今回の決算で、国立大学法人全体では利益が上がっているようですが、今後もそのようになるのでしょうか?
理由・根拠も踏まえてご意見をお聞かせください。
ソースもあればお願いします。
経費削減という意味では色々と取り組みが始まっており、財政状態がいい方向に向かっていることは確かだと思います。学生が集まる有名大学は健全になる気がしますが、ダメなところはダメになるはずで、いわゆる二極化が進むと考えています。
国立大学は法人化され非公務員化されることにより、これまで不要だった費用があらたに発生することになりました。
新たに理事が任命されることにより理事の人件費が必要になりました。
また非公務員化になることにより労働安全衛生法にもとづく費用、各種の訴訟に備えるための顧問弁護士費用、事故のための各種保険料、雇用保険の使用者負担分の費用、監査法人のための費用、はては宿舎の固定資産税まで、多くの新たな費用が各大学には必要になりました。
しかし予算の方は毎年一律で減額されることになっています。
ですから、今後の国立大学はきわめて厳しい状況におかれることになるでしょう。
例に挙げられているような有名大学なら、相当子供が少なくなった場合だって、学費を倍にしても定員埋まると思うので、健全に運営しようと思えば可能じゃないですか?
東大なんて1等地に広い土地を持っている学校は、最悪敷地にオフィスビルや賃貸マンションでも建てて貸せば儲かるでしょうし。
東大、東工大などは今後特許料収入なんてのも期待できそうな学校でもありますね。
以前、新聞で、医学部付属病院を持つ大学は、病院運営で大きな収益を上げることがで、経営的に安定している、と書いてあるのを見たことがありあます。
それと、やはり旧帝国大学、旧官立大学と言われている大学は、国の予算も重点的に配分されることになりますから、強いと思います。
http://www.r-i.co.jp/jpn/news_topics/detail/200609/j06-c-648...
http://www.r-i.co.jp/jpn/news_topics/detail/200609/j06-a-065...
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