著者の性別はどうでもよくて、作中で男性キャラクターの視点から語られている作品を探しています。
「少女漫画」の定義は回答する方が判断してください。
私が「これは!」と思った作品は
http://d.hatena.ne.jp/asin/4091670342
です。
読みたいと思わせる紹介をしてくださった方には、均等配分に少しプラスしてポイントを差し上げたいと思ってます。
よろしくお願いします。
http://d.hatena.ne.jp/rakuten/book/11829235
どちらかというと被害者としての男性の立場を同情している作品ですが。全五巻です。
rakuten:book:11931703:detail
オカマとハードボイルドの情報将校の思わせぶりな絡みが爆笑を誘います。現在34巻まで確認しています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%...
アマゾンでの検索結果ですが、「JOKER・シリーズ」の最終巻です。
『エロイカ~』は34巻ですか。大作ですね。名前だけは聞いたことがあります。いつか読めたらいいな。
『ファイナル・ミッション』はシリーズの最終巻ということですが、それだけ読んでも楽しめるでしょうか。
ありがとうございます。
米軍基地の町に住む、男子高校生3人組のおバカだけど、愉快でちょっと切ない日常が描かれていました。
この中のパン屋に出てくる「あんバタ」(三角のフレンチトーストにあんこがサンドしているパン)を読んで、辛党の私ですが
一度食べてみたいと思いました。
元シブガキ隊のモックンが主役で映画にもなった「ファンシーダンス」です。
禅寺の跡取り息子(ロックバンドのボーカルをしている大学4年生)が卒業後、修行の為に総本山の修行道場へ入門し
僧侶になっていく姿を面白おかしく描かれています。
修行編からは、ほとんど坊主しか出てこず、ある意味ボーイズ系?じゃないかなと思いました。
修行中の僧侶(雲水)の厳しい修行と実際の雲水の心情の対比が面白く表現していました。
禅寺とはまたピンポイントですね。いわゆるお仕事系なのかな。
面白そうです。ありがとうございます。
amzonのレビューが軒並み高評価で、そそられます。
ありがとうございます。
なるほど。ドラマ版はなんとなく眺めてたりするんですが、漫画は未見です。
全く関係ありませんが、韓国ドラマ版で道明寺さんが屋内で一人バーベキューやってて爆笑したのを思い出しました。
ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%8F%E7%9B%AE%E5%8F%8B%E4%BA%BA%E5%...
夏目友人帳(1~3)
少女漫画の定義を『花とゆめ』『Lala』などの少女向け雑誌で連載しているものと定義した場合、断然お勧めの少女漫画です。
恋愛ものではございません。
妖怪が出てきたりするのですが怖い話ではありません。
これは面白そうですね。
現在も連載中なのでしょうか。ちょっと掲載誌みてみようかな。
ありがとうございます。
アニメにもなり人気のある少女漫画ですが、『彼氏彼女の事情』。文字通り、彼氏と彼女の内面を丹念に描いた名作だと思います。
心に傷を負っている「彼氏」が「彼女」を受け入れていった心情、すれちがいから発展していった彼氏の内面の追い詰められぶりなど、読んでいると思わず引き込まれます。同じクラスの友人たちもそれぞれキャラが立っていて、群像劇としても楽しめますよ。(脇キャラたちが主役の物語も作中であったりします)
男女が逆転した大奥のなかで、無理やり連れてこられた僧侶(当然男性)が将軍(実は女性)を愛しはじめる話…。ということで主人公の男性の物語が綴られます。自分が今いる境遇を受け入れはじめ、自分をその状況に陥れた元凶であるはずの将軍を思い始めるところなどがしっかり書かれていて素敵です。現在連載中でコミックスは2巻まで出ています。手に取りやすいのではないでしょうか?
よしながふみさんの本は主人公が男性のものが多いです。もともとBL出身の方ですがいまは幅広く活躍なさっており、『フラワー・オブ・ライフ』(主人公は元白血病の男子高校生)や『子供の体温』(群像劇ですがあえて主人公と言えば男子中学生の父親)などは男性でも全く違和感なく読むことができると思います。何人かに勧めたことがありますがみなさん熱心に読まれていました。どれもオススメです。
少女漫画というかボーイズラブになるのかな…。男子校です。『風と木の詩』の再来のような気さえします。しかし主人公は過酷な過去を持ち、彼を愛する人もまた宗教の戒律にしばられていたり…。心の揺れが切ないです。また恋愛だけでなく友情や誤解など、学校生活にあるいろいろなことも描かれていて、流麗な描線で描かれた絵とともに酔わせます。やっぱり少女漫画カテゴリに入れたいですね。
これはちょっと少女漫画とはいえないんですが(青年誌?)、「男性視点」で面白いと思うのでおまけさせてください。
昨今の中国が行った衛星爆破でスペース・デブリの話題が出たりしていましたが、そんな未来を予見したような「デブリ掃除屋」の話です。主人公は男性で、宇宙を相手に仕事面でも精神面でも格闘している様子がよく表現されていると思います。ロケット狂の弟、宇宙船乗りみたいな父親がまたいい味出しています。男兄弟の一家ってこんなかんじなのかなあと思わせて面白いです。(自分は姉妹しかいないので…)
いろいろなジャンルから割と新しいものを選んでみました。すこしでもご参考になれば幸いです。
『大奥』は評判良さそうですね。名前は良く聞きます。
カレカノ(って略すんでしたっけ?)も超有名作ですよね。男性視点も丁寧なのか。
幅広い分野から紹介していただきありがとうございます。
名前だけ聞いてるような作品でも、こちらの欲しい分野だよと紹介されると読んでみたくなるものですね。チェックしときます。
やっぱプラネテスは読まなかんかなあ。
STAYの少年みたいな男性一人称で恋にのた打ち回る話というと逢坂みえこの『永遠の野原』あたりが近いんでないでしょうか。姉と二人暮らしの文系高校~大学生が通学電車に乗り合わせる美少女に恋したりフラれたり再開したりする合間にいろいろ青春する話です。主人公視点以外のサブエピソードも多いです。主人公のみっともなさはやや劣りますが、その分黒暴走するヒロインがよく主人公を振り回してくれます。ちなみにマイベスト最終回ランキング/マイベスト姉漫画ランキング/マイベスト犬漫画ランキングの上位常連です。
少年の恋心パワーを充填したい向きには白泉社ヘタウマ系少女漫画家の一角である桑田野梨子の諸作なんてどうですかね。とりあえず『男の華園』と、『犬神くんと森島さん』に収録されてる犬神くんシリーズをおすすめ。桑田野梨子は、好きだけど告る勇気のないへぼ男子学生が幸せなんだか不幸なんだかよくわからん微妙ゾーンに落とし込まれてじたばたする話をよく描くんですけど、そのなかでも恋愛と男性一人称度合いの高い作品です。基本コメディなんですけどたまに主人公がマジになると僕らの乙女回路がギュンギュンいいます。
それから那須雪絵の『ここはグリーンウッド』もそういう系統の話ですね。貧乏くじ少年のスカちゃん(蓮川くん)が高校の男子寮で先輩達とてんやわんやする話ですが、特に終盤のスカちゃん一世一代の大恋愛にはギュンギュンいわされますよ。
男の華園―A10大学男子新体操部 (第1巻) (白泉社文庫 (く-3-9))
男性一人称で真っ先に思いついたのは三原順の連作短編「ロングアゴー」です。名作『はみだしっ子』に登場する練れたオッサン二人組みを使ったスピンオフ作品なんですが、ほぼ完全に独立してるので問題なく読めます。主役は陰険なマセガキのロナルドと理想主義で喧嘩っぱやいジャックで、3話構成のうち1・2話は少年時代、3話は青年時代になります。1・2話はマセガキが余計なことばっかり考えて自爆するフリクリみたいな話で、3話はひどい不幸にぶち当たったジャックをロナルドが見守る話なんですけど、人間観察と漫画技術が半端じゃなくて、読み終わった後の満足感が凄いです。
挙げたのはみんな名作・傑作のたぐいです。気が向いたらどうぞ。
「黒暴走するヒロインがよく主人公を振り回してくれます」「僕らの乙女回路がギュンギュンいいます」らへんの紹介の仕方が実によく分かってらっしゃる。こちらの意図を読んだ回答どうもありがとうございます。
漫画自体それほど幅広く読んでるわけじゃないんですが、少女漫画となるとほとんど手つかず状態なので、hatikadukiさんだけでなく、こうやって紹介してくださる皆さんには感謝したいです。
グリーン・ウッドは名作ですよね!
私が紹介するのは
『○○迷宮シリーズ』 神谷 悠 (○のなかは毎回違うので…)
別名、京&一平シリーズといいます。
推理あり、コメディあり。な作品です。
ただ、かっる~いBLという見方も…
あと、
『っポイ!』 やまざき貴子
8年ほど前にジャニーズの面々でドラマ化もされました。
主人公の平にやられちゃいました!かわいいんです
いかんせん、登場人物が多く、少々とまどうこともありますが、中学3年生の恋愛・友情・受験の悩みをコメディにシリアスに描いています。自分もその時代に戻れたかのような気持ちにさせてくれます。
オススメです!!
迷宮シリーズは一応ミステリ好きな私としては魅力的なタイトルですね。
『っポイ!』はちらっと読んだことあります。ジャニーズと聞いてなるほどと思いました。
ありがとうございます。
ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス)
昨年、目出度く完結し、アニメ化や映画化もされた人気作品です。美大に通っている男子学生が主人公で、そこにハイテンションな隣人や天才の少女、頼りになる先輩、その先輩に恋焦がれる少女など、多種多様な人物のあいだで複数の三角関係が展開します。
話としてはシンプルではあるんですが、適度に挿入されるギャグとピュアな恋愛のギャップがたくさんのファンをつくりだしました。
他の作品とは違い、明らかに男子主人公の視点で進みますが、ジャンルとしては少女マンガであると思います。BLでもありません。おもしろいです。
BLっぽいものなら、『パタリロ』、吉田秋生さんの『BANANA FISH』なんかは名作と名高いですね。
おお「ハチクロ」ですね。これは3巻辺りまで読みました。流行ってるっぽかったので。
おもしろいですよね。やっぱり群像劇なところが好きなのかな。
『パタリロ』っていまウィキペディアで見たんですけど79巻も出てるんですね。しかも継続中。それだけの魅力がある作品なのでしょうね。覚えておきます。
ありがとうございます。
秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))
もうすぐ3巻目が出ます。実は自分が一番楽しみだったり。
古い作品ですが、少女マンガの王道的名作だと思います。
ドラマ化もされてますし、ご存知かもしれません。恋愛とかの要素がほとんどない獣医の卵の話ですけど、間違いなく少女マンガなんですよね。
霊能力を持つ少年(青年?)が主人公の人気シリーズです。オカルト系も少女マンガの系列で見落とせないジャンルかと。
amazonのページとか、ダイアリーの言及とか見ましたけど、どれもこれも面白そうですね。
萩尾望都は最近SF大賞とった人ですよね。気になっていました。
あと『動物のお医者さん』って佐々木倫子だったのですね。名前は知ってましたが、作者は知りませんでした。スピリッツとかIKKIとかで同じ作者の作品を読んだことはあるのでなんとなく雰囲気が想像できます。
ありがとうございます。
男性視点の少女漫画…。どうしましょう、たくさんありすぎて…。
ただ、西さんの本を最初に挙げられているので、
とりあえずリアルな男の子の心情を中心に書いた作品を挙げてみます。
敷居の住人
放浪息子
志村貴子さんは最近読み始めたんですが、ジェンダーに触れるテーマを描いているのに、
性差をニュートラルな立ち位置で眺めているような感じがあって、
その上で淡々とした毎日に浮き上がってくるドラマを書き記しているようなイメージです。
男女に限らず共感しやすいかと。
いつでもお天気気分
羅川さんも人間ドラマが醍醐味の作家さんだと思います。
今は「しゃにむにGO」という長編をかかれていますが、
とっかかりにはこの作品がいいのではないかと思ってこちらを。
子ども視点もアリなら是非「赤ちゃんと僕」も。
きみのことすきなんだ
ある意味少女漫画の王道という感。
こういう作品は古びないなぁと思います。
切ない、という気持ちを存分に味わっていただきたい。
以降は例示の作品とはちょっと傾向が異なりますが、
既出の回答内容から、ここら辺もアリかな?というもの、
またはある意味古典なので既に読んでいたらごめんなさいというものを。
メッシュ
「気になる」といわれていた萩尾さんの作品からコチラを。
萩尾さんの作品群はSFやファンタジー色の濃いものが多いですが、
こちらは一人の少年のお話。
近年「残酷な神が支配する」という作品がありますが、
それよりもまず先にメッシュを読まれることをオススメします。
ええとポーも良いですが、トーマの心臓も良いですよ。
エイリアン通り
成田さんも男性視点のお話ばかりで、どれを選ぼうかという感じなんですが、
やはりここが基本かなと。
最近は能の世界をテーマにした作品を書かれていて、こちらもオススメです。
秘密のポー
東城さんの作品もたくさんあるので紹介したかったんですが、
とりあえず雰囲気的にまずこれを。
「黒いチューリップ」シリーズや、以前、
http://q.hatena.ne.jp/1155227997#a586029
で回答した「見参!獅子王丸晶様」(一応探偵もの)など、
基本的にちょっと風変わりな男性の主人公が登場する作品が多いので、
このテンションがアリなら他の作品も是非。
ちなみに↑の質問で質問者さんが挙げておられた「アレックス・タイムトラベル」は私もオススメです。
むしろ「銀の三角」「マージナル」「バルバラ異界」といった萩尾さんの世界にいきなりダイブするより清原さんの方がとっつきやすい気がしますが、
どちらも深遠な内容には変わりありません。
女性作家のSFは男性視点が多く、他にも良作がたくさんあるのですが、
もう、少女漫画というくくりで紹介するのには抵抗があるという…私の個人的な理由から今回は見合わせました。
三原順さんも挙がっていましたが、あの方の作品も「SONS」「ムーンライティング」あたりに至ってはもう少女漫画というくくりでは…。(いっそ「ルーとソロモン」をオススメしたい)
ただし読後三日は頭の芯に残ること請け合いです。
以上かなり趣味に走っておりますがご参考まで。
おお、たくさんありがとうございます。思う存分趣味に走っていただければと思います。
覚悟はしていたのですが、幅広い作品がそろいましたね。こりゃよむのがたいへんだぁ。
『しゃにむにGO』は妹が読んでたのを借りた記憶があります。面白かったです。
なるほどBL系はそうなるのか。
そちらには疎いもので、考えが及びませんでした。
他のもなかなか興味深そうですね。
ありがとうございます。