・男だって百合が好きじゃん
・自分は第三者で覗き的なのがいいんじゃん
というあたりの理由は聞いたことがありますが、他に秘訣があるのでしょうか。
kasajamさんの回答に似ていますが「ホモソーシャル」という単語を知るとよりよく理解できると思います。
"ホモソーシャルとは体育会系などで顕著に見られる男性同士の緊密な絆で、ミソジニー(女性嫌悪)あるいはホモフォビア(同性愛嫌悪)が伴う。ホモソーシャルな関係によって、強制的に異性を愛すること、そして女性の家事労働に頼ることが前提として成り立っている家父長制が構成される"(ウィキペディア・ホモソーシャルより)
腐女子の好むホモである、やおいやボーイズラブはホモソーシャルをホモセクシャルなものに置き換えて楽しんでるものが多いです。
ホモソーシャルという女が入り込めない世界をホモであると好き勝手に置き換えて、妄想して楽しんでいるのです。
あるいは男たちが築いているホモソーシャルも外から見れば所詮ホモでしかない、とあざ笑っているおもむきもある気がします。
ゲイの人に興味や関心がある女性が多いですが、それは彼らが男性でありながらホモソーシャル外にいる存在だからです。
ホモソーシャルに属している男性からは、腐女子は理解しがたいかもしれません。「ホモソーシャル」という概念を理解し、その内と外を考えることが腐女子や腐女子の好むホモを理解する秘訣となるはずです。
その2点がわかっていれば大方合格ですが、
秘訣を聞かれるのですか。
秘訣は純愛です!
愛は重かったりはた迷惑だったりアホらしかったりしますが、
過っても過っても敢えて自分の信じる愛の道に突き進む
キャラの姿は、美しいですね。
性別という前提も含めて、
過ちが大きければ大きいほど腐女子が
喜びます。(あくまでフィクションとして、です)
愛ゆえ?の奇行などを発見しては
うれしそうに報告しあうのが腐女子の大きな喜びです。
まあ現実的には自分たちの
勘違いっぷりを楽しむ比重のほうが大きいかもしれないのですが。
なるほど・・・
>過っても過っても敢えて自分の信じる愛の道に突き進むキャラの姿は、美しいですね。
この辺は男女の価値観の違いかもですね・・・
あとは、男のオタクにも見られる自虐的な嗜好ってことでしょうか~
大変参考になりました!
「男女の絡み」という行為の中には、
当然、読み手と同性の存在が紛れ込んでしまいます。
この同性という存在に対し嫉妬を覚えることがあります。
同性を排除することで嫉妬を感じないという利点が1つ。
もう1点は絡みという2つのキャラクターを要する行為で、
2つのキャラクター両方に熱情を注げるというのが利点2つめ。
この2点の実利的な要因から考えると
婦女子が801を好む現象が理解しやすいかと思います。
なるほど、「嫉妬」があるのですね! それはまた新たな発見ですよ! しかし女性は恐ろしい!
私自身は腐女子ではない
(女ですが質問者さん同様ホモのどこがよいのかわからない)のですが
腐女子の友人がおり、ホモを題材にしたフィクションの良さ、
あるいはどうしてそれを好む人が多いのかについて真剣に考えたことがあります。
その結果ですが、ホモを題材にしたフィクションは
「性行為≠生殖行為」という図式が成立するため、シンプルに言えば
その関係性に未来がなく、極めて刹那的で、
周囲には秘密で当人同士だけがつながっていることが多く
当人同士の気持ちが切れればすぐに関係が終焉する可能性があるなど
綱渡り的な要素が多く悲劇に結びつきやすいところが
昔流行ったメロドラマっぽくて好まれるのではないかなと思いました。
あとは、男女関係と違いやってもやっても妊娠する可能性がないところが
女性にとっては安心して楽しめるのではないでしょうか?
なるほど、こんどはやや理性的な意見ですね。
「刹那的」という関係については、そのとおりだと思います。男女同士でも「恋人」と肩書きがついてしまうとなんとなく縛りがありますが、そういうのがない友達以上な関係というのは非常に緊張感があって心地よいですね。
軽く腐女子です。
穿った見方になりますが、男根中心社会への揶揄というとらえ方も出来るのではないかと思います。
一般社会では男女平等などと叫ばれておりますが、少年漫画やアニメなどにおいて相変わらず女性は枠外に置かれることが多いのではないでしょうか?
戦いの場に女は連れ込まない、男の世界に女は入れない。
女がそんな風に差し置かれる存在であることへの悔しさから、あえて「熱い男同士の友情」を「切ない男同士の愛情」と勘違いしてみることによって、自分が枠外にあることへの反逆をしているのではないか?とか自分の気持ちを自分なりに分析してみたことがあります。
あとあからさまに言わせて頂くと男性同士の設定にすると、男性が攻めるだけではなく受ける側になってしおらしく感じたり懇願している状況をたやすく設定できるので、それを見たいっていうのもあるのではないでしょうか?
いつも攻められてばっかりでは女も嫌なのかもしれません。
なるほど~
ちなみにどうでもいいですが、私は攻めるよりもおねえさんにいじめられるほうが大好きです。誘い受け入ってます。でもなかなかそういう機会がないのが現実ですね。。。
私ゃ、腐女子ではなく既腐人(最近は腐男子とも言われるようですが)なので回答対象外なのですが意見をば。
ホモのどこがよいのか。との事ですがこれに対して「男だって百合が好きじゃん」というのは実は少々意味合いが違ってきます。
というのも
ホモと、ボーイズラブと、レズと、ガールズラブと、耽美物は全て違うものだからです。
(薔薇はホモとBL、百合はレズとGLを兼ねた曖昧な表現として扱われるのでBL、GLを分けて表現します)
honestaholic殿がどれを指しているのか分かりかねますが
男性はホモに嫌悪感を持ちますがレズに嫌悪感を示さない方が多いのと同じで
女性はレズに嫌悪感を持ちますがホモに嫌悪感を示さない方が多くいらっしゃいます。
あるいはそもそも同性愛を全て嫌悪感を抱くかの3択です。
ただし「ボーイズラブ」と「ガールズラブ」については別物です。
なぜ腐女子がボーイズラブを好むかというと、
ボーイズラブの方がガールズラブよりも性的関係を含めたものが少ない傾向があるからです。
ですから同じガールズラブでもマリア様がみてる等の性的関係があまり出ない純粋なガールズラブに関しては腐女子の方々も嗜む程度は別として読まれます。
それとボーイズラブの場合、ライオンの子供同士がじゃれあうような活発さとか健気さ、あるいは逆に野生的な対立など多種多様な人間関係を描写出来るのに対しガールズラブの場合でのじゃれあいはボーイズよりも女性であるが故に「やわらかい」展開になってしまい締まりが悪いか、野生的な対立は「陰湿さ、執拗さ」(ちょうど今やってる大奥のような確執をイメージしてください)が出てしまいやはり締まりが悪くなってしまうのです。
で。ホモの良さですが。
私の場合、ストーリー性を求めるので、単なるホモは嫌いです。や○いは嫌いなのです。ホモでもレズでもノーマルでも。:D
なお、これらの見解は私が同人的要素を多分に含んだ10年分の溜め込み経験と資料、発行物を元に
体感で感じていることですので
あまり深くはツッコミを入れず、そういう風にも捉えられる程度で……。
じゃれあってるだけで性的なものはないのだよ、という説明にはかなり理解できます。
男の場合どうしても、どうあがいても性的なものを見出してしまうのですよね・・・
しかし、BLで登場人物がじゃれあってるように男どもがリアルでじゃれることはないですが、腐女子同士は普通にそんな感じでじゃれあってますよね・・・あれを男が現実でやるのを想像するとえぐいので、やはりBLに登場する男は男であって男でないような。
kasajamさんの回答に似ていますが「ホモソーシャル」という単語を知るとよりよく理解できると思います。
"ホモソーシャルとは体育会系などで顕著に見られる男性同士の緊密な絆で、ミソジニー(女性嫌悪)あるいはホモフォビア(同性愛嫌悪)が伴う。ホモソーシャルな関係によって、強制的に異性を愛すること、そして女性の家事労働に頼ることが前提として成り立っている家父長制が構成される"(ウィキペディア・ホモソーシャルより)
腐女子の好むホモである、やおいやボーイズラブはホモソーシャルをホモセクシャルなものに置き換えて楽しんでるものが多いです。
ホモソーシャルという女が入り込めない世界をホモであると好き勝手に置き換えて、妄想して楽しんでいるのです。
あるいは男たちが築いているホモソーシャルも外から見れば所詮ホモでしかない、とあざ笑っているおもむきもある気がします。
ゲイの人に興味や関心がある女性が多いですが、それは彼らが男性でありながらホモソーシャル外にいる存在だからです。
ホモソーシャルに属している男性からは、腐女子は理解しがたいかもしれません。「ホモソーシャル」という概念を理解し、その内と外を考えることが腐女子や腐女子の好むホモを理解する秘訣となるはずです。
「ホモソーシャル」という言葉と概念について初めて知りました。身近なものだけに、理論として捕らえるという考えがありませんでした。灯台下暗しですね。ところでプロレスラーにはやっぱりゲイが多いらしいですね。
腐女子です。
私が思うにホモ、というよりかはボーイズラブ(=BL)の良いと思えるところは…。
・薄く張った氷の上に立っているかのような関係
いつ何が起きてお互いの関係が破綻してしまうかは分かりません。大体、正直に言って世間一般に普通と言われている男女恋愛の方が生きていくうえでは余程楽なのです。しかし、苦労しようがどうなろうが恋人を男性に選んだその心。それがもう好きです。
・生々しさがない
男の取り合いを男二人がしてもはっきり言って非現実的です。しかしこれが、女二人だった場合。もう生々しすぎて嫌気が差します。こういう非現実的なところも好きな理由の一つでしょうか。
はっきり言って同性愛であんなにも(漫画みたいに)上手く話が進むわけがないのです。同性に告白しても、実らないのが普通でしょう。
しかし、もう少しだけ、もう少しだけ夢をみていたいのです。男女のドロドロとした恋愛に、実際に身を任せる前に。女同士の実らない恋愛に、実際に身を任せる前に(!)
夢を見れるのもBLの良いところなのかもしれないです…。
氷の上に立つような関係といいますが、「お互い、もしくは片方にとっては恋愛対象としてやぶさかでないけれども恋愛関係に発展しないことを前提とした男女の友情」とかも、かなり危うい関係だったりしてwktkですよ。
現実感の無さがやっぱりやおい穴なんていうカオス的存在を生み出すのでしょうか!
ちなみに男女のドロドロした恋愛とか大好きですYO!
「ホモソーシャル」という言葉と概念について初めて知りました。身近なものだけに、理論として捕らえるという考えがありませんでした。灯台下暗しですね。ところでプロレスラーにはやっぱりゲイが多いらしいですね。