あれは、どういう仕組みで印字したり消したり再び印字したりしているのでしょうか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/prembk/NBY/techsquare/20040909/2/?ST...
一つ目の特殊な染料を塗る方式は,すでに実用化されている。この染料はロイコ染料といい,ある温度で顕色剤と結合して発色し,別の温度になると顕色剤と分離して色が消える。ポイントカードやJR東日本のSuicaの定期券の表示などに使われている。専用の書き換え装置に通すと何度でも表示を書き換えられる。凸版印刷は三菱製紙の技術を応用し,青色で表示されるリライタブルペーパーと専用プリンタを出荷開始している。リコーは黒で表示できるリライタブルペーパーを開発中だ。
ロイコ染料という染料を使用しているようです。
↓こちらのページに図解入りで解説があります。
http://www.e-mpm.com/rewrite/jp-technology.html
可逆感熱記録方式を使っています。
印字層中に存在する染料と顕色剤は、発色(印字)に必要な温度(融点(大体170℃)以上)をかけると、溶けあった状態となります。この状態で急激に冷却すると混ざり合ったまま結晶化して発色状態を保つことができます。一方、ゆっくり冷却すると、染料と顕色剤がそれぞれ結晶化するため、発色状態を保つことができません(消色状態)。
感熱紙に印刷するようなプリンタヘッドを使い、熱のかけ方、冷やし方をコントロールして印字してるんですね。
ありがとうございます。
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2000/20000128.html
にあるようなリライト型感熱材料が使われています。
という性質を使って印字と消去を行っています。
熱と化学反応を利用しているので、経年および何度も繰り返し書き換えることで
品質が劣化していきます。
(前の印刷が薄く残りやすくなり、新しい印字が鮮明になりません)
専門的になりますが、こんな資料もあります。
http://www.ricoh.co.jp/about/business_overview/report/25/pdf/006...
ありがとうございます。
ありがとうございます。