日本・中国以外の時代・歴史小説で主人公が魅力的で物語として楽しめる小説を教えてください。

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回答15件)

id:jane No.1

回答回数1449ベストアンサー獲得回数22

ポイント13pt

王妃マリー・アントワネット (上巻) (新潮文庫)

王妃マリー・アントワネット (上巻) (新潮文庫)

  • 作者: 遠藤 周作
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

王妃マリー・アントワネット (下巻) (新潮文庫)

王妃マリー・アントワネット (下巻) (新潮文庫)

  • 作者: 遠藤 周作
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

マリー・アントワネットとマリア・テレジア秘密の往復書簡

マリー・アントワネットとマリア・テレジア秘密の往復書簡

  • 作者: パウル・クリストフ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本

『王妃マリー・アントワネット』です。

悪女だとか、いろいろな言われ方をしていますが(実害もありますが!)・・・王妃なりの苦悩、若くして嫁いだ苦労などもあったのではないか、と、この小説を読んで別の側面から見るようになりました。

 遠藤周作さんならではの切り口だからかもしれません。


『マリー・アントワネットとマリア・テレジア秘密の往復書簡』

お母様は、とても立派な方だったのでは、と思います。

>「あなたを待っているのは途方もない不幸だけだと、私は今から断言できます」。娘の輿入れから自らの死の間際まで、母マリア・テレジアは天真爛漫な娘を諭し続けた。秘密裡に交わされた往復書簡でたどる激動の11年。


URLは、ほか一覧です。

id:jyouseki No.2

回答回数5251ベストアンサー獲得回数38

ポイント13pt

http://item.rakuten.co.jp/book/267087/

楽天ブックス|黒衣の女 - スザン・ヒル : 本

黒衣の女 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)

黒衣の女 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)

  • 作者: スーザン ヒル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

『黒衣の女』

ナポレオンを背景にした歴史小説です。

上記の紹介では入手不可ですが、下記のアドレスでは可能です。

id:sdkfz No.3

回答回数992ベストアンサー獲得回数48

ポイント13pt

ロードス島攻防記 (新潮文庫)

ロードス島攻防記 (新潮文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

レパントの海戦 (新潮文庫)

レパントの海戦 (新潮文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

塩野七生の地中海三部作。

中でもロードス島攻防記がお話として一番面白いと思います。

id:Mooncalf No.4

回答回数377ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

ルネサンスの女たち

ルネサンスの女たち

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア: 単行本

塩野七生は外せないでしょう。

彼女の本はどれも面白いですが、導入としてこのあたりお薦めです。

id:traintrain No.5

回答回数11ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

王妃の離婚

王妃の離婚

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 単行本

傭兵ピエール

傭兵ピエール

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 単行本

「傭兵ピエール」

英仏戦争下のフランスで、ジャンヌダルクと傭兵ピエールの恋を描いた歴史小説。マンガにもなってます。

「王妃の離婚」

15世紀末フランス、この時代には珍しい法廷ものです。離婚裁判で窮地に陥っていた王妃の弁護をかってでた主人公が、たちまち状況を逆転していくくだりにはカタルシスを覚えます。


上記2作は佐藤賢一の代表作でオススメですが、この作者の他の作品もフランス物が多く、またいずれも主人公が魅力的なものばかりでした。

id:Akhorahil No.6

回答回数14ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

ルネサンスの女たち (中公文庫)

ルネサンスの女たち (中公文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • メディア: 文庫

ルネサンス期のイタリアに生きた四人の女性に

スポットを当てて書かれたものです。

特に、イザベッラ・デステの項は秀逸です。

id:gentou No.7

回答回数45ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

太陽の王ラムセス〈1〉 (角川文庫)

太陽の王ラムセス〈1〉 (角川文庫)

  • 作者: クリスチャン ジャック
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 文庫

フランスの作家の方が書かれた「太陽の王ラムセス」シリーズはいかがでしょうか。古代エジプト史上、最高と謳われたラムセス2世の、即位前から死までを描いています。歴史に完全に即したものではなく、エンターテイメント性に重きを置いている気がします。とはいっても、軽い表現ではなく、がっちりとラムセスと友人たち、次々起きる事件が書かれています。個人的には、モーセ(海を割った人)が友人として登場しているのが好みです。

id:uumin3 No.8

回答回数108ベストアンサー獲得回数2

ポイント13pt

背教者ユリアヌス (上) (中公文庫)

背教者ユリアヌス (上) (中公文庫)

  • 作者: 辻 邦生
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア: 文庫

背教者ユリアヌス (中) (中公文庫)

背教者ユリアヌス (中) (中公文庫)

  • 作者: 辻 邦生
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア: 文庫

背教者ユリアヌス (下) (中公文庫)

背教者ユリアヌス (下) (中公文庫)

  • 作者: 辻 邦生
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • メディア: 文庫

 哲学書生風の求道的な青年が、その生まれゆえに大ローマ帝国に名を残す将軍にも副帝にも登ってゆき、そして最後は…

 「政治」ができない青二才、そんな純粋な彼がすばらしい戦略を発揮したり、理想をどこまでも追求したり、美しい方と危ない恋に落ちたり、謀略に巻き込まれたり、波乱万丈なのですが同時に叙情的、どこか思想的な素晴らしい歴史小説になっています。最後のページは、字面を見ながら涙することになるはず。

id:blue0 No.9

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ポイント13pt

双頭の鷲〈上〉 (新潮文庫)

双頭の鷲〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

傭兵ピエール〈上〉 (集英社文庫)

傭兵ピエール〈上〉 (集英社文庫)

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 文庫

前者は百年戦争、後者はジャンヌ・ダルクを描いたもの。

ぼくは楽しめました。

id:amita526 No.10

回答回数8ベストアンサー獲得回数0

ポイント13pt

緋色の皇女アンナ

緋色の皇女アンナ

  • 作者: トレーシー バレット
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • メディア: 単行本

『緋色の皇女アンナ』

児童文学なのですが、なかなか、どうして、読み応えがあります。ビザンチン帝国の世継ぎの皇女としてプライド高く成長するアンナは、馬鹿をよそおう弟の罠にはまってしまい…登場人物たちがとても魅力があります。

id:snowland No.11

回答回数168ベストアンサー獲得回数4

ポイント12pt

双頭の鷲〈上〉 (新潮文庫)

双頭の鷲〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

百年戦争中のフランスの名将デュ・ゲクランを主人公にした小説です。

戦争は天才的なのに普段はとても子供っぽい主人公の落差がとても魅力的です。

id:popoya No.12

回答回数145ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

いずれも岩波文庫におさめられている古典ですので、すでにご存知かも知れませんが、私自身が青春時代に読んで印象に残っている作品ですので紹介します。ノンフィクションも含まれていますが、個人ではなく大衆=市井の人々を主人公にして描いた一級の歴史的ロマンとして愉しめると思います。


■「モーパッサン短編選」

著者モーパッサンは1870年の普仏戦争に20才で従軍。生の悲惨さを身をもって体験。その体験を元に描いた「脂肪の塊」で文壇にデビューした。長編「女の一生」が有名であるが、19世紀フランス文学を代表する短編の名手である。表題作は、生涯に著した300編を超える短編から15編を厳選して収録したもの。19世紀後半の動乱期に生きた庶民が平凡な日常の中で思いがけない劇的体験=悲劇にであう物語が多い。たとえば、選中の「二人の友」では、パリ・コミューンの最中、連れだって釣りに出かけた中年の男達が出逢う悲劇をハードボイルドに描写している。


岩波書店・岩波文庫

・「モーパッサン短編選」630円

http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch

または

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4003255135.html


■大佛次郎「パリ燃ゆ」

同じく、1870年の普仏戦争とパリ・コンミューンをテーマにして描いた歴史ロマン。「鞍馬天狗」シリーズの著者として知られる大佛次郎が、世界初の労働者自治=パリ・コミューンの誕生から、共和制ヴェルサイユ軍による大弾圧により、わずか72日で大団円を迎えるまでをルポ形式で叙述した長編小説。


デジタルパブリッシングサービス;朝日選書

・「パリ燃ゆ」(1~4;全4冊)各3119円

http://www.d-pub.co.jp/cgi-bin/bannou/shop/bookdetail_id.cgi?boo...


著者・大佛次郎は、小林秀雄等と並んで鎌倉文化人を代表するひとり。本名・野尻清彦、長兄は天文学者・野尻抱影。歴史をテーマにした著作としては他に「天皇の世紀」「ドレフュス事件」等がある。日本とフランスという舞台の違いはあるが、いずれも19世紀後半の革命を背景にした人間ドラマをテーマにしている。

岩田豊男の別名で「帰郷」という「純文学」作品も著している。


■トロツキー「わが生涯」

著者レオン・トロツキーは1917年ロシア革命の指導者として活躍したが、亡命先の南米でスターリンに暗殺された。小説ではなく自伝であるが、10月革命が勃発し、流刑先のシベリアからモスクワに帰還する道中の支援者達とのエピソード等、歴史的な転回点でありながらトリビアルなできごとの積み重ねでもある、革命の日々が当事者の視点から生き生きと描かれており、歴史的ロマンを感じさせる著作。


岩波書店 岩波文庫(全2冊)定価1155円×2

http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/34/6/341279+.html#SERIES


■ジョン・リード「世界を揺るがした十日間」

同じく、1917年10月のロシア革命を、アメリカ人ジャーナリストが第三者の視点から描いた古典的ルポルタージュ。革命評議会会場にトロツキーが入場しようとするが、門衛の若い兵士に身分証をだせといわれて困惑するエピソードなどが面白い。ウォーレン・ビーティ監督・主演の映画「Redsレッズ」は、作者ジョン・リードの生涯を描いている。上・下2冊のうち、残念ながら上巻は品切れ。下巻も在庫僅少。


岩波書店 岩波文庫(全2冊)

・世界をゆるがした十日間 上/品切重版未定

・世界をゆるがした十日間 下/定価 588円(在庫僅少)

http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch


作者ジョン・リードのプロフィールは下記

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%B...

id:popoya No.13

回答回数145ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

先ほどの回答を、訂正します。

「大佛次郎」が「岩田豊男」の別名で「帰郷」という作品を著していると記しましたが、誤りです。

大衆小説の人気作家でありながら、「岩田豊雄」のペンネームで「純文学」的な作品も著しているのは、獅子文六です。

筆名も「岩田豊男」ではなく「岩田豊雄」です。失礼しました。

id:kandi No.14

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ポイント12pt

王妃マルゴ〈上〉 (河出文庫)

王妃マルゴ〈上〉 (河出文庫)

  • 作者: アレクサンドル デュマ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 文庫

王妃マルゴ〈下〉 (河出文庫)

王妃マルゴ〈下〉 (河出文庫)

  • 作者: アレクサンドル デュマ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 文庫

そりゃ、あなた、歴史小説と言えば、アレクサンドル・デュマからいかなきゃ!

中でも、王妃マルゴは一番新鮮味があり、闇の華やかな魅力に満ち溢れている。

デュマにはモンテ・クリスト伯や王妃の首飾りなどもありますが、モンクリは岩窟王というダイジェスト、王妃の首飾りはベルばらを読んでいると、読む気がなくなったなあという人多し。

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