克服する方法は、無いと思います。
しかし、肯定はできるのではないでしょうか。
これを考える材料として「完璧な不老不死」を使います。
神様にお前を「完璧な不老不死」にしてやるぞと言われたときにきっぱりと断れるように
なりたいのです(同時に他人を「完璧な不老不死」にする能力も得ることができます)。
私の今の心境では、よろしくお願いしますと言ってしまいます。
「完璧な不老不死」になったときに人は、明らかに不幸になると証明してください。
宗教的な回答は除きます。
不老不死になった場合、死んで生命保険を 残してあげるということができなくなるでしょう。
また、死ぬ気でがんばるということもなくなり、 生きる張り合いがなくなるかもしれません。
逆に 苦しいときに 死んで逃げるということができなくなるでしょう。
不老不死の人が多くなると地球が包容できなくなり崩壊をきたすかもしれません。
不老不死なんだけど、病気になった場合は、それで永遠に苦しむことになるのでしょうか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415040464X/ref%3Dnosim/...
Amazon.co.jp: 夜明けのヴァンパイア: 本: アン ライス,田村 隆一
小説の話で恐縮なのですがこの本に出てくるヴァンパイアがなぜ不老不死なのにそのうち消滅してしまうのかの理由を述べてるシーンが、もしかしたら参考になるかもしれませんので少し引用させていただきます。
---引用---
どれくらい多くのヴァンパイアが不死性をもちこたえられる精力を持っていると思うかね?(中略)・・・
不死身に変身するときに彼らは一切の生活様式をそっくりそのまま、しかも不朽のものにしておきたがるんだ。(中略)・・・ヴァンパイアの他のあらゆるものごとがいつも腐敗したり歪曲しやすいというのにね。(中略)・・・この不死性というものはわけのわからない無価値な人々が入っている精神病院における悔悟の処罰と化してしまう。ある夕方ヴァンパイアは眠りから醒めて何十年もの間恐れていたことを理解するんだ。是非とも、もうこれ以上生きつづけていたくない、とね。生活の様式や型や状態がなんであれ、不死性に魅力を感じていた一切のものが地上から吹き払われてしまっている。絶望から自分を解放してくれるのは、殺しを働くことの他にはなにも残っていない。そこでそのヴァンパイアは消えてしまうのだ・・・
----以上-----
この映画見ました。だいぶ前だからはっきりとは覚えていませんが。
ヴァンパイアは、周りの環境が変わってしまうことに耐えられなくなってしまうのですね。
私は、逆に周りの環境の変化が楽しみです。
それを見たいと強く望みます。
「完璧な不老不死」が実現したら、当たり前ですが、命の尊厳が失われます。
同時に弱者を思いやる気持ちがおろそかになると思います。
人々は今以上に些細なことでもめごとを起こすでしょう。
犯罪は増えるのではないのでしょうか。
経済面でも腕力でも強い者が弱いものを支配する傾向が強くなると思います。
芸術的な陶芸の皿は割れれば壊れるから、価値観を得られるのではありませんか?
絶対に壊れない工芸品に価値は感じにくい気がします。
これが人命にも当てはまると私は考えます。
確かに自分が「不老不死」になったら、サーキットにでもいって死ぬぎりぎりのタイムアタックを試みるかなと思います。で、そのような感覚でレースをしたら他人を確実に殺してしまうというのはありえますね。
3〜5行目については、現代でも起きている事象なので「不老不死」と因果関係があるとは思えません。
金やダイヤモンドについては、その不変性も価値の向上に寄与していると思います。このことから考えると儚さが必ずしも価値の向上に繋がるわけではないと思います。
http://www.hatena.ne.jp/1129466660
人力検索はてな - 「死」の不条理さを肯定する方法がないか考えてください。 克服する方法は、無いと思います。 しかし、肯定はできるのではないでしょうか。 これを考える材料として「完璧..
自分の親族・子供を含めて知り合いがどんどん死んでいくのを見続けるのを耐えられるか、というのがポイントです。
友人も知り合いもまったく作らずに生きていけるのならばこの回答はあまり意味がありませんが。
1.不老不死を他人に与えた時、その人も他人に不老不死を与えることが出来るようになる場合
今回の場合は「他人を「完璧な不老不死」にする能力も得ることができる」ということで、その能力が伝播するというのがこの1.です。
自分と関わった人の死を見たくないが為にその人を不老不死にするとどんどん不老不死の人が増えて行ってしまうのですね。
いつか世界の全ての人間が不老不死になった世界になるのですが、それで幸せなのかどうか。
世界に存在できる人口の限界に達した時点でメトセライズされた人間は出産を禁止され、生まれた子供は不老不死にされる前に殺す、という社会になってしまうかも・・・。
2.不老不死を他人に与えた時、その人は他人に不老不死を与えることが出来るようにならない場合
その場合、「あなたが選んだ特定の人間」だけが不老不死となるのですが、その人たちはあなたに選ばれたが故に知り合いたちの死を見続けることを強制されるわけです。
その人たちは幸福なのでしょうか?
自分が選んだが故に不幸になる人を沢山生み出すのがあなたにとって幸福なのでしょうか?
この2パターンは、その不老不死が自殺によって中断できるのならば、自殺する人が増えるという結末だとは思います。
しかし、自殺も出来ない不老不死ならば・・・1.の場合、いつか閉塞すると分かってる世界で生き続けるわけですし、2.の場合は自分と同じ程度に死ねない人間に恨まれ続けて生きることになり、まあ不幸なんじゃないですかね。
#それはそれとして、手塚治虫の「火の鳥 復活編」は「死ねない」テーマSFの傑作なんで一読をお勧めいたします。
「火の鳥 復活偏」は読みました。
漫画大好きなんで、大抵のものは読んでます。
手塚先生は偉大ですよね。
で、この他人を不老不死にする能力は、自分だけが使えるとします。
不老不死への科学
不老不死になる→やりたいことが何でも出来る→「でもどうせ死なないからいつでもいいや」→結果やらない
やりたいことをやりつくしたらどうしますか?
不老不死になって今の自分の姿で生き続けても飽きるんじゃないですか?
友達ができてもみんな死んでいくし、もし友達を不老不死にしても永遠に友達でいるわけにはいかないと思います(そういう友達いますか?多くの場合は離れたりすると思います)
死なないから働かないでもいいし物も食べないでもいい、お金もいらない
それでも不老不死になりたいですか?
Amrit不老不死研究所
やりたいことをやりつくことはないと断言できます。なぜなら、この世界の全ての謎を解明したいと思うからです。これが一番の動機です。
「火の鳥」を読んでいて、たった一人で不老不死になるのは明らかに不幸だと分かりました。
では、好きな人達と一緒に不老不死になるのだったら幸福ではないかと思い、質問しました。
http://www.hatena.ne.jp/1129466660#
人力検索はてな - 「死」の不条理さを肯定する方法がないか考えてください。 克服する方法は、無いと思います。 しかし、肯定はできるのではないでしょうか。 これを考える材料として「完璧..
URLはダミーです。
あなたは1問目の答えで「やりたいことがたくさんあるから不老不死になることで張り合いがなくなることはありえない」とおっしゃっていますが、それについて。
人間は時間に追われる生き物です。生きるということは死へと一歩づつ近づいていくことですから、限りある時間を有効に利用しようとするわけですね。しかしその時間が限りなくなったらどうでしょうか。「今日できることは今日やる」という標語がありますが、この概念は全く無駄になります。いくらでも時間があり、完璧、ということは身体能力・思考能力の低下はないでしょうから。つまり延々と先送りになってしまうんですね。「まぁ明日やればいいか」と。どんなに意志力が強かろうと、時間的制約から解き放たれる事は堕落を呼びます。娯楽や逃避を拒否する理由が全く無くなります。他人を不老不死にしても全く同じ現象が起こるだけです。
さて、百歩譲って不屈の精神力を持ったあなたがやりたいことを実現したとしましょう。しかしあなたが人間である為には再び目標を見つけなければなりません。何故ならば人間は夢を糧に生きる生物だからです。もし夢が無くなればどうなるでしょうか。生きる為に生きる、手段が目的になってしまうのです。こうなってしまうと最早文化的な生活を送る必要性が消滅します。すると思考能力が摩滅してゆき、結果的には限りなく動物に近づくと思われます。こうならない為にもあなたは無限の時間を人間として過ごす為に夢を見つけなければいけなくなるわけですが、“見つけなければいけない”夢など存在しません。夢とは自然と欲するものであり、無理矢理生じさせるものではないからです。ここに矛盾が生じます。無理矢理作った夢はやる気を起こさせません。結局面倒くさくなってやめてしまうでしょう。すると結局夢を失い思考しなくなってゆくのです。
つまり100年ぐらいは楽しく過ごせるかもしれませんが、何しろあなたに残された時間は完璧に無限です。いつまであなたは夢を追いかけられますか?あなたが何を持って不幸としているのか定義が書かれていないので推測になりますが、健康で文化的で目標を持った人間的な生き方を送ることが幸運だと過程するなら100%将来的に不幸になることでしょう。
何かいろいろやるのが面倒くさくなったとして、歴史の流れをリアルタイムにただ眺めるだけでもとても楽しいことだと思います。幸せです。
あと、人類の究極的な夢の1つである「宇宙の果てまで到達する」これを実現したいというのもかなり強固な動機付けになると思います。
これを達成するのにいったい何年かかるのか?というのもポイントですね。
また、実現不可能だと分かった時点で別のテーマに移ると思います。
http://www.hatena.ne.jp/だみぃ:detail]
前、同じような質問でも答えましたが、それを使わせてもらい、そこから発展させていってもよろしいでしょうか。
不老不死がかなった場合、
まず最初に、時間について全面的な改革が起こるでしょうね。
・懲役何年などの、時間に関する罰がたいしたものではなくなる。
・年をとらなくなる⇒生殖能力が衰えないので、人口が爆発する。(これが一番大きいと思います。)
・世代の変化がない。つまり葬式などの葬祭業が減っていく。最後には国が運営することになるかも。
・肉体の老化を止める⇒年をとっているものが、強者となる。若者がなくなる。
つまり、会社の年齢による採用基準が撤廃される。むしろ高年齢のほうがとられることになる。
そしてこれらについてどのようなことが起こるか。
まあ、新しく生まれた若い人たちが、洋ナシになるでしょう。ニートが増えるというわけです。この理論で行けば、人生経験が少ない彼らは役に立たないのですから。
それに、何万年も生きていくので、自分たちの子が増えることになる。あまり言いたくはないですが、理論上は自分の曾孫とかともエッチが出来るようになるわけです。社会問題が起きますね。さらに言うと、それによって「貴族>貧民」的なような関係で「年寄り>若者」と同じものが成り立つでしょう。
ゆえに、社会的な問題点を考慮したうえで不老不死という技術の極限を考えた場合、それによって得られるものは
・社会の混乱
・個人情報、地域情報などの情報の全面的な混乱
・違法クローンが出回ると考えられるので、個人の判別が不可能となる。
また、それによっての犯罪の増加傾向。
・犯罪の増加による、景気の後退。治安の悪化。逮捕しても意味がない。
とまあ、挙げていったらきりがない上に、ループします。しかも良いことは1つもない。
寿命ってすばらしい♡って言うのが分かりますね。
以上の事柄から、導き出される方程式は
「不老不死技術の完成=CHAOS」
以上です。どこか不明な部分があったら、再回答します。
前回に引き続きの回答ありがとうございます。
前回の質問では、全人類が不老不死の対象でした。
しかし、今回は選ばれた人達だけが不老不死になります。全人口に対する割合は、無視できるほど小さいものです。社会に対する影響はほとんどないと考えることができます。
よって、社会の混乱という結果にはならないと思います。
asahi.com:朝日新聞の速報ニュースサイト
>「完璧な不老不死」になったときに人は、明らかに不幸になると証明してください。
証明はできません。なぜなら不幸になるか幸福になるかは本人の資質によるものと思います。hazel_plutoさんのように、好奇心が旺盛なかたなら、数万年、いや数億年生きていても目標を持って生きていられるので幸せでしょう。また、わたしならば、これから千年の時間をかけて宇宙船の研究をして組み立てて宇宙に旅立ちます。そして10億年くらいは銀河系探索の旅にあててもいいかなと思います。もちろん、伴侶はその千年の間にみつけた100人の妻と一緒ですけどね。
通常、人間は幾多の経験を経て成長していくものですが、寿命で死ぬことでそれらが結局無になることにいつも疑問をもっていましたが、不老不死になることで「ある意味神に近い」精神の成長が得られるのであれば、決して不幸とはいわないでしょう。
私と同意見ですね。
それも仕方ないですね。残念ながらこれが真理だとするならば「死」の不条理さを肯定できないことになってしまいますね(直結するわけではないですが)。
私は、大人しく自分の寿命を全うするしかないですね。非常に腹立たしいですが。
100人の妻ですか・・・・
その100人の妻達の人間関係が恐ろしいことになっているのでしょうね。それって自ら不幸な環境を作ってませんか?
不老ふ死温泉 公式ホームページ
・人生に対する熱意に欠ける。
・死ぬ気で頑張るコトをしない。
・時間を大切に思うことが出来ない。
・我慢することを忘れ、ヤリたい放題。
・不老不死じゃない生き物との不公平感。
・人口が増え、生態系がメチャメチャ。
・潔くない、美しくない。
不老ふ死温泉
白神山地の近くにある温泉なんですね。
白神山地といえば、無許可入山などのせいで生態系が崩れてきているそうですね。悲しいことですね。
>・人生に対する熱意に欠ける。
>・死ぬ気で頑張るコトをしない。
自分の好奇心を満たすために精一杯行動します。
>・時間を大切に思うことが出来ない。
これはそのとおりだと思います。
>・我慢することを忘れ、ヤリたい放題。
社会との調和を保つために我慢します。
>・不老不死じゃない生き物との不公平感。
不公平と感じるのは私ではないので気になりません。
>・人口が増え、生態系がメチャメチャ。
人口に対する割合は極小なので問題になりません。
人口問題ならば現在でも問題になっています。
>・潔くない、美しくない。
潔くはないと思います。美しさについては分かりかねます。
http://blog.hanamarl.com/item-159.html
今度は不老不死を否定してみる - あっちこっちケイイチ
またブログに少し書いて見ました。あまり、強烈な事はかけませんでしたが、一応不老不死を否定できたかと思います。
人は人と関わることができないと幸せにはなれないと思います。
私は不老不死な人がいたら羨ましいから友達になりたいと思います。
特に恐れることも無いと思いますし、いろんな話を聞かせて欲しいです。
人とのの付き合い方は、そんなに変らないと思います。
>人は人と関わることができないと幸せにはなれないと思います。
この意見はかなり有力だと思いました。
5の回答でも書きましたが、やはり、たった一人での不老不死は不幸だと分かりました。
それを補完する意味で他人を不老不死にする能力をセットにしてみました。
で、他人を不老不死にする能力でいったいどれだけの人間を不老不死にできるかが、問題になるのかなと思いました。
自分が一緒に生きていて欲しいと思う人達だけ、または人類に対して大きく寄与する人達のみ不老不死にすると思います。
それが100人、1,000人、10,000人と増えていくのかもしれません。状況次第ですね。
そして、これだけの人達と一緒にいれば飽きることはないのかもしれません。
しかし、無限の寿命を持つ人達ですからお互いに知り過ぎてしまって退屈になるのかもしれません。
また、宇宙の全ての謎を解明しようとします。これを達成するために10,000人の力を
結集します。しかし、打ち破ることのできない壁にぶつかる可能性があります。
不老不死でない人類がまだ、残っている場合はその中からその壁を破ってくれる人を探すしかないでしょう。
問題は、不老不死以外の人類が滅亡していた場合です。
10,000人のみでその壁を打ち破ろうと試みるでしょう。
不幸の始まりはそのときかもしれません。
壁にぶつかることに疲れ果ててしまうと思います。
つまり、「完璧な不老不死」である人達が幸福になるには、
「不老不死」でない人類と共に生きることが必須の条件になるのかなと思いました。
言い換えれば、自分たち以外の人類が滅亡しなければ幸福だし、滅亡すれば不幸であるとなります。
この意見であれば、「完璧な不老不死」を不幸であるとある程度は証明できたのかなと思います。
それでも、私は「完璧な不老不死」になりたいと思ってしまいます。
別の意見がないでしょうか。
宜しくお願いします。
おだやかな滅亡ですか。
そうであれば現状は、happy_tomoさんの希望通りに順調に滅亡へと向かっているのではないでしょうか。
このままいけば地球は非常に住みづらい環境になりそうですもんね。
私は人類には滅亡してほしくありませんね。
なぜなら人類が「イビツな生き物」だとしても、地球の歴史の中で自然と生まれた生命体であることに変わりはないからです。
地球環境にとって諸悪の根源になってしまった人類ですが、そのマイナスの面も含めて地球の一部であると思います。
学生のときは、地球環境や他の生物のことを思えば人類が滅亡したほうがどれだけプラスになるかと思ったこともあります。
しかし、不完全で害虫みたいな人類も含めて地球という星が成り立っているのではないかと思い始めるようになりました。
そう思うと人類の悪いところも許容できるようになりました。
かといって、許してばっかりだと悪くなる一方で確実に滅亡してしまいそうですけどね。
質問の趣旨からは外れてしまったような気がしますが、せっかくなので自分の意見を書いてみました。
Yahoo! BB入会案内トップ - Yahoo! BB
URLはダミーです。
「完璧な不老不死」になった場合、気の遠くなる時間が流れ、地球も他の惑星も全て死滅し、宇宙空間のみになった場合、「意識ある死」を迎えることになると思います。いくら恋人や親しい人間を不老不死にしたところで、宇宙空間では声も反響しませんから話すこともできないし、視界も全くないので見ることもできない。唯一触ることはできるでしょうが、見ることも話すこともできない子供を増やしても意味がないし、何より生んだ瞬間死にます。もし生んですぐ不老不死を与えても、赤ん坊の不老不死では無意味でしょう。
以上のことから何もすることがないのに、意識はあるという不幸な結末になるでしょう。不老不死ですから発狂もしないし、常にしっかりとした意識があります。宇宙空間で見たり話したりできるように宇宙船のようなものを作ったとしても、結局一時しのぎです。
完全な闇の中で近くに同じ人間がいるのに、話すことも見ることもできず、触ることも無意味で、しかし意識ははっきりあるという状況、先述の「意識ある死」と、一般的な「死」のどちらがいいかと問われたら、僕は迷わず「死」を選びます。
なお宗教的な回答は除くということで、死後の世界はないものとしました。
すいません。
それよりずっと前の段階で不幸になると論じてくれませんか。
質問の設定が甘かったことを認めます。
私の質問の意図としては、人類との関係性、社会との関係性、精神構造の変化によって不幸になるのではないかということがあったからです。
申し訳ありませんが、ご了承ください。
軽く考えてみたいと思います。あなたが完璧な孤独に耐えうる人間なら話は別ですが、他者を不老不死にできるという設定なので、あなたは不老不死であることを他者に話すという前提で進めます。
まず、人の口に戸は立てられないし、あなたが人と接触する限り、不老不死であるあなたの存在は世間に知れ渡るでしょう。そこで人々は、あなたに不老不死の命をもらいたい派と、そんなのいらない派とに分かれると思います。あなたが前者に不老不死の命を与えれば、その後に起こるのは両者の争いでしょう。まあ前者は不老不死ですから力で争えば結果は目に見えてますが。前者は後者を気に入らないといって殺害するかもしれません。後者は不老不死を渋々受け入れ、ただ漫然と生き続けるかもしれません。
あなたが前者に不老不死の命を与えなければいいだけと思われるかもしれませんが、彼らは不老不死の命を得るためにあなたにとって苦痛になるどんなことでもするでしょう。例えばあなたにとって大事な誰かが人質にとられるとします。あなたがその大事な人を不老不死にすれば解決するかもしれませんが、その人が不老不死になることを嫌がっていた場合、あなたは自分がその人が殺されたら嫌だからという理由でその大事な人を不老不死にできますか? その大事な誰かを切り捨てて、前者に不老不死を与えないことも出来ますが、あなたはその大事な人がいなくなる痛みに耐えられますか?
大事なAが死んだBが、Aが死んだのはあなたがAを不老不死にしてくれなかったからだと逆恨みし、あなたを殺せずとも苦痛を与え続けようとするかもしれませんね。また、あなたの存在が世間に知られる前に政府の秘密機関(笑)とかそういったような組織があなたを監禁し、ありとあらゆる実験を繰り返し、不老不死の秘密を解き明かそうとするかもしれません。心臓にくいをさしても死なないのか、頭蓋を割って脳みそをかき回しても死なないのか。はたまた太陽の光に当てても死なないのか。もちろん、そういった組織の頂点に担がれて王様のような待遇を受けて楽しく過ごすことも考えられます。
不老不死はそういう様々なリスクを抱えることだと思います。宇宙の果てを見たい、世界の全てを知りたいといったどんな夢を持とうと、不老不死であるあなたの夢を邪魔する輩は必ず現われるでしょう。そして、それは普通の一生に比べて不幸なことだと思います。
悪意のある人間がたくさんいることが、幸福への障害と言えますね。
そのような人達との関係を断ち切りたいと思っても、かなり難しいでしょうね。
「様々なリスクを抱える」というのは確かにその通りだと思います。
しかし、やりかたによってはそのリスクを下げることも可能だと思います。
具体的な方法としては権力者の下に身を寄せるか、自らが権力者になるなどの方法があると思います。
(権力者の下に身を寄せるのは危険な気がしないでもないですが。)
他にもいろいろ方法がありそうですが、ちょっと思いつきませんでした。
考えときます。
IT用語辞典 e-Words
URLはダミーです。
回答を考えていたら、10番さんが同じようなことを回答していました…。
とりあえず、3つ考えてみました。
1.地球はあと数十億年後に、膨張した太陽に飲み込まれて無くなるそうです。
完璧な不老不死者が宇宙空間でも生きられるのであれば、とりあえず月とかに避難・移住するとして、その後は完璧な不老不死者達だけでの生活が始まりますよね。
そしてその後の状況は、10番の回答と同様になると思います。この場合は、地球で摂っていた食事はもう得られないでしょうから、食事の楽しみも無くなると思います。これも人によっては淋しいでしょうね…。
但し、完璧な不老不死者でない子供を作ることができるのであれば、この問題は解消されちゃいますね…。
2.完璧な不老不死者同志の間に生まれる子供が完璧な不老不死者限定の場合は…人口増加を防ぐためにもSEXは禁止になるかも知れませんね。
完璧な不老不死者の場合、完璧な避妊方法なんて無いと思います。いわゆる去勢とかできない体なのですから。
これはかな~り不幸なのでは??
3.完璧な不老不死者は苦痛を感じるのでしょうか?
苦痛と言ってもそもそもは触覚なのでしょうから、苦痛を感じないと言うことは無いのだと思います。
#ちなみに触覚が無いとすれば、それだけでかなり不幸ですよね…。
完璧な不老不死者であればキズは一瞬のうちに治るとしても、例えば宇宙空間に放り出されたら、それはかなり辛いのではないでしょうか。
完璧な不老不死者の場合、他にもこのような状況(永遠に苦痛を受け続ける状況)が考えられると思います。そうなると、これはかなりのリスクであると思われます…。まさに地獄だ…。
1.2.
子供は作れないこととします。
作れるという条件にしてしまうと全人類が不老不死になるのとほぼ同じになるかなと思ったからです。
3.
素朴な疑問なんですが、触覚がなかったらどうなるんですかね?
苦痛は感じることができるとします。
悲惨な状況に陥らないように気を付けるとしか言いようが無いですね。
「完璧な不老不死」とはこの世の全ての夢や希望や屈辱や挫折を経験しても、
心でさえも老いないのですか?
そうだとしたら、そんなに心の動くことが少ない(感動が少ない)生き方は、
不幸なのではないでしょうか。
心だけは老いるといった場合は、
いずれ心だけが動かなくなってしまうのではないでしょうか。
それもまた不幸だと思います。
うまく伝わらないかもしれませんが、「不老不死」いいな、なりたいな。
と思った次の瞬間やっぱり嫌だな、と思った私なりの考えです。
「完璧な不老不死」とは肉体だけがそうなります。
心(精神)は、新しい経験によって成長すると思います。
riettiさんの表現だと「心だけは老いる」ということになるのかな。
「心だけが動かなくなってしまう」というのは、新しい経験をすることがほとんど無くなってしまうということを言っているのでしょうか。
確かに、無限の寿命だとほとんどのことを知り尽くしてしまって大抵のことでは感動しなくなりそうですね。
身近な例で考えると、高齢者の方々は感情の起伏に乏しい気はしますしね。
でも、肉体も衰えているからそちらに引っ張られるという考え方もできるし。
どうなのかな。
誰か、若者の感性を持ったおじいさん、おばあさんに会ったことがある方いらっしゃいますか。
不老不死であること自体が、すでに不幸だと思います。
一生死なないということは、もう人間ではないのだから。
全てを知ってしまった不老不死は次は何をすればいいんでしょうか?
全てを知ってしまったら、やることがなくなって不幸になるかなと思います。
しかし、無限の時間があったとしても全てを知ることが可能でしょうか(どちらとも言い切れませんね)。
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↑ダミーです。
1.で肉体的な苦しさは問題にならないとありましたが、精神的な苦しさはどうでしょうか?不老不死のあなたを限られた寿命の人間は皆対等にみるでしょうか。それに、あなたの能力を知れば、必ずそれを求めて争うと思います。あなたはそこに見られる人間の愚かさや醜さを、無限の命を持つことで、客観的に見ることになります。あなたは、それに耐えられるでしょうか?回避することもできますが、結局は、不老不死を望むみんなに能力を行使しなければなりません。その中には、善意のかけらもない愚か者や、たとえあなたが信頼していたとしても、能力を得たことで善意をなくしたものも現れるでしょう。そこでもし、そいつらが不老不死でない人を殺したら?性犯罪、たとえばレイプなどをしたら?あなたは、能力を行使したことが正しかったと断言できますか?
また、宇宙やすべての現象のなぞを解明したいので不老不死は不幸でないとおっしゃっていましたが、その次の事象を考えたときに、どうするのでしょうか?
私は、人類は絶滅に向かって進歩していくと考えています。地球が終わればそれまでの話ですが、人類はそれをも乗り越えてすべての謎を解明すると思います。しかし、すべてがわかってしまったとき、つまり、一秒後の世界が寸分狂わず予期できてしまったら、生きることへの楽しさや喜びを実感できるでしょうか?宝くじの当選番号がわかってしまう、お笑い芸人が、次にボケようとすることがわかってしまう、恋愛で、人に告白しようとする前に結果がわかってしまう、逆に、誰かに告白されることが先にわかってしまう・・・、なんの緊張や緩和もない世界が、人間に究極の退屈を与えると思います。そして、世界のあちこちでなんの喜びもない、ただ単に繁殖活動を繰り返すことに嫌気がさして死を選ぶものが後を絶たないと思います。だから、その中で生き続けることは不幸だと思います。
最後に、私が考える完璧な不老不死を得て絶対的に幸せになるのは、下等動物に限られると思います。繁殖活動のみを生きることの目的とするならば、完璧な不老不死は、絶対的な幸せだと考えていいと思います。そこが人間と違うところであり、人間が不老不死を得て不幸になる理由でもあるところです。
1と14の回答で逆のことを書いてしまいました。
許してやってください。
確かに精神的な苦痛は相当ありそうですね。
特に「能力を得たことで善意を無くすもの」が現れるのは辛いですね。
未来が分かるという技術まで達成してしまうのでしょうか。そうなってしまったら確かにつまらない気はします。
みなさんのおかげでかなり「不老不死」が嫌になってきました。ありがとうございます。
もう少し回答を募ってみます。
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Amazon.co.jp: 屍鬼〈1〉: 本: 小野 不由美
URLはダミーです。
すでに他の方の回答にあるように、人間関係での軋轢が問題になると私も思います。不老不死であることを完璧に秘して独りで生きるか、完璧に世界征服しつづけるか、どちらかしかないのではないでしょうか(権力者のもとに身を寄せるといっても、権力者は自分があなたに見せたいものしか見せようとしないでしょうし、もっといえば洗脳しようとすると思います)。
科学者にとっても困った存在です。科学者はあなたの不老不死がどうやって実現されているのか解明しなければなりませんが、神さまのしたこととなれば人間には解明できない。とすると、科学への信頼が薄れてその発展を阻害します。
不老不死者が存在する、ということは、それだけで大きな力です。なるべく中立な立場でものごとを見つづけたい、というのが動機のようですが、そのために最も邪魔になるのは自分自身の存在だ、ということになってしまいます。
世界は変わってゆくのに、自分(や周囲の人たち)は変わらない、としているのが、この設定の問題だと思います。
……この回答では死の不条理さはまったく肯定されないような気もしますが……。死が不条理だ、というのがわかりません。人間の寿命がもっと遥かに永くなっていて、それぞれがここまで生きたらもう十分という時点で自ら死を選ぶ、というのがhazel_plutoさんの理想なのでしょうか。
確かに私の理想と言うことであれば、ymd-y さんの言う「完璧な不老不死」+「自分で選べる死」になります。
しかし、それだとあまりにも都合が良すぎる気がして設定しませんでした。
「死」が不条理どうかということについて考えてみました。
質問の動機は、自分達の知識や経験の積み重ねが全て無駄になってしまう運命に逆らいたいと思ったからです。
また、他の人達は「死」をどのように捉えているのか知りたかったというのもありました。
しかし、今回と前回の質問で「不老不死」の悪い面ばかりを指摘され、理想と現実のギャップに気づかされました。
同時に「死」のメリットも理解でき、「死」は不条理ではないと思えるようになりました。
また、「不老不死」を手に入れようとする人はよほどの覚悟が無いと駄目なんだと分かりました。
私は「不老不死」を手に入れるのには覚悟が足りなかったようです。
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Amazon.co.jp: しあわせの理由: 本: グレッグ イーガン,Greg Egan,山岸 真
1.リンク先は「しあわせの理由」というSFです。この中の「ボーダー・ガード」は、不老不死を達成した未来社会の話です。
2.「死」を肯定する方法は無いと思います。もし、仮に死を肯定できたとすると、死んでもいいということで、じゃあ今すぐ死んでもいいのかと言われると困るから。
3.神様に不老不死にしてやるぞと言われた時に、不老不死が幸せかどうか聞いてみるという手もありますね。
1.
アマゾンのウイッシュリストに登録しました。
ありがとうございます。なるべく早く読めたらと思います。
2.
18の回答で「死」を肯定するための前提「死」が不条理であると証明することを自ら否定しまいました。
「死」は肯定も否定もするものではなく、人類にとって必要なものかなと思うようになりました。
3.
それはずるいと思います。
この質問は、これで打ち切らせて頂きます。
多数の回答どうもありがとうございました。
そして、ここにきてようやく分かりました。
私は「死」が不条理であることに堪えられないのではなく、不条理な「死」に怯えていたのだと。
自分や周りの人達が理不尽なことで死んでいってしまうことが怖かったのです。
今の心境なら「完璧な不老不死」を断ることができそうです。
なぜなら、現実的に考えてみるとメリットよりもデメリットの方が多かったと納得できたからです。
新たに質問をしてみました。
よかったら回答してください。宜しくお願いします。
私は、やりたいことがたくさんあるので「不老不死」になることで生きる張り合いがなくなるとは思えません。
「完璧な不老不死」なので肉体的な苦しさは問題になりません。当然病気にもなりません。
他人を不老不死にする能力を持っているのは自分だけなので、人口が多くなりすぎることはありません。