極端に台詞の少ない映画や漫画を教えて下さい

「永遠のハバナ」（原題「SUITE HABANA」、2003年／キューバ=スペイン／35ミリ／カラー／84分）

キューバの首都、ハバナの人々の日常を描いたドキュメンタリー系映画。

この映画は台詞もインタビューもナレーションもなく、最後に出演者についてちょっとした説明があるだけ。

上映している映画館が現時点で少ないので、ご覧になれるかはわかりませんが、ご参考までに（DVDはまだないです）。

台湾の作家、蔡明亮の作品。台詞は特にないです。

「ゴン」田中 政志

モーニングで連載していたマンガです。小さな恐竜ゴンと色んな動物が出てくるコミカルな作品です。セリフ、擬音一切ありません。

映画・阿弥陀堂だより

監督：小泉堯史

出演：寺尾聰、樋口可南子、北林谷栄

美しい映画。これにつきると思います。長野の四季の移ろいの美しさと、そこに暮らす人々の美しさ。そして、人生の美しさ。とにかく、不快なものが何一つとしてありません。優しい気持ちでゆったりとストーリーに耳を傾けることができます。

映画・2001年宇宙の旅

定番ですが、一生に一度は見るべき映画。

SnoopyでおなじみのPEANUTS

原語も谷川俊太郎氏の翻訳もスパイスの効いた台詞が素晴らしい。

（一切台詞のない４コマ漫画も多数有り）

実験映画っぽいですが、寺山修司の〝消しゴム〟。20年以上前の学生時代に見た時は衝撃的でした。

有名ですが石ノ森章太郎のジュンはどうでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/BLAME!:detail]

講談社の漫画「BLAME!」です。連載は終了してるんですが全編通して台詞、説明文が非常に少ないです。文字ではなく描写力と雰囲気で読ませます。僕は日本を代表するハードコアSF漫画の傑作の一つだと思ってます。

あの、答えになってるか分かりませんが、

鳥獣戯画とかいかがでしょう？

「日本最古の漫画」といわれているそうです。（１２～１３世紀）

鳥獣戯画を部分的にスキャンしてupしているサイトです。全体像はないみたいですが。

北野武監督『Dolls [ドールズ]』

紙縒りのように絡まる登場人物たちが、色んな意味で美しい作品です。

この漫画を読んで、絵がうまかったら漫画家になろう、と思いました。

それくらい絵が多いです。

パンパン！（ピストルの音）とか　笑

レオンやTaxiシリーズで有名な

リュック•ベッソン監督のデビュー作

「最後の闘い」は台詞のない映画です。

若い頃のジャンレノも登場します。

また「アトランティス」も台詞がないですが、人間そのものも登場しません。かといってナレーション等もないので、高度な無台詞映画と言っていいかと思います。

　青山真治監督の”ユリイカ(EUREKA)”です。

　バスジャックに遭遇し、重い心の傷を負った運転手と幼い兄妹が、再びバスでに乗り込み徐々に心を通わさせていく様子が描かれた映画です。

　ほとんど言葉を発さず、表情だけで意志を伝える妹を演じた宮崎あおいの演技力が光ります。

青島幸男の「鐘」は、ほとんどセリフ無しだそうです。といっても無声映画というわけではなく(時代的にも違います)、最初から海外の映画祭に応募する目的で制作したため、翻訳する必要がないようにセリフを無しにしたそうです。

パッと思いついたのは、北野武監督の「この夏、一番静かな海」。口の効けない青年が主人公ですので、セリフが極端に少ないのですが、いい出来だと思います。

ここにも感想が。

自分のサイトで恐縮ですが、

フランスの漫画家メビウスの作品『Arzach』（アルザック）はどうでしょうか。

台詞どころか擬音もまったくありません。

宮崎駿の『風の谷のナウシカ』に多大な影響を与えています。

http://moebius.exblog.jp/1491491/

（『ハウルの動く城』DVDに特典として付いてくる予定の、

　メビウスと宮崎駿の対談動画です。

　『アルザック』と『ナウシカ』の関係についての言及もあり）

友人と一緒に映画館で立ち見しましたが…。

すごく少なかったという印象があります。

タイトルは「天国よりもヘンなところ」という意味。

主人公はまったくセリフをしゃべりません

魚喃キリコ（ナナナンキリコ）さんの作品です。

セリフの少なさの理由として、穏やかに時間が流れているような描写が多いこと、一こまが大きく、雰囲気として落ち着いていることが私の見方です。

『サイレント・ムービー』は1976年製作のサイレント映画。でも、わざわざ「サイレント」と銘打っているような映画は、台詞が無いに決まってるので対象外ですよね？

ちなみに、台詞が全く無いわけではなく、マルセル・マルソーが一言だけ台詞を言ってます。

というわけで、サイレント映画と銘打ってない映画の中では、新藤兼人監督の『裸の島』があります。

これは確か、泣き声やうめき声はあったものの、具体的な言葉による台詞は全く無いです。

無言

三船、リーマービン特に前者の大根振りはいいですね。「馬鹿野郎！」「見るな」くらいしか台詞ありません

柳場敏郎・IZAM　ただ対面して食事をしてますが・・・2度目すみません

全編台詞無し。全く無い。映画も面白いが、この映画の製作プロセスはそれ以上に面白い奇跡のような映画です。

「トリビアの泉」で知った作品です。

映像が印象的。。。

多分そんなに台詞なかったような・・・

現在絶版なので復刊希望中の本ですが。

　アニメでいえば、真っ先に上がるのは鬼才　押井守監督の傑作「天使のたまご」でしょう。難解すぎて作家生命が危うくなったくらいの名作です。台詞はまったくないわけではないですが、ほとんどないといっていいと思います。

　アマゾンでは売っていませんが、HMVではまだ売っていたと思います。

一度回答してるのですが・・・

思い出したのでコチラもどうぞ。

スノーマンという絵本を映像化したものです・・・音楽と映像だけで台詞はひとつもありません。

とても切ない話で大好きです。

映画(チャップリンシリーズ)

ストレイトストーリーをご紹介します。有名な作品なのでご存知かもしれませんが・・・。

台詞無しではありませんが、淡々と一人の老人のトラクターの旅を描いたロードムービーで、台詞は少ないです。

ずっと前に見たものなので、うろ覚えなんですが、台詞自体はなく、少しのナレーションのみで物語が進んで行ったと思います。

はっきり覚えていなくてすみません。。。ご覧になった事ありますでしょうか？

一世を風靡した映画です。

エロさに光があたっていましたが、

内容の方はセリフの少なさでどうしてナインハーフというのかが、わかりませんでした。

「遠くへいきたい」（とり みき著）

台詞の全くない９コマ漫画です。

vol.4まで出版されています。１頁１頁、噛みしめるように読んでいっていただければ幸いです。

「シャカリキ！」です。

自転車漫画なんですけど、主人公の台詞は「・・・・・」という沈黙のみです。

他のキャラはしゃべりますけど。

極端にというのは少し違うのかな・・・？

NHK教育テレビで放送されていたクレイアニメ「二ャッキ」。

コトバが少ないというか、人間の言葉ではないので表情や動きで表現される様が

とてもかわいいです。

のんびりした空気感とそれに比例して台詞も少ないです。

「DEEP BLUE」

確かナレーションも無かったと思います。

セリフも少な目ですが、画面もあまり動きません。あまりお勧めできません。

テレビでもいいんですか？

Mr.ビーンは台詞は少ないですよね。

主人公の台詞が少ない，寡黙という観点で回答します。

つらつら考えましたが，やはり

　ランボーの第一作目

でしょう。台詞がないために事件が始まりますし，最後に主人公が一気に心情を吐露する場面が印象的です。後，ブルース・リーも比較的寡黙ですね。

　漫画だと心情を語るものは，台詞がすくない気がします。

　………を使わず，坂田靖子は比較的少ない気がします。

　猫十字社の小さな茶話会シリーズは，夫婦なのに陽な会話が目立たない。旦那あるいは奥さんの想いなのか，独り言なのか，はっきりしません。

　ここで紹介するのは，高橋葉介です。

　饒舌なわりには，台詞が絵に一体化していて，紙芝居をみているごとくです。

藤谷美和子と松田優作がお互いに好きあっているのに、友達の妻であるが故に恋心を告げられない長回しのシーンがありますがこのほとんど無言に近いのに切なさが伝わって来るシーンはお勧めです。藤谷美和子の可愛らしさには驚かれると思います。

伝説のライダー「キリン」がバイク乗り達に語り継がれる存在になる話

さすがに走っている最中はセリフがほとんどありません。

台詞の少ない....といえば、カウリスマキ映画です。設定上台詞が少なくて当然という類ではなく、普通に人物がいて会話があって当然のストーリーなのに台詞が少ない。

イチオシは、やっぱ「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」ですかね。

台詞少なくて印象的だったのが、ジム・ジャームッシュ「デッドマン」です。

今年日本公開されたウルグアイ映画ですが、台詞のないシーンが殆どで、そこに妙な味があります。機械が機械らしかった時代の靴下工場の映像がいい。

おまけで、ベタなサイレント映画を。台詞は字幕で入ってるんですが、あれが音声で入ってたとしても台詞少ないと思います。

「極端に台詞が少ない」というよりは「台詞少な目」程度かもしれません。が、台詞の少なさがうまく活用されて独特の世界観を作り上げている作品ばかりを選んでみました。

「ジェリー」

監督：ガス・ヴァン・サント

出演：マット・デイモン、ケイシー・アフレック

台詞が少ない映画と聞いて真っ先に浮かんだのがこの映画でした。もっとも台詞どころか物語もほとんど無いようなものですが（笑）

“マット・デイモンが出てるから”と軽い気持ちで観た人はあまりの何も無さに戸惑ってしまうでしょうね。

ちなみに私は大好きな映画です。

こちらは肯定的な意見

こちらは否定的な意見

ほとんどしゃべらない男の子が主人公の、色がきれいな、おとぎ話のような映画です。