将来、インフレになるかもしれないので、株などで資産の一部を投資しておかないと、貯金が目減りするとのことでした。
実際、資本をたくさんもっている、財団法人などは、資産の一部を株や債権などに振り分けているとも聞きます。
ちなみに、私自身は、株は、ゼロサムゲーム(胴元が儲かるので負ける)だと思っています。
しかし、最近は、貯金や箪笥貯金では、インフレヘッジができないため、株と同様に危険な商品ではないかと疑い始めています。
例
■50年前に箪笥貯金していても意味がなかった。50年前に投資していれば、儲かっていた。
■最近の通貨に関しても、その当時(5年前)円で箪笥貯金していても、今、ユーロで同じ商品を買おうと思っても買えない値段になっている。
非常に説得力のある、勧誘で、金融商品を買ってしまいそうです。
しかし、全てはゼロサムゲームであるという、考えも頭から離れません。
ちなみに、私の運用方針は、儲からなくても良いので、絶対にリスクをとりたくないというものです。
良い助言などいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
株はギャンブルではないので「ゼロサムゲーム」ではありませんよ。
「売りたい人」と「買いたい人」がおり、「売りたい人」が「買いたい人」より多いときは株価が安くなり、「買いたい人」が多くなると株価が高くなる、それだけのことです。
ご質問の内容では、「デイトレート」ではなく「長期の資産形成」にご興味がおありのようですので一般的な考え方を述べると、
ということです。
つまり、長期投資の場合は「株を売買するだけ」ではなく、本当にその会社が成長するかどうかという点を見決めなければなりません。
証券会社から非常に魅力的なアピールをされたようですが、冷静になって考えてください。
はっきりと「私の運用方針は、儲からなくても良いので、絶対にリスクをとりたくない」とのことですので、株や投資信託、また外貨預金などでリスクのあるものではなく、郵便局や銀行に貯金や預金することがもっとも近い運用方針になると思います。
50年も預けると、利子もある程度は付いているのでまるっきり損はしません。
(銀行がつぶれても元本1000万円とその利子までは保護されます。ただし外貨預金や外資系の金融機関は対象外ですが)
URLはペイオフについてです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%9...
あとは証券会社にお金を預けてMRFやMMFとして購入するか、国債を購入するという方法もありますが、この場合、元本割れの可能性も「ないとは言えない」ので、やはり貯金や預金がベストだと思います。
確かにおっしゃられるような場合は「ゼロサムゲーム」になりますね。
株式市場においても確かに「誰か得した分だけ、誰かが損をする」ゼロサムゲームになってしまうケースもあり得ます。
ただしそれは短期の場合ですよね。
先ほどの回答で申したように、特に長期投資としての株式売買は単に株を商品として売買するのではなく、その会社の成長性を買うものだと思います。
成長性のある会社を選択して購入すればそれだけ多くの流動性が発生するわけでゼロサムゲームにはならないはずです。
(しかし、ときには行き過ぎた株式への加熱はバブルとなり、高値掴みで損をする人が多数出たわけですが)
そもそも株式市場がゼロサムゲームであれば、企業は株式上場をする意味はありませんよね。
時価総額を高める努力をするために、最近ではIRやCSRに力を入れているのではないかと思います。
そう言った会社の「将来を買う」という意味で、株式の長期投資はあるのではないかと思います。
また50年後についての長期投資については個別株式の話ではないことは判りました。
投資信託であれば、本当に「50年資産を運用する」というときはドルコスト法で定額で購入していく方法がもっとも有用かもしれませんね。
しかしこれもあくまで証券会社が運用する投資信託ですので、流動性の少ない商品を購入してしまった場合、指数に連動しない危険性があったり、また売りたくても売れないという事態が発生したり、最悪の場合、廃止になることもあります。
株式と同様のリスクがあるので、一概に「50年前に投資していれば儲かった」ということはありません。
そのためにも株式同様、商品を十分に研究しなければならないと思います。
もしハイパーインフレが発生してしまった場合は……金でしょうか。
しかし、もともとおっしゃるように「絶対にリスクをとりたくない」という運用方針があったので、どうしてもその点が譲れないのであれば、残念ながら預貯金しかあり得ないと思います。
しかしリスクをヘッジするためには、多少のリスクが必要だと思います。
(それこそ、胴元がもっとも儲かる「万が一のときの生命保険」が一番いい例ですね)
やはりそう言った意味でも、手数料の安い商品を手数料の安い証券会社でドルコスト法で分散投資していく、というのが一番の安全策ではないでしょうか。
証券会社も商品を買ってもらおうとあの手この手で魅力的なことを言ってきますが、確実に「儲かる」ものはありませんので……。
(結局のところありきたりな内容になってしまいすみません)
それと、先ほどの回答で「円高ユーロ安」と書いてしまいましたが……大バカですね、「円安ユーロ高」でした。
訂正させていただきます。
URLはダミーです。
ご返信いただきありがとうございます。
まず、成長性のある会社は分からないと思います。以前、MRFが割れるという緊急事態が生じたようにプロが運用(短期償還債権、高い格付け、個人以上の分散投資)しても失敗するくらいリスクが高いと思います。また、短期・長期についても、何を基準として考えるかによりますが、意味がないと思っています。
流動性については、潰れそうな会社でも、有名になり稼げると思う人が増えれば発生します。
また、この流動性を、Aさん、Bさん以外の参加者を増やすことや、株式分割をすることで流動性(売買人数、株式総数)は増しますが、結局ゼロサムゲームの呪縛からは逃れられないと思います。いかがでしょうか?
また、配当を考慮しても、配当落ちがあるため、ゼロサムゲームかと思いますがいかがでしょうか?
>しかしリスクをヘッジするためには、多少のリスクが必要だと思います。
>それこそ、胴元がもっとも儲かる「万が一のときの生命保険」が一番いい例ですね
確かに、リスクをヘッジするリスクが必要。その通りかもしれませんが、現在の証券会社など話は、資産を運用して、少しでもお小遣いを増やしましょう的な、甘くて怖い誘いしか聞いたことがないです・・・
>企業は株式上場をする意味はありませんよね。
質問から大幅に外れそうですので割愛します。
まず、あなたが抑えたいリスクが何かを考えましょう。リスクはあなたの暮らし方や今後の消費計画によって人それぞれです。
1. 日本の農村で自給自足の生活の場合
ユーロを購入する必要はありませんから、外貨との比較しての価値の増減はリスクではありません。
2. 日本の都会で国産品も輸入品もいろいろ購入して生活し、自分が働いて作った商品は国内・海外の両方で販売されている場合
もし外国との取引が多い見込みなら、取引国の外貨を持っておくことで為替リスクを減らせます。
外貨でも円貨でも預金には利息が付きますから、理論的には箪笥預金と比べてインフレリスクも減らせます。50年前から自動継続の定期預金が有ったとすれば、高度成長期やバブル期の高金利を経て、貨幣価値としては現在でも通用するレベルにまで増えているはずです。
3. 生産手段は持たず、ただ資産を食い潰して消費するだけの生活の場合
またBRICなど途上国での安価な労働力の枯渇傾向から、世界の物価は長期的に上昇します。
金の商品価値は長期的には変化しにくいと考えられており、物価上昇リスクを減らせます。
ただし、金自体は持っていても勝手に増えるわけではないので、長期保有しても価値は上りません。
3. 日本の都会で家賃を払って住んでいる場合
地価が上れば家賃が上ります。
不動産投資信託を通じて都心のマンションやオフィスビルに投資しておくと、地価が上ったときに収益が上るので、家賃上昇リスクを減らせます。
次に、株を含めた投資がゼロサムゲームかどうかについて。
短期売買のみを考えるならば、あなたの感覚は正しいでしょう。一方、長期保有を前提に考えるならば、期待値はゼロサム以上になります。企業は資本を元に収益を上げるべく努力する存在で、上げた収益の一部を株主に配当還元します。還元しなかった収益は内部留保として株価に反映します。
業績のよい会社を選ぶ選択眼があれば当然に利益が出ます。この技術がなくても、全ての上場企業に平等に投資するれば、日経平均など国の経済活動の指標が上向いている限り平均的にはゼロサムを上回る利益がありました。
日本の経済が頭打ちだと考えるならば、BRICなど成長国の経済全体に投資することも考えましょう。
いずれにせよ、満遍なく投資するためには多額の投資資金を用意していろいろな企業の株を購入するか、国債や外国債を購入するか、手数料を払って投資信託を購入するか、いずれかの方法を選ぶ必要があります。
時間の概念について詳しくは、こちらが参考になるでしょう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20070322/121497/
回答いただきありがとうございます。
1.2については、同感です。
2が現実的かもしれませんが、ここ5年くらいを見ると、かなり、外貨高になっていますが、体感ですが、物価は殆ど変わっていないため、理論と現実に関連性がどの程度あるのか不安を持っています。生産者側から見ると、為替ヘッジしていなければ材料が高騰して大変ですが、消費者側から見ると、生産者という緩衝材があるため必ずしも連動するとはいえないかもしれません。
3について
>金の商品価値は長期的には変化しにくいと考えられており、物価上昇リスクを減らせます。
有事の金ですが最近の動向を見ていると、原油につられて高くなったようで必ずしも、物価に比例しているわけでもないようです・・・また、以外に値動きも大きくびっくりしました。
また、現在、産業が活発になり、金の価値が本来の?貴金属の価値以上に、上昇していますが、ナノテクあたりで、代替品ができてしまえば暴落間違いなしと思います。
3について
不動産はインフレに強いといわれていますが、行き過ぎるということが多々あるため、怖いです。もしかしたら、今はバブルにあたり、チャートで言えば上髭かもしれませんし・・・
日経平均など国の経済活動の指標が上向いている限り平均的にはゼロサムを上回る利益がありました。
>まず、経済指標が上向くかどうかが分かりません。半年先の経済指標が今の株価になるといわれていますし・・・
また、平均というよりも、上向いている期間のみを見れば上回るという気がします。
上下が予期できれば、空売りでも利益が出ますし・・・
>企業は資本を元に収益を上げるべく努力する存在で、上げた収益の一部を株主に配当還元します。還元しなかった収益は内部留保として株価に反映します。
配当落ちがあるため、ゼロサムゲームかと思いますがいかがでしょうか?
株の売買による利益(キャピタルゲイン)だけを考えるとゼロサムゲームとなりますが、他の商品と違い株は企業そのもの価値が増えていくことによる利益(インカムゲイン)を享受できるので、その分は「プラスサム」と考えることが出来るかと思います。(株式市場全体で考えた場合も、今のところは長期的に経済は拡大傾向にあるので株式価値は増えていると考えられます)逆にあまりに短期で売買すると、手数料が最初から引かれた状態で運用を考えていかなければならないので「マイナスサム」になると思います。
資産運用のための商品には、それぞれ一長一短がありどれがベストとはいいがたいです。たとえば株はおっしゃるとおり「インフレに強い」とされていますし、逆に現金はインフレに弱いとされています。また現金にしても為替相場に左右されることになり、たとえば円だけを持っていると、円安になった場合に、ドルやユーロを持っていれば取れた利益をみすみす逃したということになります。もちろん逆のケースもあります。
さて運用についてですが、これらのことを考えると、どれかひとつの商品に偏って投資するのは、必ず何らかのリスクを負うことになります。(日本円だけをひたすら持っていると、円安とインフレには極端に弱くなる、など)
そう考えるとできるだけ分散投資をした方がいいのではないかと考えます。(日本株、外国株、円預金、外貨預金、日本国債、外国国債等)これらの商品にできるだけ均等に投資をしていけば、リスクはかなり抑えられると思います。
外国株は、個別銘柄を買うのは難しいため(手数料が高い・情報が手に入りにくい)、ETFを買ったほうがいいと思います。
日本株を買うときは、できるだけ相場が下落した時に、独占的な事業をしているまともな企業を少しずつ買っていく(ただし1社だけに偏って投資しないように)といった方法がいいと思います。
最近では以下のURLのように手軽に国際分散投資が出来る投資信託なども売り出されていますが、手数料や信託報酬などで結構取られるケースもあるので投資に当たっては十分な検討が必要と思います。
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G600/trt/kokusai...
回答いただきありがとうございます。
>他の商品と違い株は企業そのもの価値が増えていくことによる利益(インカムゲイン)を享受
配当のことでしょうか?
しかし、配当落ちがあるため、ゼロサムゲームかと思いますがいかがでしょうか?
信託報酬を考えると、日本のインフレ率よりも大きいものがたくさんあり(当然ですが(笑))、売買するだけ損をしそうな気がしなくもありません。
証券会社もこれから、市場に参加する人や、マネーを使う人間が増えるから、世界はインフレになる。アセットアロケーション理論に基づけば大丈夫と言っています。ここまでして買わせたいのか・・・
本当だろうか?と勘繰りたくなります。
まず忘れていけないのは証券会社は自分の所の商品を売るために「投資商品を買わないリスク」を説明しているということです。
都合の良い結果論だけを出して買う意欲をあおるのはセールストークの常套手段です。
例えば、5年前のタンス貯金では、今、ユーロで同じ商品を買おうと思っても買えない値段になっている。と言いますが、約20年前にはなりますが、プラザ合意の時は1ドル=360円でした。
現在1ドル=110~120円です。貨幣価値の変動などを考慮に入れなければプラザ合意の時のタンス貯金でその頃の3倍のドルが買えます。
http://www.forexchannel.net/forex/rates/plaza_accord.htm
少しも損をしたくないというのであれば普通預金であり、タンス預金がいいと思います。
インフレのことを心配されていますが、現在の社会において戦後のハイパーインフレのような事態が起きるか株の値下がりを心配するかを比較すればハイパーインフレが起きる方が確率が低いと思います。
全ての自体を考慮すると完全に元本保証される金融商品というものは存在しないと思います。
インフレに備えるか投資の値下がりリスクを考えるか、ご自分の中で価値観を作ってそれに従うのが良いと思いますよ。
焦って投資するのではなく、投資しないという選択肢ももちろんありです。銀行の人なら銀行の人が、郵便局の人なら郵便局の人がそれぞれ手法を変えて同じような話をしてくると思いますよ。
回答いただきありがとうございます。
確かに、プラザ合意を考えるとそうですね。つい20年前ですが、最近は、ユーロの動きが気になってあまり、考えていませんでした。逆に、この時、円ではなく米ドルを持っていたら、えらいことになっていたわけですが・・・
これから先、100年間のうちには、第2のプラザ合意や、プラザ合意の逆も考えられますので、なんとか、うまく、自体を乗り切りたいです。
>全ての自体を考慮すると完全に元本保証される金融商品というものは存在しないと思います。
例えばですが、年金のように、物価スライドする商品が存在すれば面白いかもしれません。
このリスクはどの辺にありますかね?
なければ、自分でそれに近い運用をしたいのですが、難しいですかね?
運用を、毎年決済すると仮定して、100年間、インフレ率に負けない商品、もしくは、投資手法ってありますかね?
ちなみに、私の考えたものでは、
私が死ぬまでに、買いたい商品を決めて、全てを、先物で決済するという、机上の空論が最も有効ですが、現実的ではありませんよね・・・
絶対にリスクをとりたくないとの方針で資金の運用を行うのであれば、変動利率国債ぐらいしかないでしょう。
ただし、国債でもインフレリスクはありますから、「絶対に」リスクを避けることはできません。
昔から「財産3分法」の考え方があり、土地(不動産)に3分の1、株式(有価証券)に3分の1、流動性債権(現金)に3分の1に分けて運用することが一般的だといいますが、この考え方は現在でも通用すると思っています。この考え方で運用する投資信託もありますが、投資信託は基本的には株式と同じだと思います。
財産3文法ですか・・・
聞いたことはありましたが、詳しくは調べたことがありませんでした。
今すぐは無理ですが、調べてみようと思います。回答いただきありがとうございます。
2回目の回答になります。
>しかし、配当落ちがあるため、ゼロサムゲームかと思いますがいかがでしょうか?
の部分ですが、確かに配当落ちにより株価は下落します。しかし長期で見ると、売上や利益を右肩上がりで伸ばしている企業は、いずれその配当落ち分を吸収して上昇します。ですので個人的には、短期ではゼロサム、長期ではプラスサムになると思っています。
ただし、これは過去の世界経済がずっと成長してきたから享受できたものであって、今後、技術の革新などが少なくなり、世界的な経済成長がなくなってしまうような事態になると、ゼロサムになるだろうと思います(そんな事が起こりうるのかどうかはわかりませんが)
あと、証券会社の言うことはおっしゃるとおり疑ってかかるのが正解と思います。彼らも商売でやっているので、客がお金を出したくなるようにセールストークをするのが当然だと思います。
ここまでの私の考えは以下のとおりです。
・将来のことは誰も予想できないのだから、どう転んでもそこそこの成績を残せるように分散投資を心がける
・1つの商品だけ買うのはリスクが高すぎる
・信託報酬がかかるので投資信託を買うときは慎重になる(情報の少ない等のハードルがある外国株を買う場合のみ、投資信託にする等)
・あまり頻繁に売買しない。(手数料負けするため)
・株を買うときは、みんなが悲観的なときに。長期にわたって安定して事業を継続しそうな企業を安い値段で買う
回答いただきありがとうございます。
>いずれその配当落ち分を吸収して上昇します。
これでは、ねずみ講やババ抜きと一緒の理論ではないでしょうか?単に、参加人数が多いために分かり難いだけでは?
計算が煩雑になりますので、1の返信と同様、市場に参加する人を2名(100億人でも良いですが計算が面倒ですので・・・)と仮定すると分かりやすいかと思います。
誰かが、高い価格で買うから高くなるだけな気がします。
経済が成長しなくても、誰かが高値で買えば高くなりますし、その逆もありえます。
本当にプラスサムでしょうか?
ちなみに、経済成長云々とありますが、GDPではそこまで後退した経済ではありませんが、中期長期投資で、20年前に、郵便局の10年満期定期貯金を2回買うのと日経平均を2回買うのでは、株の方は、あと、うん十年は塩付けかと・・・(今が、高値か安値か分かりませんので不利な条件を提示してスミマセン)
いかがでしょうか?
また、5つほど述べられておりますが、最後の、長期で安定しそうな企業を買う。以外にはその通りだと思います。
的確に、その銘柄(orそのセクタのETFを)予期して、日経平均を空売りすれば面白そうですが、そのセクタを予期することは不可能だと思っています。
電力・土地・薬品などがありそうですが、どれも、リスクが見えて怖いです。チェルノブイリ、バブル、薬害・・・
以降、回答いただける方へ
私個人の考えですが、ギャンブルを楽観で考えるのは楽しいですが、仕事を楽観で考えると大目玉をくらいます。
私は、株や運用に関しては、まずは、徹底したリスク管理から考えたいと思っていますので、非常にネガティブな返信が多くてすみませんが、何か、お気づきの点や良い案などありましたら書き込みいただけると幸いです。
あなたのおっしゃる「リスクのない暮らし」とは、市場経済の影響を受けないことをおっしゃっているのではないでしょうか。
貨幣を持たないことが究極の低リスクといえます。一生全ての買い物を先物買いして現金を持たないのも一つの方法です。一生分の籾と石油と衣類を自分の土地に建てた蔵に買い込んで、日々の生産は自分の畑から、買い物はすべて物々交換で暮らす方法もあります。
http://photo.jcc.co.jp/photo/sakata/amazonia/koramu/koramu01.htm...
市場経済は「周りの人が何を求めるか」によって値打ちが決まりますから、他の人の気まぐれを100%正確に予測できない限り、物の値打ちは必ず上ったり下がったりします。唯一普遍の価値観として認識できるものは、自分自身だけです。自給自足で自己完結型の暮らしをしない限り、あなたの所有物の値打ちは周りの価値観に支配されて上下しますから、リスクのない投資というものはそもそも存在しません。
株式がゼロサムであるかどうかの議論は、究極的には全ての経済活動の総体に価値を認めるかどうかです。3000年前・300年前・30年前・3年前の地球と、現在の地球を比較して、価値が増えつつあると考えるならば、それを直線的に表現できる手段は今のところ貨幣しかありません。人類がいずれいなくなってしまう可能性を考えれば、永続的に普遍的な価値は定義できないことに気付くでしょう。人類の未来への希望を持つ前提に立たなければ、貨幣経済の中でリスクを避けて暮らすことは不可能です。
回答いただきありがとうございます。
5の返信にも書きましたが、現実的ではないので・・・
先物を使えばと思いもしますが、難しいところです。
そのため、如何に投資手法を駆使して、貨幣価値をインフレなどにつよく安定的に保つかを考える方が良いと思っています。
>株式がゼロサムであるかどうかの議論
究極的(人類が発生する前と、絶滅した後まで考えれば)にはそうですが、株式市場の議論だけであれば、7の返信のように、とりあえず、2人でシュミレーションした場合、ババ抜きゲームになるとは思いませんか?
数字で示すと、どう考えても、ゼロサムなのですが・・・
(正確に言うと、売買手数料と税金がかかりますのでマイナスサムです)
価値が増え続けていることについては正しいと思います。また、それが、貨幣として表現されているのも分かります。
しかし、その増えた貨幣がこれからもずっと株式市場に流れ続けるというのは疑問を持ちます。
その貨幣を資本金にして有限会社をつくるetc
なんとなく、しっくりきませんが、貨幣を持っている人の平均的なポートフォリオを知り、それと全く同じ方法(同じような時に損や、得をするので、相対的に減ることも、増えることもない)を行えば、相対的にはマイナスにならない方法かとも思っています・・・
「絶対にリスクをとりたくない」という単語がひっかかります。
私も相当パッシブな運用をしていると自負していますが、
「絶対にリスクのない」運用は事実上不可能ですから。
タンス預金にはインフレリスクがつきまとい、
株式・投信・外貨には価格変動リスクがあり、
一般の預金・国債にはインフレ率に負けるリスクがある。
(あくまでリスクの一例を例示したものです)
そして、「貨幣を持っている人の平均的なポートフォリオ」には、
ウォーレン・バフェットの運営していた投信のような数兆円規模の「株式のみで運用される」ポートフォリオも平均には含めなければならない(法人も「人」です)。そして、「地球規模で平均的なポートフォリオ」を求めることはそもそも不可能です。
「絶対に交通事故に遭わずに生きる」ためには
「一生家から外に出ない」ことが求められることと同様に、
「絶対にリスクのない運用」という命題は、絵空事であり、
ご自身がどこまでリスクを許容できるのかに応じて判断する必要があると言わざるを得ません。
もっと厳しく表現するならば、「『儲からなくてもよい』から、絶対にリスクを取りたくないというのならば、タンス預金で良いんじゃない?ただ、物価指数も上昇する(微弱)インフレの状況下では「絶対に損します」けど、それでよいのならばご自由に。」
余談ですが、配当落ちに関しては、株主優待によって自社商品(券)のみの配布で無配となっている場合、現金配当がないために権利(配当)落ちしないこともあります。念のため。
回答いただきありがとうございます。
絶対にではなく、資産運用で回避できる可能な範囲内でといった方が適切かもしれませんね。
また、優待については、その通りですね。ただ、日本株以外では殆ど見られないのが残念です・・・
株についてですが、Aさんが株主で創業者とします。また、発行株式総数を1株、未上場株と仮定。
そして、知人のBさんに売ります。そして、Aさんが買い戻します。
AさんとBさんで、何度も売買します。売買値段は常に、同一です。
ババ抜きや、ゼロサムではないでしょうか?
また、50年前に投資というものについては、株とはいっても、市場全体に投資するようなETFや225のような指数投資を考えです。個別株ではありません。
為替については、例です。ユーロについても例です。ただ、将来は分かりません。そのため、将来訪れるインフレリスクをヘッジしたいと思っています。
また、貯金をしていても、戦後のようなハイパーインフレになれば、ペイオフや金利では意味がありませんし・・・