(注意:日本弁護士(・現行司法試験は合格率約3%の難関。・ロースクールで2~3年学んで、受験し、合格率は20~30%程度と容易化する)
米国弁護士:米国のロースクールを卒業すれば、70%で合格するのでそれほど難しくない)
http://wp.cao.go.jp/zenbun/kokuseishin/spc07/houkoku_a/spc07...
全ては横並び、評価は100です。
価値観の多様化した今日的社会にあっては、学歴や資格、職業上の肩書きなどでは、その社会的地位は語れない時代となっています。
戦後の日本の経済成長時代は、それがそのまま、新しい職業の増大時代でもありました。威信地位の高い職業が増え、もはや職業による階層的意識は、まったく不明確なのが今の時代なんです。
つまり、誰しもがその高い地位を認める著名人を別にすれば、こうして形成されてきたいわゆる「新中間層」における「地位」なるものは、既に何の実態もない「自称」に過ぎない、ということです。
したがって、日本の弁理士も、ロースクール卒業の日本の弁護士も、米国の弁護士も、三洋の部長も、大学教授も助教授も、全ての地位は横並び。ただ単に名刺の肩書きが違うから、人によって名刺を整理する時の分類が違う、といった程度のものと考えるのが妥当です。
今や、社会的地位はその社会貢献度で語られる時代です。同じ大学を出て同じ肩書きを得ても、それから先の業績で大きな差が付いてくる。これが、これからの格差拡大時代のひとつの姿ということです。
なお、学歴や資格取得の難易度が社会的地位を決めるとお考えでしたら、公認会計士や不動産鑑定士などの地位に関しても、もっと注目しないといけませんね。あれも大変難度の高い試験を経て取得する資格です。
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