ゴム製のアヒルは英語で rubber duck (rubber duckie) と言います。
ご質問の回答はWikipedia(英語版)に詳細が解説されています。相当面白いです。ぜひ全文読んでみてください。以下簡単に要点をまとめています。
Rubber duck は米国では古くから子供向けお風呂玩具(おもちゃ)の定番で、世代を超えて一度は遊んだことのある馴染み深い玩具のようです。日本で言えば、さしずめ玩具版「サザエさん」と言ったところでしょうか。
Rubber ducks have achieved status as a popular icon and, while still primarily considered a children's toy, are used by people of all ages.
お風呂で遊ぶチュウチュウ空気音がする玩具がありますが、クワックワッ鳴くアヒルほどはハマっているものはないというのが彼らの解釈のようです。
このRubber duckを玩具の「サザエさん」(不動の位置)たらしめたのは、セサミストリートで主役キャラクターのアーニー(Ernie)が黄色いRubber duckが大好きで(お風呂の友として)、"Rubber Duckie"という歌まで歌って可愛がったことが大きいようです。
原文では、「これにより、黄色のゴム製のアヒル(yellow rubber duck)は、アメリカポップカルチャーの偶像的存在になった」とあります。
The yellow rubber duck has achieved an iconic status in American pop culture. In the United States the rubber duck is often symbolically linked to bathing or bath tubs and to babies and toddlers
英国では、2001年に「エリザベス女王の浴室には浮き袋の王冠を被ったRubber duckがある」とタブロイド紙に報じられて、Rubber duckの売上げが80%アップしたそうです。
また、ハリー・ポッターの映画の2作目「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の中でも、人間の暮らしについて知りたくて仕方のない親友ウィーズリーの父親がハリーに、
”tell me, what exactly is the function of a rubber duck? 「rubber duckについて詳しく教えて欲しい」
と訊く場面があるなど(hisaaki_kawaさんと同じですね)、世代を超えて誰もが知っているキャラクターという前提で映画のストーリーの素材として選ばれています。
ちなみに、カナダ、英国、ドイツ、日本、シンガポール、ニュージーランド、米国、オランダには、熱狂的なコレクターがいるらしく、なんと1,437種類のRubber duckを集めたコレクションがギネスに認定されているそうです。
ホテルになぜあるかは、世代を超えて愛されるキャラクターを「旅の癒しにどうぞ」という意図だと思います。背景がわかると、にっこりしている宿泊客の姿も目に浮かんできます。微笑ましいサービスですね。ぼくも今回wikipediaを読んで理解できて楽しめました。
ありがとうございました。
単に、ほっとして貰う為ではないでしょうか。
日本で言うところでの、
茶菓子
浴衣を選ぶ
意味を余り考えても仕方のないような事だと思います。
遊び心ですよ!
ゴム製のアヒルは英語で rubber duck (rubber duckie) と言います。
ご質問の回答はWikipedia(英語版)に詳細が解説されています。相当面白いです。ぜひ全文読んでみてください。以下簡単に要点をまとめています。
Rubber duck は米国では古くから子供向けお風呂玩具(おもちゃ)の定番で、世代を超えて一度は遊んだことのある馴染み深い玩具のようです。日本で言えば、さしずめ玩具版「サザエさん」と言ったところでしょうか。
Rubber ducks have achieved status as a popular icon and, while still primarily considered a children's toy, are used by people of all ages.
お風呂で遊ぶチュウチュウ空気音がする玩具がありますが、クワックワッ鳴くアヒルほどはハマっているものはないというのが彼らの解釈のようです。
このRubber duckを玩具の「サザエさん」(不動の位置)たらしめたのは、セサミストリートで主役キャラクターのアーニー(Ernie)が黄色いRubber duckが大好きで(お風呂の友として)、"Rubber Duckie"という歌まで歌って可愛がったことが大きいようです。
原文では、「これにより、黄色のゴム製のアヒル(yellow rubber duck)は、アメリカポップカルチャーの偶像的存在になった」とあります。
The yellow rubber duck has achieved an iconic status in American pop culture. In the United States the rubber duck is often symbolically linked to bathing or bath tubs and to babies and toddlers
英国では、2001年に「エリザベス女王の浴室には浮き袋の王冠を被ったRubber duckがある」とタブロイド紙に報じられて、Rubber duckの売上げが80%アップしたそうです。
また、ハリー・ポッターの映画の2作目「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の中でも、人間の暮らしについて知りたくて仕方のない親友ウィーズリーの父親がハリーに、
”tell me, what exactly is the function of a rubber duck? 「rubber duckについて詳しく教えて欲しい」
と訊く場面があるなど(hisaaki_kawaさんと同じですね)、世代を超えて誰もが知っているキャラクターという前提で映画のストーリーの素材として選ばれています。
ちなみに、カナダ、英国、ドイツ、日本、シンガポール、ニュージーランド、米国、オランダには、熱狂的なコレクターがいるらしく、なんと1,437種類のRubber duckを集めたコレクションがギネスに認定されているそうです。
ホテルになぜあるかは、世代を超えて愛されるキャラクターを「旅の癒しにどうぞ」という意図だと思います。背景がわかると、にっこりしている宿泊客の姿も目に浮かんできます。微笑ましいサービスですね。ぼくも今回wikipediaを読んで理解できて楽しめました。
ありがとうございました。
なるほど、とても詳しくて的確な説明をありがとうございました。勉強になりました。
なるほど、とても詳しくて的確な説明をありがとうございました。勉強になりました。