【記憶を失い、取り戻すまでに時間がかかったケースのお話や体験記、書籍などがありましたら教えてください】
※早く(数日内に)記憶の戻ったケースはすみませんが不要です。
ちなみに記憶を失っているのは親戚にあたる高校生の女の子です。普通に生活はできていますがこれまでの行動、家族を含む人間関係などの記憶を一切失っています。
脳はしゃべるなどの日常知識を覚える部分、体験などを記憶する部分、重要な事項を覚える部分など記憶する分野によって記憶する場所が分かれているようです。
このため、日常知識はあるのに、自分に関することのみ忘れる(覚えてない)ことがあるようなのです。
事故などの外因性の記憶喪失の場合、比較的早く記憶が戻ることが多いようですが、上記のように記憶喪失を引きずることもあるようです。
また、記憶が戻ったとしても、記憶能力に減退が見られることもあるようです。
大変かと思いますが、周りの人が支えてあげることが一番です。
http://kaorukosan.com/aromas/science/01.htm
香りで記憶が甦る:アロマで頭が良くなる理由は、脳の刺激する部分に秘密があるんです
香りの機能を紹介するHPですが、10年以上記憶喪失のままだった少年が、嗅ぎ慣れた香りがきっかけで一部の記憶を取り戻したと言う事例です。脳のにおいを処理する部位が記憶に関与する部位に近いという背景があるそうです。
なるほどー。ブルースト効果ですか。ドラマなんかでときどき目にしますが実際にこういうこともあるんですね。嗅覚が記憶として長い期間残るのはちゃんと根拠もあるんですね。参考にさせていただきます。ありがとうございます。
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/01685427.6dcb68d5/?url=http://item...
【楽天市場】記憶と健忘:楽天ブックス
医療用の本ですが、実例と対処法のようなものが載っています。
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【楽天市場】救急精神病棟:楽天ブックス
実際にあった話が色々載っていますがその中に記憶喪失もあります。
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【楽天市場】ぼくらはみんな生きている:楽天ブックス
帯より
記憶喪失ー
驚愕の
ノンフィクション
ありがとうございます。「記憶と健忘」はかなり専門書に近いような内容のようですね。価格もすごい…。読んでも理解できないかもしれません。3番目の本がかなり参考になりそうです。購入してみますね。調べれば調べるほど二度と記憶を取り戻さない例もあるんだ…と思い、少々悲観的になってしまいますが。
テレビやラジオ・書籍ではこんな話をよく聞きます。
・今までに聞いたことがある音楽を聴かせてあげると少しづつ記憶を取り戻していく。
・踊ったことがある踊り(あれば)を踊らせると記憶を取り戻していく
上の二つはいろいろなところでよく聞きます。
テレビでは以下のお話を聞いたことがあります。
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頭を強く打って記憶喪失してしまった少女がいて、何年も記憶喪失のまま生活をしていました。ある時、ラジオから昔おどったことがある音楽が流れてきました。そこでその家族が懐かしんで踊りを踊っていたら、その少女がいきなり泣き出した。理由は記憶を取り戻していた。
参考にしていただければ嬉しいです。
すみませんが記憶を取り戻す方法が知りたいのではないんです。リアルな体験記を読みたいのです。
そもそも「脳振盪」とは、何の後遺症も残さずに治癒する外傷であり、この女の子の病名にはそぐわないです。
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0101/bn/24/07u.html
星和書店/脳の科学 24巻7号 抄録本文
この女の子の病名としては、“びまん性軸索損傷”(DAI)「注:Diffuse Axonal injury」が正しいです。
http://www.gulf.or.jp/~yuter/injury.html
大阪脳損傷リハビリテーションネットワーク(脳損傷とは)
専門的な記述ばかりですが、上記をご参照ください。
ご回復をお祈り申し上げます。
おそれいりますが、専門知識をお持ちのかたなのでしょうか?脳の検査ではなんの異常も見られなかったとのことで、病院でも「本来なら2〜3時間で記憶が戻るはず」といわれたそうです。実際にはどこかが損傷しているのでしょうか…??? 本当に脳が損傷しているのなら病院でそういった説明があるはずなのでは…?
(ちなみに最初のしばらくは大病院で入院&検査していました)
この長編小説には
逆行性健忘から20年後の”生還”が
テーマになってます。
フィクションかノン・フィクションかは
不明です。
http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/ency/article/003257.htm
MedlinePlus Medical Encyclopedia: Memory loss
ご質問の内容からちょっとずれますが、CTでは損傷が写らなくても、高磁場MRI(ヒト用に使えるもので7[T]まであるはずです)で詳しく調べて損傷が見つかるケースもありますよ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hippocampus
Hippocampus - Wikipedia, the free encyclopedia
Hippocampusという部位の損傷にともなうアムネジア(amnesia)という症例はよく聞きます。
http://www.thebrain.mcgill.ca/flash/i/i_07/i_07_cr/i_07_cr_oub/i...
THE BRAIN FROM TOP TO BOTTOM
リンクが全部英語で申し訳ないのですが、もしamnesiaの症例を見たいのならば、このページで” amnesia”と検索すればわんさか出てきます。
http://en.wikipedia.org/wiki/HM_(patient):detail]
健忘症の患者さんで恐らく一番有名なHMさんの例。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=健忘症患者+HM&btnG=Google+検索&lr=:detail]
ありがとうございます。英文はちょっと読めないです…こういった文章って特に専門用語のようなものも多いので。ただ、高磁場MRIでの検査やアムネジアという症例、ぜひ参考にしてみたいと思います。
コメントありがとうございます。なるほど…この方の場合は日常生活に支障が出るような障害が少し見られますね。脳の検査では異常なし、とは書いてらっしゃらないのでやはり脳のほうになにかあったのでしょうか…。「脳外傷」ということなので脳震盪による記憶障害(脳に異常なし)とは症例が異なると思いますが参考にさせてもらいます。