デジカメで撮影して写真屋さんでデジカメプリントしてもらったものと、
フィルムカメラで撮影して写真屋さんでプリントしてもらったものとで、
写真を見ただけで見分けがつきますか。
「写真に詳しい人が見ればわかる」とすれば、どこで見分けるのでしょうか。
一番簡単な見分け方は、
ピントがあっている部分から、ぼけ始める部分の
距離をみることですかね。
デジカメでとったものはピントが合う範囲がフィルムよりも
広いようでボケが少ないです。
逆にフィルムはピントが合う距離がシビアでくっきり写る部分と
ボケる部分がはっきりしているのでそこで見分けがつくかなと思います。
あとは、物によりけりですね。
夜景の場合であれば、黒い部分に注目すると、フィルムは真っ黒に
写りやすいのですが、デジカメの場合は原色(赤黄青)の粒状感が大きくなり
補正した為に黒い部分が角ばって見えますし。
風景写真を撮ると、余程大きなレンズでない限り、デジカメは奥行き感がなくなります。
人物写真では変にピントがずれている場合や、色が偏っているのはフィルムが多いですね。
デジカメは、基本その場でカラーバランスを調節してしまうのもが多いので。
花の写真は、色がフィルムの場合は色にメリハリが出やすいですが、
デジカメは少し補正してしまうのか、パンチの効いた色になりにくいです。
(後で、PCで補正すればいいことですけど、普通はやらないかもしれません。)
フィルムでも、リバーサルという種類がありますが、これは多分誰でも一目でわかるかな
と思います。ダイレクトプリントでノートリミングを指定すると、写真のふちが黒くなり
フィルムの穴の開いているところがうつったりします。
さらに、発色が一番パリッとしていますから
(発色が良いといいたいのですがちょっとニュアンスがちがうので・・)
大体8割は当てはまるかなと思います。
参考URLhttp://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/camera/camera3.htm...
ずっと気になっていたので、今さっき30倍のルーペで確認してみました。
布のところとかだとわかりにくいですけど、
顔の部分を見ると、濃淡がぼんやりしてるのがフィルムで、
デジカメは、四角いマスで、丁度、パソコンで写真を拡大したような感じで顔の濃淡がついていました。
普通の虫眼鏡ではちょっと判別が難しかったです…ごめんなさい…。
こちらの写真スタジオのQ&Aにもありますが、アナログ写真(フィルムカメラで撮った写真)とデジタル写真の決定的な違いは、明るさや色が連続的に変化するか離散的に変化するかという点です。
機械式時計とクォーツ時計との秒針の動き方の違いと同じイメージで考えていただいたらいいと思います。
http://www.p-a-tsuji.com/qa/index.html#q6-1
ただ、最近の有効画素数が700万画素や1000万画素といった高画質のデジカメで撮った写真とアナログ写真の違いを人間の目で見分けられるのは、4切(B4くらいの大きさ)以上の大きさまで引き伸ばして、なんとか分かるかどうかというレベルだと思います。
普通のE判やL判と呼ばれるような小さなサイズの写真では、「写真に詳しい人」が見てもまず見分けがつかないはずです。
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