日本では初詣に行ったり年賀状を出したりすると思うのですが、【○○では元日には××をする風習がある】といったようなユニークで面白い正月の外国の文化について知りたいです。
年賀状のところでも書いた、イランのノウルーズ、日付は春分の日で年によりかわります。実際に体験した人のページより。
正月飾りとして門松(しめ縄)や鏡餅などを飾りますが、イランではhaft sin(7つのスィーン)という縁起物をそろえて飾ります。
金魚(あるいは水だけ)を鉢に入れて飾ります。これは生命が原初水から発生したこと、金魚はその最初の生命を象徴するものとされています。
ノールーズ13日目には皆が一斉に新緑の出始めた川沿いにピクニックに出る習慣があります。家の中にいるとつきがなくなるといわれます。
など。
スリランカでは、お正月に「ミルクの吹きこぼし」をするそうです。
http://members2.jcom.home.ne.jp/kelt/srilanka2.html
お正月の始めにはまず、家のリビングルーム(その家の一番中心的な部屋)の真中で鍋にミルクを沸かします。
沸騰したミルクがふきこぼれて、その行事はめでたく終了。
ミルクは豊かさの象徴で、それが部屋にあふれる事でその年の繁栄を祈る意味があるらしいです。
ミルクの吹きこぼしが終わると戸外に出て、次々に爆竹を鳴らします。
どこもかしこも爆竹の音で満ちて、耳がおかしくなるような騒ぎです。
その他、いろいろな国の正月の風習についてのページを集めてみました。
中国(地方によっていろいろな風習があるようです)
http://www.arukikata.co.jp/webmag/2005/0512/sp/051200sp_01.html
タイ
http://www.tepore.com/cooking/tabearuki/200304/index.htm
韓国
http://www.mindan-tokyo.org/shogatsu.htm
ベトナム
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5692/christmas.htm
モスクワでは、暦と宗教の関係で正月とクリスマスが、一緒です。
一緒に働いていたモスクワっ子によると、1週間パーティーが続くそうです。
ちょっとまとはずれかな。w
カトリックの国であるスペインでは正月という概念は無く1月1日は特に重要な日ではありません。何かすると言っても家族で夕食か友達と夕食その程度です。ちなみに24の夜と25の昼は1月1日に比べてはるかに重要でこの日はやはり家族と共に過ごすというのが伝統。夕食の後教会にお祈りに行きます。その辺りは日本でイメージされているような彼氏彼女と共にロマンチックな夜を過ごすというのとは隔たりがあるような気がします。加えて日本ではこの日にサンタクロースが子供たちにプレゼントを届けると言う事になっていますがスペインでは1月6日がその日です。しかもプレゼントを届けるのはサンタクロースではなく3人の王様と呼ばれるメルキオール、カスパー、 バルタザーが海から船に乗ってやってきます。それを市長が出迎えその後街を大パレード。これが多分年末年始を挟んだ最も大きなイベントではないかと思われます。
ハワイ、香港、韓国、台湾のお正月について記載されています。
香港のお正月は日本と似ているみたいですね。
http://www.netlaputa.ne.jp/~tokyo3/oshogatsu.html
ブラジルではお正月よりクリスマスの方が盛り上がるそうです。
フィリピンや台湾では各家庭で花火をしたり爆竹を鳴らして祝うとか。
http://www.city.minokamo.gifu.jp/home/kouhou/ryouri/1.html(世界の正月料理&正月エピソードが紹介されています)
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