中心から有名な赤い市電で郊外の村 Grinzing(グリンツィンク)に足を伸ばしましょう。ここは夕方以降訪れると、まるで夢の中に迷い込んだみたいで、いくつものワイン酒場が軒を連ねています。時期が合えば Heurigen(ホイリゲン)と呼ばれるまだ発酵途上の新酒ワインが味わえます。ウィーンは美食の都です。文明の交差点だけあって地元ウィーン料理だけでなく、トルコ料理やユーゴ・スラヴィア料理等にも出色なモノがあります。ウィーンまでやって来る事になったら、是非ともお隣の国ハンガリーの首都ブダペストに迄 行きましょう。列車で数時間です。タダ ハンガリーの食を味わう為だけでも、行く価値はあります。その野生味溢れる料理は理屈抜きでウマイ!!!ハンガリー発祥のスープ グーヤシ-ウィーンではグーラッシュと呼ばれる-はウィーン風に丸く角が取れ過ぎたモノと違い、もし別の皿に付いてくる世界で一番辛いと言われるレッド・チェリー・パプリカの種を好きなだけ振りかけると、ガツーンと口の中で火の付いたようになりますがソレデモ旨い!魚料理でも肉料理でも日本人の口にピッタリですね。しかもホトンドのレストランはジプシー楽団付きですよ。ツィゴイネルワイゼンと共にブダペストの夜は更けていきます。
ベルギー、特にブルージュとブリュッセルについて話そうと思いましたが、もう誌面が尽きます。とにかく行って損はしません。
アト 行くべき国はスペインです。先ずは絶対にマドリードとセゴヴィア。