漫画(原作名・掲載雑誌)とドラマ(放送局・時間帯)を記した上で、以下の質問に答えてください。
1.原作の魅力
2.ドラマ化はどうだったか
3.なぜドラマ化されたのか考察(必須)
例:
はるか17(週刊モーニング)、テレビ朝日系(金曜23:15-24:10)
1.モーニング特有の現実にありそうなヒューマンドラマでありながら、読者には非日常の世界観を提供してくれる作品。
主人公はるか、プロダクション社長に加えて、ライバルとして登場するアイドルたちも個性的なキャラで魅力的。
2.平山あやファン専用ドラマなところがあったが、パロディとギャグ満載の笑えるドラマ。もちろん原作の感動シーンもある。
3.芸能ネタということもありテレビ受けしやすい作品だった。
ドラマ視聴者がモーニング読者と重ならないため、テレビ視聴率、漫画、DVDにつながるWIN-WINの企画だった。
「ドラマ視聴者が掲載雑誌読者と重ならない」というあたりを深く掘り下げたいので、詳しい方はよろしくお願いします。
リクエスト:ブラックジャックによろしく、ナースあおい、ドラゴン桜、嬢王、のだめカンタービレ、CA(シーエー)とお呼びっ!
1.3にも書きましたが、人間関係や医療問題が非常にリアルに描かれ、さらに人情話としてしっかり心に響く作品で、女性看護師視点で描かれたところが魅力でしょう。
2.病院の営利主義を改善すべく奮闘する姿とリアルな医療問題を描いた人気ドラマになった。医師顔負けの実力を見せるやり手ナース役のため、当時、出演者はさまざまな実習を積んで撮影に臨んだ。渾身の作品であり、高視聴率をとり、連ドラ放送中にも視聴者からスペシャルやパート2を望む声があった。
3.
爽やかな青春ドラマでありながら、人間関係や医療問題が非常にリアルに描かれ、さらに人情話としてしっかり心に響く作品だった。医療をテーマにした連続ドラマはこれまでいくつも制作されているだけに、視聴者が食傷気味との見方もあるが、女性看護師視点で描かれた作品は決して多くはなかったので、視聴率が期待できた。
CAとお呼びっ!
1.間の悪いミスが多いが、打たれ強く、明るい性格と物おじしない行動力が持ち味で、趣味は高級下着集めというキャラクターが、元彼を見返すためにCAとなり華やかな生活を夢見たが、現実の厳しさに直面しながら恋愛、仕事、友情を通じて「女にとって、本当の幸せとは何なのか」を見つけながら成長していく姿を、コメディータッチで描く作品。
2.茶髪やヒールの高い靴を履くなど実際の客室乗務ではあり得ない非現実さをドラマの売りにしている。ただ仕事自体の描写には甘さが見受けられ、リアルさには欠ける結果となっている。ベタな話でベタな展開、先もよみやすく、視聴者受けは良くない。
3.女性のあこがれの職業であるCAだが、入社して3年間は契約社員で給料も安く、肉体労働の上に多忙という側面もあり、華やかだけど、女性が成長するところとして注目したい場所であるから。
http://media.excite.co.jp/News/weekly/030624/topics_p01.html
またまたありがとうございます。
>実際の客室乗務ではあり得ない非現実さをドラマの売りにしている
分かる人がツッコミを入れながら見ては「ありえない!」と大爆笑、なんでしょうか。
URLの一連の記事:テニプリやドカベンを評して「カッコイイ登場人物の動く筋肉としたたる汗を魅せるための舞台装置でしかない」と言いきるあたりが最高でした。
1人につき5件まで回答を受け付けるに変更しましたので、どんどんご回答ください。
1、原作の魅力
2ドラマ化はどうだったか。
3、なぜドラマ化されたのか考察(必須)
- 参考サイト様
ドラマ公式:http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/antique/
ドラマ舞台:http://www.tsuji.ac.jp/hp/antique/
詳細ロケ地:http://loca.ash.jp/info/2001/d200110_antique.htm
よしながふみとは-はてなダイアリー
ウィキぺディア
>原作人気、かっこいい男性陣、女性層は食いつきやすい
よしながふみということもあり、裏には杉浦由美子的な要素が満載ということでしょうか。
妄想専用ドラマ企画もかなり需要ありだと思います。
充実したリンク集ありがとうございます。
ドラゴン桜
1.いまどきの高校生たちのリアルな日常と社会への思いが投影された青春ストーリーのほかにも、実践的に役立つ勉強方法が紹介されるのが見どころ。
2.ドラマは、原作の受験テクニックよりも、主人公たちの受験を通して成長していく姿を重点に置いている。シナリオ・構成的にも、テーマに絞り込んでおり、かなりしっかりした作りこみをしている。このドラマは受験生だけでなく、10代・20代の男女を中心に大ヒットした。不必要な恋愛要素などを盛り込まなかった事が、功をそうしている。ドラマ化をきっかけに、モデルとされた人たちから関連書が次々と発売されたり、既刊書籍に主人公の絵をあしらった帯が巻かれるなど、影響が広く波及している。さらに東大の志願者も増加した。
3.まず、原作は書かれている内容を実行すれば、東大に誰でも入れるというハウツー本ではないし、努力をすれば絶対に報われるという、努力信奉の本でもないし、勉強が人生の全てを決めると子供に吹き込むトンデモ本でもない。
この本が優れていて、尚且つ面白く感じることができる理由は、社会にとって学生時代の勉強がどのように役に立つかを知り、大学受験で、受験者にどのようなものを大学が求めているかを知り、世の中は勉強が全てではない、人格こそが大事だという一見正しそうな奇麗事をぶった切っている事である。
確かに学校の勉強が子供にとって全てではない。だが、偏差値以外にどうやって子供の努力や本当の実力を公平に測ることができるのかと、人格信奉者の「甘え」や不合理さに冷や水をぶっ掛けている。社会は奇麗事だけではない。逆にいえば、その中で強く生きていくためにも、勉強をする事、勉強に取り組む意味を知る事が大事なのだと気付かせてくれる。本当に人格が優れている人とは、奇麗事で片付けられないことにも真面目に取り組み、生き抜いていける強さを持った人間なのだと。
このような教育アプローチをしてくれるマンガと言うのは今までになかったと思う。
こういうところにテレビ局が注目し、ドラマ化を決定したのではないか。今までのお受験ドラマとも違うし、山下智久を起用することで、ジャニーズファンを狙った視聴率を取れると思ったのだろう。
おぉ、3回目。
>ドラマ化をきっかけに、モデルとされた人たちから関連書が次々と発売された
>東大の志願者も増加した
幅広い広がりを見せているようですね。
英語の先生のモデルとなった人の話は聞いたことがあります。
影響力の強さと良い方向性を持った内容を失わず両立させたことが、ドラマ化成功の要因なのでしょう。
原作の内容を考慮すれば成功が約束された企画とも言えそうですが。
医龍
1.多分、今までの中の医療マンガの中でも比較的若い女の子にも受け入れてもらいやすい作画だと思う。
絵柄がシャープだし、コマの見せ方とか面白いし、テンポもよくて多分読みやすい。
ちょっと、専門的な話がはいったりするが…。
それがなければ、医療マンガとして始まらない。
2.2006年4月度のドラマの中では高い支持を得ていたが、視聴率は決して高くはなかった。それでも最終回は『トップキャスター』に次いで2番目の高視聴率を記録した。また、今期のドラマで唯一、最終回で最高視聴率を記録している。
評価の高さの要因として、原作の雰囲気を壊さずに、過剰な演出や脚色を控えて、テーマのみを追求している事が挙げられるという意見もある。
その一方で、原作のセリフを一見忠実になぞってはいるものの、ストーリーの大筋とは関係なく発言する人物を(原作では教授会に出ているはずのその場にいない登場人物に)恣意的に変更するなどして、問題視された。また、俳優の登場しているシーンと手術の詳細を写しているシーンの光源の使い方が異なりすぎ、ぶつ切りな印象が与えられる演出であった。
3.医療をテーマに病院が舞台となっているドラマやマンガを原作にしたドラマ。いずれも最近はやや食傷気味という視聴者も少なくない。医龍はこれまで既刊10巻までのコミック売り上げが累計200万部と中ヒットくらいの作品ではあるなりが、第50回小学館漫画賞を受賞するなど、その内容に対しての評価は高かった。
原作の評価が高ければ、読者が視聴すると考えたのだろう。
医龍は、ストーリーに感動しながらも、タイプの違ういい男(坂口や小池)で目の保養をするという一石二鳥のドラマかも。
なんと4回目。
>ストーリーの大筋とは関係なく発言する人物を恣意的に変更する
「設定変更」が裏目に出た一例ですね。
原作人気頼みはある程度仕方がない部分もありそうだが、製作サイドは演出とキャスティングに手を抜いて欲しくない。
という意見は確かに多々ありそうです。
レッツ・ゴー!永田町
週刊ポスト(小学館)に連載されていた漫画「票田のトラクター」が原作
1.政治についてわかりやすく描かれている。政治を勉強するならこの本をすすめる。へたな政治の本よりもすごくわかりやすく、政治の裏までもわかる。
2.ドラマはとても低視聴率だった。「天下り」や「談合」など、出てくる話題は、ある意味、使い古されたもの。政界ドラマは、ともすれば現実の方が面白い。あまりに「今」に執着しすぎたのが、敗因だろう。それと、バラエティと見紛うごときテロップは、やはりドラマには合わない。演出ミスも敗因の一つ。
3.小泉政権をパロディーにして話題を狙ったのだろう。確かに良い意味でも悪い意味でも話題になった。
さすが、5回目。
>政界ドラマは、ともすれば現実の方が面白い
確かに現実の政界には面白いキャラばかりですし。
URLの「原作の先生の許可がおりなかった・・・」という一連の内容は、今年の「ゲド戦記」批判と通じると思いました。
1人につき10件まで回答を受け付けるに変更しました。まだまだ出しつくしていないようであればご回答ください。
ブラックジャックによろしく(週刊モーニング/TBS)
1.原作の魅力
ドラマから入ったので原作は後から読みましたが、ドラマとはまたちがう魅力を持っていました。
初めはドラマの透明感ある作風が年頭にあったせいかやや泥臭いなァと感じながら読んでいたのですが、読み進めていくうちにストーリーと人間ドラマにそんな違和感などすぐ吹き飛んでしまったことを覚えています。ドラマで展開は知ってたのにそれでも面白く感じられて、気がつくと次々と読んでいたのは原作版が持っている独特の作風による力でしょうか。
2.ドラマ化はどうだったか
非常に成功していたと思います。平井堅さんの主題歌はいまだ忘れられません。見せ場を良く心得ているし、ゲスト芸能人も浮いてなくてちゃんと役にはめ込んでいたかんじが好印象。フィルムの絵がちゃんと作品の空気を映し撮っているような質感を持っていて昨今のいかにもデジタルといった安っぽさもなく、あと演出やなんかに米国ドラマを研究したような形跡もあって構成や展開もテンポよかったです。とても楽しませていただきました。
それと原作とは違って透明感ある雰囲気になっていましたが、テーマの核は外してなく、この点も原作を読んでさらに凄いと唸らされました。
3.なぜドラマ化されたのか
純粋に原作が持つ面白さと、病院モノはドラマ受けがいいというジンクスもありそうなのですが、企画が通るのは担当プロディーサーの好みとか力関係も影響がありそうだしよくわからないです。とりあえずストーリーがしっかりしてるとドラマ化しやすそうではありますか。
とはいえ、昨今の原作クラッシャーなドラマを映画を観てると悲しくなります……面白い原作が高いクオリティで実現されたらそれだけで十分だと思うというか、余計なマーケのせいで潰されたドラマも少なくないような。作風やコンセプトをミスったジャニドラマとか。や、面白かったジャニドラマもありますけれど。その辺はスポンサーやプロデューサーを説得するために変にノイズが入ったりもしてそうかなーとシロウト妄想を膨らませてます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%...
ありがとうございます。
>平井堅さんの主題歌はいまだ忘れられません
ドラマ主題歌。これも人気を決める要素のひとつだと思います。
>スポンサーやプロデューサーを説得するために変にノイズが入ったり
制作サイドには視聴率だけでなく、作品を語られるものと意識してほしいですね。
確かに人気キャストで盛り上がることは否めないのですが・・・
①獣医をめざす大学生の日常生活を描いた漫画。売りは強烈な
個性を持つキャラクターが複数いることかな。雰囲気として
は、全体的にほのぼのしている
②朝日系で木曜9時から、の放送だった。原作の売りは、動物と の会話、という点にもあったことは確か。しかし、その動物
の会話がピンクの字幕であったことが受け付けなかった。その
ほかにも演出には不満があった。また出演者の演技力もイマイ チだった。例えば主人公はボーとしているが、物事に動じない
落ち着いている人物という設定だったが、ドラマではボーとし
ているようにしか見えなかった。
③もともと、人気があった漫画だから。獣医学部の雰囲気が伝わ る漫画だったから、ということもあったかもしれない。高校時
代に進学情報雑誌で、参考漫画として紹介されていたから。
ただし、学問的な漫画ではなかった
①幸せな恋愛を求めて、イイ男にアプローチして、肉体関係を結ぶ
が、いつも失敗。そういった女性を、笑いありで上手く描いて
いると思う。「男好き」な女性を描いているのが売り、かな。
②フジ系、夜10時。原作とややストーリーが違う部分もあったが、
期待を裏切らない作品だったと思う。主役に稲森いずみにしたの
もよかったと思う。
③原作も性描写は割合きちんと描いているので、『失楽園』などが 映画化されたのと同じような理由と思う
ありがとうございます。
>出演者の演技力もイマイチ
>動物の会話がピンクの字幕であった
原作の雰囲気が独特なだけに実写で再現するのはかなり難しそうですね。
だからこそ脚本と演出に制作サイドの実力が問われるのでしょうが。
>進学情報雑誌で、参考漫画として紹介されていた
>学問的な漫画ではなかった
ドラマの影響があったのかどうかは不明ですが、獣医学部を紹介するとしてもただのネタにしかならないですよね。
>主役に稲森いずみにしたのもよかった
安野モヨコ作品はドラマっぽいものが多いので、確かにキャスト次第で良いものになりそうではあります。
GTO(藤沢とおる)
1.時事ネタが豊富で、またオタク向けのネタが随所に見られる。現代の教育問題、社会問題を多く取り扱っているのが特徴だが、その一方で無茶苦茶なギャグも盛り込まれ、多くのファンを獲得した。大げさかもしれないが、教師の実態や本音、少年少女の心中などが描かれ、学校というシステムの病巣に鋭くせまっている主要キャラは全員、凄まじいまでに現実離れした美形であり、女性からの人気も非常に高い。
2.ドラマ版は非常に人気が高く、関東地区の視聴率は最終回で35.7%を記録した、大ヒットドラマ。中学校ではなく高校を舞台としていたり、鬼塚と冬月が対立関係にあったり、キャラクターの性格や行動が一部変更されていたりと原作とは異なる点が多い。
講談社作品のドラマ化としては当時数年来のヒットといわれた好評作品であった為、この後もテレビドラマとして新シリーズが計画されていたと言われる。しかし、講談社の写真週刊誌「フライデー」が反町隆史について記事を掲載し、これに反発した反町の所属事務所と講談社の関係が急速に悪化、その煽りを受ける形で本発表寸前まで行きながら立ち消えになったといわれている。
3.数多くの学園モノドラマがあるが、ここまでハチャメチャな作品は初めて。学園モノということでマンガを読んだことのない視聴者にもとっつきやすい作品だった。実際、マンガを知らない人もドラマは見たという人が多く、ドラマ化が終了してからマンガがさらに売れた。
イグアナの娘(萩尾 望都)
1.母に愛されない娘の物語。萩尾さんの「いつもの話」だが、ユーモアのある短編で読みやすい上に、母にイグアナ扱いされる娘もどこか逞しくサバサバしており好感度が高い。
ドラマと内容が違い、リカの親友の伸子も出てこないし、昇との恋もない。しかも、短編集で話が短い。
しかし、これはこれで面白く話も上手くまとめてある。
2.原作は短編で、登場人物の心の動きをさりげなく、それでいむだのないストーリー展開で描いていた。
一方ドラマはそれを思いっきり掘り下げて、痛いほどに登場人物同士の心のぶつかりあいをリアルに再現していた。
共通のテーマを対照的な描き方をすることによって、多面的に掘り下げたと言う意味で、相乗効果が高かった。
3.設定はシュールで、ディテールにおいては、自分の娘を愛せない母と、それゆえにコンプレックスを抱き生きにくさを感じ続ける娘の日常をリアルにせつなく描き出している。その当時、自分の子どもを愛せない親が子どもを虐待するという虐待事件が相次いでいて、このドラマで問題提議をしたかったのではないか。
漂流教室(楳図かずお)
1.怖いし、面白い傑作SFホラー作品。この作品の魅力は、人を怖がらせ、かつSF的に楽しませるという二つのことを同時に達成した点にある。
出てくる登場人物はほとんどが小学生だが、言動は人間的でリアル。行動に非合理的なところはないので、大人も楽しめる。
人を怖がらせることはたいへん難しいことだと思うが、子供を主人公にして、人間の醜い部分を描くこの作品の怖さは、ホラー作品の中でも特別な存在。
2.内容もSFだけでもラブストーリーだけでもなく、環境問題、大衆の態度、家族や大切な人とのつながりなど、丁寧にかかれていた。この作品は今までのドラマには無いものがある。
緊迫した状況で進むドラマの中の言葉はシンプルなのに一つ一つ重みがあって心に残る。
3.漂流教室に関しては、過去に何度もドラマ化の話はあったが、そのたびに「映像化がムリ」「予算が大変なことになる」などの理由から立ち消えてした。
20年ほど前にもドラマ化の話があったようで、これはその後紆余迂曲説を経て「学校ではなく生徒そのものが全国を旅(漂流)する」コメディタッチのドラマ『ピーマン白書』になった。(本放送で打ち切り)
前提として「原作マンガを読んでいない人」をターゲットにしている。これは間違いないだろう。宣伝などでの売り方を見ても、つまり「楳図かずおの『漂流教室』のドラマ化」じゃなくて、「『漂流教室』をベースにしたドラマ」である。
今までにはないSFドラマなので、視聴者にも目新しいと思ったのではないか。
『花より男子』TBS、2005年10月スタート、金曜夜10時~。続編は2007年1月より。
(ドラマのヒット後のセールスで)日本で一番売れた少女漫画。お金持ち学校のイケメン4人組に貧乏な主人公という逆ハーレム設定ながら、主人公が色気のない勝気な性格だったこと、最初はひどいイジメにあったことなどから学園サバイバルものとしても面白かった。話が恋愛に移行しても、今は自分を好きだが、かつては自分を虐めていた道明寺と、かつて自分を救ってくれたが、本当は他の人に恋焦がれる花沢類の間で多くの読者が揺れ動いた。道明寺一本になっても、家柄が不釣合いだったり、母親の妨害にあったりととにかく飽きない展開で面白い。
最初は違和感のあったF4側が意外とシックリはまり、最初から最後まで高視聴率のまま駆け抜けた。脚本は、漫画に忠実ではなかったが、それぞれのキャラクターを生かし、また実写ならではのお金持ちな暮らしも良く出ていて面白かった。パート2作成決定。
『のだめカンタービレ』のドラマ化案(主演・V6岡田)がポシャった後釜企画。その後、のだめはフジ月9に売られる。
もともとドラマ化の企画はあったと思うが、急な出来事だったため、ドラマ化しやすい原作が選ばれたのかも知れない。また、井上真央がハマり役だというのはキッズ・ウォー時代から言われていたので、成長するのを待っていたのかも。井上の事務所が原作権を持っていたらしい。
mixiのコミュニティなどを見ていても、ドラマとしてはツカむべき層をがっちり掴んで成功したという印象。他の漫画原作ドラマと比べて、読者層と視聴者層は被っていると思う。逆に、『ドラゴン桜』『医龍』などは、原作(は読んでいましたが)の掲載雑誌は触ったこともないが面白かったドラマ。
ちなみに『のだめ』がリクエストなので、答えられる部分だけを。
クラシックとギャグが融合したところ。帯の『こんなに笑えるクラシックがあったのか!?』という文言どおり、男女共に読みやすく、笑える久々の少女漫画として3年前ほどから話題に。その頃から週刊誌でドラマ化の企画はあった。またCDも発売されており、音楽という面ですでにリアルとの繋がりが持ちやすい状態だった。
月9枠を再び勢いづけるため、かなり鳴り物入りで登場したように思われる。誰もが名前を聞いたことがある作品で、また男性にもとっつきやすいといわれているため、ドラマ化にはもってこいの漫画だった(が微妙に時期が遅すぎた感もある)。クラシックを題材にしていることから、2次的な波及効果も望まれると思う。
ありがとうございます。
>他の漫画原作ドラマと比べて、読者層と視聴者層は被っている
少女漫画はもともとドラマっぽいですよね。
設定が面白ければドラマ化されておかしくないストーリーがまだまだありそうです。
>またCDも発売されており
のだめのドラマ化は確かにクラシックCDが売れそうです。期待できそうです。
ありがとうございます。
「ナースあおい」の回答ということでよろしいのでしょうか。
URLの考察:「設定変更」「原作のデフォルメ度」というドラマ化の成功要素がとても面白かったです。