スイスの保養地、ダヴォス・プラッツで11月10日から11月14まで行われた、世界知覚認識学会(ミシェル・ポーター会長)で、北海道大学医学部の斉藤信(まこと)教授が提唱した、痛みを表す「hanage」と言う単位を世界で共通の単位とする事が承認された。
本来、痛みは、個人差が大きく、同じ刺激でも主観によって感じ方が異なるため、客観的に数値で表すことは、不可能であると思われていた。
しかし、斉藤教授は、「鼻の粘膜は、人体の中で一番個人差が小さい。」事に注目し研究を進めた結果、1cmの鼻毛を、1N(ニュートン)の力で、引っ張る時に生じる痛みを、1hanageと定義出来ることを発見し、そして今学会で単位として承認された。
斉藤教授によると、足の小指を角にぶつけたときの痛みは、2~3Khanage(キロハナゲ)、お産の時の痛みは2.5~3.2Mhanage(メガハナゲ)になるのだそうだ。
「単位」というわけではありませんが、自覚的な程度を表現する方法として、VAS(Visual Analog Scale)やFaces Pain Rating Scaleなどがあります。
痛みとは主観的な感覚である為数々の定量化(hanageなどもそうですね)が試みられていますが、どれも一般化されていないのが実際のようです。例えば、女性の出産の痛みも鼻の穴からゆで卵を出すような痛みとか、スイカを突っ込まれる痛みと表現されますし、ぎっくり腰・尿路結石なども他人には伝えがたい痛みです。また、痛み自体もジワジワ・ズキンズキン・ゴキュッなど、質が違う為定量化を困難にしているように思われます。
で、医療の現場ではスケール化~その人が耐えがたい痛みを10として現在の痛みを主観的に見た場合どれぐらいの痛みなのかという伝達方法が考えられ、そのためのツール(計算尺の様なもの)なども開発されています。
従って、厳格な意味での単位は存在しないと言わざるを得ません。
日本政府では恥ずかしさの単位として、見知らぬ人の面前でお稲荷さんがポロッと露出してしまったときの恥ずかしさ「イナリ」を採用することも検討している。
http://www.yayuyo.org/old/archivea.htm#hanage
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「ハナゲ」(hanage)というのがありました。
”国際標準化機構ISOによって、人間の痛みの感じ方についての統一単位「ハナゲ」(hanage)が制定され、「長さ1センチの鼻毛を鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張り、抜いたときに感じる痛み」が「1ハナゲ」と定義された”
あくまでジョークだそうですが・・・。詳しくは参考サイトを・・・。
参考URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%9B%E3%81%BF%E3%81%AE%E5%9F%B... , http://www.yayuyo.org/old/archivea.htm#hanage
あと余談ですが,私の知っている整形など医者は痛みを10段階で評価しています。
例えば1番痛い時が10とすれば今はどれぐらい?と良く患者に聞きます。
子供でもお年寄りでも1番分りやすい表現ですからね。
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