http://quote.yahoo.co.jp/q?s=9205.t&d=t
公募増資発表後,現在まででなぜこれほどまでに株価が下がったのか分かりません.教えていただけませんでしょうか.
(これから下がりそうか否かを聞きたいのではなく,単なる過去の事象に対する興味です)
激しく下げていますね。
お金が必要なことは予測されていた話ですが、教科書的には、増資で調達と言うことになると、利益が同じだった場合、発行株式数が増えるので一株当たりの利益が減ってしまって株式の価値が薄まるのをいやがったということになるかと思います。
ひどい財務が少しマシになるので、倒産リスクは下がるんですけどね。
財務が悪すぎて、社債の発行が難しく、増資しか手がなかったのでしょう。
値下がりはたぶん、公募増資の引き受け団が、公募価格の決定前に空売りをかけて株価を押し下げ、公募価格を安くしてお得に新株を手に入れる。というよくあるケースが起きているのではないでしょうか?また、その行動を予測した個人も空売りで追従ということではないでしょうか。
日航のような大型株でここまで仕掛けが利くとは少々驚きです。プレイヤーも大物ですからね。
公募増資は新株を発行して市場を通して不特定多数に売るので、市場で流通する株式が増え、1株当りの価値が減少してしまうのです。
ありがとうございます.
しかし,株式を発行すると現金が払い込まれますよね.その現金を使って新型飛行機を買うなどの設備投資をすると,利益率改善により企業価値向上の可能性もあるのではないでしょうか.従って,今回の価格下落が,増資による希薄化が理由とはいえないので,解釈に困っていたのです.
完結にいくと211円で売り出す株をそれ以上で買うほど魅力が無いのです。
増資で地裁に訴えている人もいれば、延びない顧客数に原油高と良いとこなし、それに引き金を引くように35%の新規株大売り出し。
こりゃ下がってもしょうがない、って何か記事に書いてあることそのまま書いたようですいません;汗
ありがとうございます.
現在の価格で買う人がいなければ,価格が下がる.ということはわかりますが,なぜ魅力がなくなってしまったのか,それも公募増資発表後から現在までの間に,ということをお伺いしたいのです.
原油高・顧客減については増資前から明らですが,増資に対し地裁に訴えた人がいた,ということも要因の1つなのかもしれません.
激しく下げていますね。
お金が必要なことは予測されていた話ですが、教科書的には、増資で調達と言うことになると、利益が同じだった場合、発行株式数が増えるので一株当たりの利益が減ってしまって株式の価値が薄まるのをいやがったということになるかと思います。
ひどい財務が少しマシになるので、倒産リスクは下がるんですけどね。
財務が悪すぎて、社債の発行が難しく、増資しか手がなかったのでしょう。
値下がりはたぶん、公募増資の引き受け団が、公募価格の決定前に空売りをかけて株価を押し下げ、公募価格を安くしてお得に新株を手に入れる。というよくあるケースが起きているのではないでしょうか?また、その行動を予測した個人も空売りで追従ということではないでしょうか。
日航のような大型株でここまで仕掛けが利くとは少々驚きです。プレイヤーも大物ですからね。
>教科書的には、増資で調達と言うことになると、利益が同じだった場合、発行株式数が増えるので一株当たりの利益が減ってしまって株式の価値が薄まるのをいやがった
なるほど,もし利益が同じだったらと仮定するとそうなるんですよね.でも今回は航空機購入に充当するとのことで,それが実現すれば,それにより利益率改善が見込め株価は上がる可能性もあるのではないか.と思ったのです.
>公募増資の引き受け団が、公募価格の決定前に空売りをかけて株価を押し下げ、公募価格を安くしてお得に新株を手に入れる
「公募増資の引き受け団」というのは機関投資家のことを言っているのでしょうか??なるほど,,そういうことがあるのですか.しりませんでした・・・確かによくありそうですが,規模が規模だけに,,驚きですね.
シンプルに言えばch3cookさんが理由です。
わかりやすく言えば会社の権利50%持っているのが同じ数だけ他の人に渡してあなたの権利が25%になるよと言われたら、当然1株の価値が下がるというわけです。
で今回がここまで下げた理由はその売り出した量が通常は数%程度が多い中で今回は37%と超大型売り出しであったことがあげられます。
ちょっと探してみましたがさすがに20%を超える公募はさすがにあまりないようです。
普通これだけ大量に出すというのは現在の企業体力に見合ってない行動を起こすということですからね。
危険シグナルとも受け取れます。これも下げる要因の一部を担ってるかもしれません。
ご回答ありがとうございます.
なるほど,20%を超える公募増資はあまりないのですか・・・.5月の決算発表日に日経が誤報したように,公募増資発表前でも何らかのエクイティファイナンスの可能性は非常に高いとみられており,そんなに公募増資自体に私は驚きを感じなかったのですが,額が額ですからね・・・
増資によって株価が薄まってしまうのは当然ですが、もともと日本航空という会社の体質が、労使の折り合いが悪く、ことあるごとに対立しています。このあたり、日本航空を題材にした山崎豊子の「沈まぬ太陽」という小説をお読みになるとよく分かるかと思います。
ごく最近も、事故が頻発して問題になっていましたが、端から見ていると事故をなくそうとする会社の姿勢が見えません。いつまでたっても改善することのない会社の体質にうんざりして、手持ちの株を手放そうという傾向が強まっていると言えると思います。
ご回答ありがとうございます.
ご指摘の「沈まぬ太陽」,ただいま読んでおります.壮絶な話ですよね・・・
この頃から社内の体質は変わったでしょうが,JAL/JAS統合して,この後どうなっていくんでしょうか・・・
http://profile.yahoo.co.jp/biz/consolidate/9205.html
昨今の石油関連燃料の高騰により、売上が上昇しても燃料費高騰を吸収しえず、大幅な赤字計上をしているため、業績低迷間は拭いきれず、企業体力低下を主因とした株価下落です。
ご回答ありがとうございます.
燃料費はFY2006/3で前年度比3割増ですものね.ヘッジしているとはいえ,ANAはフルヘッジという保守戦略をとっているのに対して,JALはヘッジ比率5割程度だったかと聞いたことがあります.
ひとつに日本航空単体の問題ではなく、総合的な株価の変動があります。
中東情勢の悪化をうけ原油が上がっており先進国の企業の収益悪化が予想され、世界的な株価の下落をうけTopixも下がっています。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=998405.t&d=t
1年スケールでみると日本航空の場合はいままでほとんど株価が変動していなかったので、急激な変動のように見えますが今までは株主へ還元される配当金の高さから人気があったのも事実です。今期は配当が見込めないことと、今後も原油高の問題から黒字転換するのは難しいという予見があり下がっているのではないでしょうか。
配当額の推移
http://www.jal.com/ja/ir/stock/haito.html
5年スケールで見た場合
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=9205.t&d=c&k=c3&a=v&...
特に飛行機などの場合、乗るお客さんの数と飛ぶための経費・・・原油の価格がバランスしていないと収益はあがりません。
しかしながら、先物の原油の市場をみてみると、昨年からも倍ちかく、数年前からすると4倍ちかく上昇しています。
http://www.fuji-ft.co.jp/chart/0n-genyu/main_w.htm
そのような状況に内紛で増資です。
株主にとって最悪情報ばかりです。いままでの安定株主の有名な方も撤退することを示唆しています。
そのような状況で市場に流通する取引株が増え、信用組みによる売りがはじまったのだとおもいます。
ご回答ありがとうございます.
なるほど・・・悪い情報ばかりなのですね.これっぽちもいい情報などはないのでしょうか..
公募増資を行うと、株数が増え、一株あたりの利益、資産等が減ってしまうので、一般的には短期的に株価は下がることが多いです。しかし、企業は現金を手に入れることが出来るので、そのお金を使って将来のための投資等を行う予定であれば、株主としてもある程度、その将来に賭けることができるので、ここまで株価が下がることはないと思います。
日航の場合、公募増資をして負債を減らすという、その場しのぎとも取られかねない増資なので、投資家は明るい将来像を描けなく、その結果、株が売られているのではないでしょうか。
ご回答ありがとうございます.
公募増資して財務体質の改善をはかる,というものがありましたが,それでさえ今回の株安で一気に払い込み額が減少してしまいましたよね.来年3月25日のCBの早期償還請求日も控えていますし.ストライクは440円ですか,,,難しいですね.
諸説有りますが、根本的には「価値が下がると思った人が増えたから下がった」です。それじゃ「なぜ下がると思ったか」を書かないとだめですね。
上記の意見のほかに
今回の増資には、いくつか問題があって
○株主総会で既存株主に対する説明の場が有ったにも関わらず、直後に増資が実行されたように見える
○とにかく、発行枚数が多すぎ。あまつさえ証券会社が全数買取契約
○直近にCBの償還の予定があり、結局飛行機買うよりも借金返済に
回ることが予想される
の辺りが嫌気された原因でしょう。
上記の3点のようなネガティブ要素があったにも関わらず増資したのは、銀行が貸し出しを渋ったんじゃないかと思っている人も居るそうなので、その辺りも影響しているかもしれません。
一説には、外資が貸し株を使って売り崩しという噂もありますね。
増資自体はその増資資金が利益の向上に繋がるのであれば
多少ポジティブにも見えますが、今回の増資はポジティブ要素が
ほとんど無いというのが、個人的に考える値下がりした原因かと思います。
丁寧なご回答ありがとうございます.
はっきりいって株主総会直後の増資は理解できかねるし,発行枚数も多く,増資したって結局借金返すのに使うんだろう?みたいに考えたら,確かに株を買う気にはなりませんね..増資したところで,本業に改善傾向がみられなければどうしようもない,といったところでしょうか.
昨日25日は,一時200円を割りましたね・・・私は株主ではないのですが,注意深く見守ろうと思います.ありがとうございました.
>教科書的には、増資で調達と言うことになると、利益が同じだった場合、発行株式数が増えるので一株当たりの利益が減ってしまって株式の価値が薄まるのをいやがった
なるほど,もし利益が同じだったらと仮定するとそうなるんですよね.でも今回は航空機購入に充当するとのことで,それが実現すれば,それにより利益率改善が見込め株価は上がる可能性もあるのではないか.と思ったのです.
>公募増資の引き受け団が、公募価格の決定前に空売りをかけて株価を押し下げ、公募価格を安くしてお得に新株を手に入れる
「公募増資の引き受け団」というのは機関投資家のことを言っているのでしょうか??なるほど,,そういうことがあるのですか.しりませんでした・・・確かによくありそうですが,規模が規模だけに,,驚きですね.