仕事をやめて、夫婦で世界一周旅行を行うと、その後、元の生活に戻ることが難しくなってくるとは思いますが、実際、決行した人はその後、どのような生活を送っているのでしょうか。
海外にそのまま住み着いた人や、再就職した人などいるとは思いますが、気になリます。
会社の後輩で、まだ29歳なのですが、退職して同じ年の奥さんと二人で世界一周中の例があります。
その後の人生がどうなっていくのかは不明ですが、世界一周を思い立ったきっかけなど、一連のことをブログで公開されているので、見てやってください。。
考え方が違うと思うのですよ。
何もかも駄目だから新天地を求めていくのでしょう。
でなくて、なんの理由があるでしょうか。
ちなみに下のリンク先は、上記とは何の関係もない夫婦世界一周旅行の方です。
http://ameblo.jp/chantichanti1114552coco/
もう帰宅されている方ですが、このブログは参考になりそうです
「ささやかな日記」のカテゴリのほうは、今現在のことが書かれていますね
その筋では有名な高橋歩さんの本です。世界一周指南書みたいな感じで、過去に世界一周した人たちについて載っています。読んだだけで世界一周した気持ちになりますし、実際におもしろいので、気になるようでしたら是非。
残念ながら、本のなかには行った人の現在は書かれていません。しかし、実際に夫婦で世界一周の旅にいった本の著者でもある高橋歩さんは今、沖縄に住んでいて、子どもが大きくなったら、また世界一周の旅に出たいとか。
本のなかにもいくつか世界一周の旅に行った人のサイトが紹介されています。参考にしてください。
それだけじゃあ、なんなので、ちょっと調べてみつけたブログなどを紹介しておきます。
http://blog.goo.ne.jp/masakumisekai
今は東京に帰ってきていて、講演会などもしている人みたいです。
http://www.hayapon.com/→http://hayapon.air-nifty.com/
上の本に載ってた人のブログですが、また行くつもりみたいですね。もう行ってるのかな?
http://www.hf.rim.or.jp/~kaya/midashi.html
二度目に旅立った人のブログです。
http://homepage3.nifty.com/washyworld/profile.htm
こちらには具体的に今の職業がかかれていますね。海洋モバイルアドバイザーと世界料理研究家だそうです。
こんなもんですいませんが、世界一周から帰ってきた人のブログはYAHOO!で世界一周+帰国後でいくつか当たりました。割と普通に暮らせている人が多いみたいですね。現職を具体的に書いてない人が多いので、ブログから推察するしかありませんが。
夫婦で2年半の世界一周旅行をなさったさいとうご夫妻。 ご主人は広告代理店勤務+イラストのアルバイト、奥様は事務のパート+漫画家で節約生活で貯金を財テク(株&信託)で資金をつくり出発。帰国後は体験談の出版による印税とそれぞれイラスト、漫画家として活躍中です。
長崎快宏氏 世界中をヒッチハイクで巡りフォトライブラリーが話題に。 帰国後は執筆活動中心ですが、旅行記だけでなくPHP社からビジネス関係の本もかなり出版されています。旅行以前のノウハウの蓄積でしょうか?
やさしい情報整理の技術―プロがそっと教える (PHPビジネスライブラリー)
アジア・ケチケチ一人旅―安くて安全、なるほど放浪体験記 (PHP文庫)
田沢家は子連れでバックパッカーです。
帰国後は国際行政書士として事務所を開いていらっしゃいます。 国際交流にもご活躍です。
書こうかどうか迷ったんですけど、私自身も一筆書きではありませんでしたが19ヶ月の間の旅や数ヶ月間の旅を何度がしたことがあり、世界旅行や長期旅行をした人を実際に何人か知っていますので、やはり思うところを書いてみることにします。
私が知っている世界旅行に出た人間に共通することは「旅のような人生を送っている」ことのように思います。彼らは旅で街を移動するかのように、キャリアの中で仕事や勤め先を変えたり、新たな出会いから何かを生み出すような生き方をしているように思います。その過程に伴って住む街や国も変わったりします。終身雇用的なキャリアの積み方をするのとは違いますし、転勤で海外赴任するのとも違います。
彼らが旅に出る切っ掛けは、何かに一区切りを付けた時が多いと思います。それは、転職をする時だったり、今の事業を清算して次の仕事を始める前だったり、離婚や介護など家庭の事を終えた時だったり、大学院を終え大型資格を取り終えた時だったりします。つまり、前の状態から次の状態へ進むまでの時間にそうすることが多いように思います。彼らは具体的ではなくても旅を終えたら次に何をするかが決まっています。彼らのキャリアの例としては、弁護士→国際公務員→大学教授、商社→コンサルティング→マスコミ→IT→マスコミ→商社→IT、就職→独立→起業→事業譲渡→起業、と言ったようなプロフィールを持った人が長期の旅に出たことを実際に知っています。
これとは別に「人生が旅」になってしまった人もいます。上に書いた旅をする人は旅が人生のメインテーマではないのですが、そうではなくて旅そのものが人生のテーマになってしまった人のことです。旅をすることがすなわち人生の目的になってしまった人達で、旅を終える切っ掛けを求めているかの印象を私に与えます。彼らとは旅先で知り合うことがありますが、その後連絡を取ることはありませんでしたのでその後どうなったのかわかりません。芭蕉も同じ事を言っていますね。「舟の上に生涯をうかべ馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして 、旅を栖とす。」と。
作家Paul Bowlesは旅行者と旅人の違いを"A tourist is someone who thinks about going home the moment they arrive; whereas a traveler might not come back at all."と言っています。これで言えば、私や私の知る世界旅行者や長期旅行者は「旅行者」なんですよね。そして、私が旅先で会ったような「旅人」なのだと思いいます。しかし、これは逆説的な部分もあるように思います。旅を住処としない人生は旅であるのに、旅を住処とする人生は一所に囚われているかのようでもある、と。
なので、サッカーの中田選手の引退メッセージに「人生とは旅であり、旅とは人生である」とありましたが、この二つは似て非なるものなのではないかと思ったりします。深読みすれば、旅のような人生を歩んできた中田選手が、今後どうするかを考えるためにしばらく旅を人生としてみようかと言っているのかもしれません。
旅行から帰ってきた人は元の人生に戻るだけかもしれませんが、旅を住処にしていた人が旅を終えた時にどうなるかはそれぞれに個人的な事のように想像します。
(私は単なる旅行者でしたから19ヶ月の間(その間に何度か帰宅しましたが)旅をしても、また元の旅のような人生に戻るだけで、人生が変わるようなことはなかったです。しかし、いずれ引退する時には、住処や家財を全て処分して戻ることのない旅に出たいというあこがれはあります。芭蕉の旅に焦がれる気持ちというのが、年々わかってくるようになったと思います。)
駄文ですが、何かの参考なるよう祈っています。
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