できれば聖書・経典・伝説にもとづくストーリー展開のものをお願いします。
(手塚治虫の「ブッダ」みたいな感じで。)
ナムジ 第1部 新装版―大國主 (アニメージュコミックスオリジナル)
古事記関係ではここら辺がメジャーです。
日本書紀ではここら辺が有力。
新約聖書ではここら辺が読みやすい、まだ。
ヒンズー教はいろんな漫画のモチーフにはなってますが、インドの伝説にそった漫画化となるとちょっと難しいです。
ハヌマン野冒険(タイガーブックス7巻に収録) 手塚治虫
http://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60001266
「ラーマーヤナ」といえば、「マハーバーラタ」とともにインドの古典叙事詩として、とても有名ですので、歴史の授業などで名前を聞いた事がある方も多いでしょう。
「ラーマーヤナ」の本来のストーリーは、主人公であるラーマ王子の一生を描いた、とても長いものなのですが、この「ハヌマンの冒険」では、原典にも登場する猿のハヌマンを主人公にして、ラーマ・ハヌマンコンビと悪魔との戦いをストーリーの中心にすえており、短編作品としてまとめるために、他の余計な部分はバッサリと切り捨てられています。
この作品が描かれた背景としては、昭和47年より同じ「希望の友」にて連載中だった「ブッダ」があり、このような題材を取り上げるキッカケとなったことは間違いないでしょう。しかし、壮大な大河ドラマの「ブッダ」と違い、「ハヌマンの冒険」はどちらかというと「マグマ大使」や「サンダーマスク」といった、単純明快な巨大ヒーローものに近い作品で、もしかすると手塚治虫の頭の中には「受けるかも」という計算もあったのかもしれません。ハヌマンが魔王ラーバナの島へわたると、そこが古代インドにもかかわらず、近代的な巨大工場だったりと、いかにも手塚治虫らしい荒唐無稽なアレンジも楽しい娯楽作品です。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | curibow | 212回 | 192回 | 4回 | 2007-05-29 03:05:11 |
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