見ていてヨーロッパの美しい風景や町並みが楽しめる映画を探しています。映画自体のテーマは特に限定しませんが、あまり激しいものや怖いものではなく、静かな感じの映画をご紹介いただけませんか。

古くてもよいのなら・・・

「眺めのいい部屋」

監督　ジェームズ・アイヴォリー

国　イギリス　【1986年度作品】

おすすめです。

古いですが名作『ベルリン天使の詩』とか。壁の崩壊の前年に観ていたことを思い出します。

イル・ポスティーノ（イタリア映画）

イタリア、ナポリに浮かぶ小さな島

恋に落ちる確率（デンマーク映画）

アングルや、パリと似たコペンハーゲンの街を魅力的に撮ったカメラに注目してしまう作品でした。

冷静と情熱のあいだ

フィレンツェ・ミラノ　絵画のような映像

ベタかも知れませんが

「サウンドオブミュージック」が一番最初に思いつきました。

アルプスの山々のきれいなこと！

聞きなれた曲が多いのでまったりと見ることができます。

『コレリ大尉のマンドリン』

ギリシアのある島が舞台なのですが

海が青くて、空が高くてとっても綺麗でした。

一応戦争の話ですが、焦点は人間なので怖くはないです。

『About A Boy』

ノースロンドンが舞台です。

美しい！というよりも、面白い街並みが楽しめます。

HPより。

『アバウト・ア・ボーイ』で描かれるイスリントン地区は近年モダンな店が増え、地元の商店とヒップなデザイナーショップが並ぶミックスチャーなエリアだ。『ノッティングヒルの恋人』(高級住宅地のノッティングヒル)や、『ブリジット・ジョーンズの日記』(再開発のテムズ南岸)の舞台とはひと味違った街並みが印象的だ。

赤い風船 (1956/仏)The Red Balloon　Le Ballon Rouge

３５分間の短編映画。セリフはなく、モンマルトルの町並みを行く少年と心をもった（ような）赤い風船の様子を綴っている。モノトーンの町並みと赤い風船の対比はまるで絵の中の世界。少年と風船の映像だけで作られたこの作品。短編とはいえ、最後まで優しい気持ちで楽しめる良質な作品。

昔の南フランス（リヴィエラ）の風景が素敵です。たとえば２台の車が山を走るシーンをヘリコプターで上空から撮ったシーンや、高台？の上から街並みを見下ろすシーンなどなど。ストーリーは軽快なラブサスペンス？ですが、騒がしい感じではないので落ち着いて楽しめると思います。

やっぱこれでしょうかね。

古代遺跡などが数多く出てきます

　パリ周辺のニュータウンが舞台の映画です

　ロンドンの街並み・建築物が美しいです

前出の「眺めのいい部屋」と同じ監督です。

こちらは美しい英国の風景です。

イタリアもトスカーナばかり好んで旅行しているので心に留まるのはイタリア映画に偏ってますので

以下はイタリア映画を数本。

「眺めのいい部屋」は昔のフィレンツェですが、「冷静と情熱のあいだ」は最近のフィレンツェです。今でもフィレンツェの町並みは美しいです。ホントに。

「ムッソリーニとお茶を」（原題:Tea with Mussolini)では戦時下のフィレンツェが舞台になってます。塔の街サンジミアーノも楽しめます。

「ライフ・イズ・ビューティフル」また戦時下のトスカーナが舞台の映画です。

自転車で町中を走ったりしているので街の風景を楽しめます。

自然の風景と言って最初に思い浮かんだのが「赤毛のアン」ASIN： B00005YWW1 です

でもこちらは残念ながらカナダなので参考までに。

古い映画ですが「赤い靴」。

巡業のあたりで映る風景や、主人公が呼び出されるレストラン（実際はホテルだったような）など、恐らく作り手が本当に好きな風景を盛り込んでいるのではないかというほどこだわりがあります。

「いつか晴れた日に」

英国の田園風景、庭がきれいです。

ダイアン・レインの『トスカーナの休日』は如何ですか？風光明媚で綺麗なイタリア・トスカーナの楽しめますよ。

「テス」

ずいぶん昔に見た映画ですが映像の美しさ、特に風景の美しさが印象に残った映画です。美しさ、と言えば主役を演じたナスターシャ・キンスキーもびっくりするほど美しかったです。

「ぼくは怖くない」

これはつい先日観ました。ちょっと映像的な美しさを意識しすぎかな、という気はしますが確かに風景は美しく撮られています。

私は「静かな映画だ」と感じましたが、この映画に関して「衝撃のラスト！」と紹介されているので、人によっては「怖い」と感じるかもしれません。

「バベットの晩餐会」

風景の美しさ、とは言っても寂れた村の光景で、にぎやかさ、華やかさとは程遠いので好みが分かれるかもしれません。

「静かな映画」ということで言えばぴったりだと思います。（私は好きですが人によっては寝てしまうと思われ。）

「マルメロの陽光」

10年近く前に映画館で観た映画なので、今（レンタルか何かで）観られるかどうかわからないのですが・・・。（監督がスペイン映画の巨匠言われている人なので大丈夫、かも。）

これも「静かな映画」と呼ぶに相応しい映画だと思います。

あと確か、昨年日本で公開された映画で、製作国（の少なくとも一つ）がフランスで、東欧の国を含めたいくつかの場所、時間をまたがった3つか4つのエピソードで織り成されるオムニバス物がありました。映画全体を貫くテーマが一つあって、確か「（報われない）愛」だった覚えがあります。公式サイトを見て、映像（特に風景）がきれいなので是非観たいと思いつつ、観られませんでした。記憶もあやふやだし、何より題名を覚えていないので恐縮ですが。・・・というか薦めている本人が未見なので無責任極まりないですね。

イタリアの町並みや風景がとても綺麗で素晴らしいです。

運命の人を探し求める女性の姿を描いたラブロマンスです。

佐藤雅彦さんのkinoは生活感のあるルーマニアの片田舎が舞台です。大好きな短編映画の一つです。

まだ出ていないようですし、これなどいかがでしょうか？

後は既出の「冷静と情熱の間」とか「ローマの休日」辺りしか思いつきませんでした。既に見ていらっしゃったらすいません

フランス・ノルマンディー海岸と

パリモンマルトルが舞台のこの

ラブロマンス

昨年DVD化されましたが、

モン・サンミッシェルが効果的に

つかわれていますよ

かなり古い映画ですが、ヴェニスの町を舞台にした悲恋物語。　リヒャルト橋やサンマルコ広場が出てきますよ。

ワグナーの名曲をバックにフランス、イタリア、ドイツと古城が出てきます。　

中年女性と年下の男の子の恋愛。ハッピーエンドですが、ギリシャの風景が印象的でした。

ひまわり畑とナポリの田舎家、途中からロシアの風景も出てきますが、音楽が良いですよ。涙、涙の悲恋物です。

1989年の映画、「ニューシネマパラダイス」はどうでしょうか。

　イタリアの小さな町を中心としたお話。

ノスタルジーを非常に感じて、今でもすぐに泣けてしまいます。涙腺弱いのかな。

　もちろん、町並みも美しいですよ。街の中央にある広場、素敵だなって思います。日本にもああいう発想があったらもっと素敵な街になるのに、と思うことしばし。

美しい映像です。

雰囲気は静かで繊細ですが、カットやカメラワークが鋭い感じです。

普通に砂浜取っていても、全然違うもんだなと思いました。

別に「美しい映像」なんかいらないよ、「美しい風景や町並み」が楽しみたいんだよ、と言うことだったら、こちらでチェコの町並みなど眺めつつ心暖めて下さい。