形態はいろいろあると思いますが、完全な取り置きから、注文の多いものを取りそろえるだけまでいろいろありそうです。
このようなユーザー主導型サービスが行われはじめているような試みがあったら教えてください。
もしかしたら質問の趣旨と少しずれているかもしれません。
以前、店の出入り口に設置してある「お客様の声」という目安箱に意見を書いた事がきっかけで、品物を取り扱ってもらえるようになった事があります。
真夜中にトイレを詰まらせ、すっぽん(というのでしょうか。空気圧で詰まり部分を押して、流れを良くする、御碗型のラバーカップに柄がついたもの)が必要になりました。
自宅から車で5分の24時間スーパーへ電話して聞くと無いと言われ、仕方なく、車で20分のドンキホーテへ買いに行きました。
後日、スーパーへ見に行くと、トイレ用品コーナーにはすっぽんはなく、空きスペースも無かったので売り切れというわけでなく、本当に在庫していないのだと分かりましたが、24時間スーパーなのに置いていないのは困ると思い、「私はすでに手に入れたので当分必要ないが、同じように真夜中に困る人が出るかもしれないので、取り扱いを検討した方が良い」と意見を出しました。
2週間位して、店の掲示板に「お客様のご要望で取り扱う事になりました」と、すっぽんの写真が掲示されていたので、多分、私の意見で検討してくれたのだと思います。
コンビニで数年働いていた者です。
大手スーパーでは、商品(とくに雑貨の類)は、店員が一つ一つ確認して発注する負担が大きいため、ほとんどが自動納入だと聞いたことがあります。
コンビニでは、全商品を人間が数を決めて発注しているところがほとんどですから、「言えば入れてもらえる」ところです。
大々的に「注文・品揃えご意見承ります」をやってしまうと、
「お客さんの言うことも最もなのだが、売れないので置けない」
「入れたいのだが、回転率の割に場所をとりすぎる」
というようなことが往々にして起きるので、基本的に「禁止」されています。
どんな小売りでもそうですが、注文は受け付けられますから、取り置きは日常的に行われているでしょう。
品揃えの改善は、「意見は聞くけど店の裁量」が中心です。
#お店側の気持ちからすると「一応、置いてみる」って感じです。
また、個別の注文が多いものなど、販売データから確認して品揃えに反映させることは、どこの小売りでもやっていますよ。
新しいサービスと言うよりも、日常的に行われている振る舞いなのではないかと思います。
通販はある意味で取り置きと呼べるように思います。
似たようなものでは、食事を自宅に配送してくれるサービスもありますね。
近所のコンビニエンスストアでは「気になるカード」というものが置いてあります。カップめん売り場などに店が仕入れられる商品のカタログのようなものが常設してあり、お客さんは「これがあったら買ったかもしれない」と思った場合にチェックマークを入れています。小学生のイタズラの餌食になったりもしていますが、地域密着型のコンビニの強みをとても効果的に生かしていると思います。
お客様の声の活用事例ですね。他にもありそうですね。