男性の自慰行為が描写されている小説（できれば文庫）はありますか？（官能小説は除く）

黒冷水です。多少ならありますが。。

最初読んだ時びっくりしました。

三島由紀夫のデビュー作ですが、ここにも書かれてますよ。

アーヴィング作品はこれ以外にも「ガープの世界」で描写があります。

大藪春彦の『黒豹の鎮魂歌』の文庫版の第三部のＰ２１にあります。

三島由紀夫の『仮面の告白』はどうでしょうか。

作者が女性なので、男性が書いたものとは少し印象が違います。

恋多き女性・サユリをとりまく男女のいろんな愛の形が描かれています。主人公はサユリを愛した男の一人・ティエンです。

サユリが海を見ながら自慰をしているのを見て、その姿を見ながらティエンが自慰をするシーンが描かれています。

第4章に出てきます。

インパクトは強かったです。

「親指Ｐの修行時代」

河出文庫で出ているようです。希望されているようなものかはわかりませんが。

主人公の女性の足の親指がペニスになってしまったことから始まる流浪の話（？）ですが、高校生の時に読んで、すごく衝撃を受けたのを覚えています。

一緒の布団に寝ているのに、恋人が自慰を始めて、主人公も自分の親指を触ってみるというのがとてもびっくりでした。

貴志祐介「青の炎」

主人公の少年が、寝付けない晩に自分を睡眠に導入する手段として行います。

映画化もされていますが、映画にはそういう描写はありません。

少年の間違った純粋さがせつなくて悲しい物語です。