創作をしましょう。才能ある皆様での連作となります。当方はかなり頻繁に閲覧できますので、その都度開封します。連作作家は、メモ帳などに草稿を書かれ、前の方の内容を確認されてからアップされるとよろしいと思います。連作創作の妙を期待します。字数制限はございません。こちら(第一弾)は2005/05/31日正午までは開いております。回数の制限はしませんがつまらない文章の方は回答拒否をしてしまいます。じっくり書いて下さい。原稿の採用不採用等編集主幹は私とします。著作権、裁量権、執筆料金(ポイント以外)につきましては、はてな様と連作作家と当方の協議の基に決定したいと思います。では早速始めます。次が冒頭文章となります。



閃光が走ったのがその最初であった。

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回答25件)

id:hirohiro3 No.1

回答回数800ベストアンサー獲得回数16

http://www.cric.or.jp/

社団法人 著作権情報センター

著作権までもっていくんですか?

id:ron39

ちゃんと文面を読んで下さいね。とんちんかんな文章はご遠慮願います。賛同して下さる方のみお願いします。

2005/05/22 12:50:06
id:torihamuhamu No.2

回答回数1757ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

斉藤はベッドから飛び起きた。

妙な胸騒ぎがして、隣で寝ているはずの妻を確認したが、その姿は無かった。

ベッドはまだ暖かい。

ガウンを羽織ると、妻の名前を呼びながら1階へ降りていく。


1階のリビングの電気は付いていたが妻の姿は見えない。

トイレや客間と、それほど広くはない家の中を探す物の、妻の姿は無かった。


斉藤が、妻の様子がおかしいと感じ始めたのは一ヶ月ほど前からだった。


*****************


こんな感じでもいいのでしょうか?

面白そうだったので参加してみました。

id:ron39

ありがとうございます!!!

2005/05/22 12:58:29
id:fugou No.3

回答回数137ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

http://www.hatena.ne.jp/1116725283#

人力検索はてな - 創作をしましょう。才能ある皆様での連作となります。当方はかなり頻繁に閲覧できますので、その都度開封します。連作作家は、メモ帳などに草稿を書かれ、前の方の内容を確..

斉藤の名前は和名正しく「ふじなり」という。漢字で書けば藤斉となる。つまり斉藤藤斉となる。このいわれは後半明らかになる。

さてベッドから飛び起きた斉藤藤斉は、そのまま慣性の法則に従い空中浮揚しつつ天井にぶつかった。天井にぶつかかり反転しつつフロアにおちた。先ほどまで暖かかったベッドは、ボワッと発火する。妻は最近では一日中にたにたと笑っている。妻はおかしの食べ過ぎでおかしくなっているのか。おかしいのが妻なのか自分がおかしいのか斉藤藤斉にはわからない。

id:futurewords No.4

回答回数223ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

肌に風を感じる。

玄関は開けっ放しであった。

「まさか」。

斉藤は鉄砲玉のように

玄関から飛び出すと、

暗闇の中を駆けた。


斉藤が辿り着いたのは

共同墓地。

そこに妻はいた。

墓の土を掘り起こし、

懸命に何かをほおばっている。

ゴギゴギと骨の砕けるようなイヤな音が

静寂の空間に広がっている。


「なぜ…」


斉藤はあふれる涙を

止めることができなかった。

id:komasafarina No.5

回答回数1662ベストアンサー獲得回数4

ポイント12pt

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/

komasafarina’s ☆ Somethin’ Celebration Is Goin’ On

いったいこの宇宙で名前など何になるのだろう? 「おれ」と「あいつ」の区別すらおれにはつかなくなってしまった。

墓の中にはシュレジンがーの波動方程式が記述するあらゆる可能態がそこにある。その波動関数も確率関数もわかりはしないのだが、たったひとつ確実なのは、墓をあけた途端にあらゆる可能態のうちたったひとつのことだけが現実のものとなり、その他の可能性は消滅するということだ。そのとき(この世界を丸ごと記述する波動方程式の)収束が起こる・・・・・。ボコッと大きなエネルギーの塊を放出して、ひとつの現実が生まれ、無数の可能性が四散する。

それはいまおれがこれを書いているということからも証明されるだろう。

次は・・・・何が起こるのか・・・・? と「おれ」は思い、ふとその気配を背後に感じた・・・・・・。

物語とはつづいていくものだ、次は? 次は? それからどうなるの? とどこかで子供が(絵本を読む)母親にその先をせがんでいる姿が目に浮かんだ・・・・それはむかしのおれの姿であったかもしれない。

id:daaaaaishi No.6

回答回数11ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/soccer_national_team/?111...

Yahoo!�˥塼��- ���å���������ɽ

その姿を物陰から見つめる男がいた。男は墓へのお供え物を目当てに進入したホームレスで何日かぶりのカップ酒をあおっていたところだった。

聞いたことがないような,しかし確実に嫌悪を催す,アルミホイルをかんだ時のような,ガラスをツメで引っかいたような鳥肌が立つイヤな音に

嫌悪よりも好奇心が勝りふらふらと誘われたのだった。


涙を拭おうともせず呆然と立ち尽くす斎藤。

彼の心には混乱と後悔が渦巻いている。

妻は空腹を埋めるかのように手と口の周りを

泥だらけにしてイヤな音をたてつづけている。

やがて,彼は意を決したように妻の下へ歩を進めた。

id:misha No.7

回答回数5ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://d.hatena.ne.jp/misha/

南カリフォルニア日日見聞録

「あなた。。。? どうしたの?」

恐々と目を開けると、そこには妻の心配そうな顔があった。

土曜日の朝、飼い主の目覚めを待っている大型犬が、キングサイズベッドの脇で犬用ガムを一心にかじっている。いつもの平和な週末の始まりだ。

しかし、いつからこんな夢を見るようになったのだろうか。


斉藤が、「昨日はちょっと飲みすぎたみたいだ。」と答えると、妻はいそいそとキッチンからエヴィアンのボトルとグラスを持ってきた。

id:co_met No.8

回答回数50ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime.html

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斉藤が見たのは、変わり果てた妻の姿だった。四肢の半分は腐れ落ち、残った左足で茶色い何かを押さえ、残った右足でソレをちぎっては口に放り込んでいる。

ひどい悪臭に斉藤はむせた。

妻が押さえつけているのは、かつての妻伊東だった。

妻は伊東の顔だけを綺麗に残し、その肉体を食べ続けている。

18のとき結婚し、20のとき離婚した幼馴染の伊東。サウジアラビアで幸せに暮らしていると聞いていたが、なぜ?

足元に肉片は、妻のものなのか伊東のものなのかわからなかった。肉片には、じくじくと染み出す血液と、どす黒く変色した血液が入り混じって付着している。

そして斉藤は墓の名を見た。

id:fugou No.9

回答回数137ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

するとそこには自分の名前が太々と刻んであった。斉藤藤斉とある。

頭上を見上げると月が二つ出ていた。

id:reply No.10

回答回数787ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://www.hatena.ne.jp/search?wd=大河はてな:detail]

・・・


「それで、この斉藤って主人公が、お前のカンジャ様だってんだな」

オレが原稿用紙をテーブルに投げ返すと、やつはあわてて原稿用紙を受け取った。

「なあ、お前ほどの専門家様がだ。オレみたいに落ちぶれたルポライターを呼んでだな、こんな原稿を読ませるってのは、ここが駅前のコーヒーショップって言うのを外してもだ。ありえねぇ。」

「気を悪くしたのか?でも、これは冗談でもなんでもない・・・。斉藤の治療にRPG療法の応用として物語を作らせてみたのは、本の気まぐれだったんだが、この物語と現実とで奇妙なシンクロというかだな、まあ、お前の力が必要な状況になって来ているって事なんだが・・・」

やつはそう言うとアイスコーヒーを一口すすり、その奇妙な話の続きを語りはじめた・・・

id:futurewords No.11

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ポイント12pt

http://www.yell-corp.jp/tabata/index.html

アドバンスステージ田端

「その斉藤がだ…。」

やつは一つせき払いして言った。


「昨日、死んだんだ」


「え?」


「変死体で発見されたんだよ」


原稿を読ませた意味が

オレにはその時ようやく分かった。

id:yasda No.12

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

「……つまり、このオレに探偵の真似事をさせようって訳か」


オレは内心苦々しく思いながらもブラックのコーヒーを一口すすった。

この店独特の酸味の強いコーヒーの味が口内に広がる。その味を飲み込む前に目の前の男――松浦がアイスコーヒーの表面を見つめながら再び口を開いた。


「警察には部外秘と釘を刺されてはいるが、少し気になる事があってな……頼めるか?もちろんそれなりの報酬も出す」


「断る」


オレは即答した、何故にオレがそんなことをせにゃならんのだ。だいたい、そんなことを急に言われてもオレの知ったことではない。


「断る気か?」


松浦の声のトーンが少し落ちる。


「当たり前だ」


それに動じず、オレはやはり断った。

すると松浦はスーツの内ポケットから一枚の写真を取り出した。

それは―――


「ばっ!お前っ!!そんなものをどこで手に入れた!!」


オレはその写真を引っ手繰ろうと手を伸ばしたが、松浦は素早くそれを再び内ポケットに仕舞う事でかわした。


「これを嫁さんに見せたくなかったら引き受ける事だ」


そういって、奴はさも愉快に笑った。


「何でオレが!他の奴に頼めよ他の奴に!!」


オレは最後の抵抗を試みる、しかし……


「だって、お前。暇そうじゃないか」


「何でそうなる!オレだって忙しいんだ!!」


「なら、何で平日の真昼間にこんなところにいるんだ?」


「お前が呼び出したからだろうが!!」


「オレは忙しかったら断ってもいいとはっきり言った筈だ、だがお前は二つ返事でOKした。やっぱり暇なんじゃないか。それに―――」


そういうと奴はもう一度あの写真を取り出し、オレの目の前でひらひらと振った。

おれは素早く手を伸ばしたが、間一髪で奴のほうが早かった。


「お前に拒否権なんてもんは、無い」


最後のの抵抗は失敗に終ったようだ。


「……わーったよ!引き受ける!引き受りゃいいんだろ!」


「そう来なくっちゃな。大丈夫、心配するな。無事に終ったらこの写真もネガごと返くれてやる。勿論報酬もだ」


そういうと奴は飲みかけのアイスコーヒーを一気に飲み干し、立ち上がった。


「じゃぁ、オレはこれから仕事があるんで後日追って連絡する。……頼んだぞ」


そして、奴は去っていった。


「……畜生!!」


オレは小さく悪態をつくとともに手元のコーヒーを飲み干す。すでにぬるくなっていたそれは、余計にイライラを増幅した。

ハッキリ言って、この事は何もかもが気に入らない。

だが、やるからには本気を出すのがルポライターの性だ。

……やってやるさ!クソッ!!


こうして、オレこと相模荘輔はこの“事件”に巻き込まれた。

―――その大きさを知らないまま……

id:mimibukuro No.13

回答回数1299ベストアンサー獲得回数3

ポイント12pt

http://mimibukuro.seesaa.net/

※※mimibukuro※※

奇妙な依頼を受けてから、既に六時間が経とうとしている。

既に夜は更け、辺りには人の姿もない。

閑静な住宅街……どこにでもあるような、何の変哲もないベッドタウンだ。まだ新しい家が多い。

整えられた街並みは美しい。しかし、どこか寂しい。等間隔で並ぶ外灯の明かりの強さに、どことなく違和感を覚えた。


「ま、少し調べれば分かることだろうが、彼の住む街は最近変わった事件が続いている。もちろんこれほどまでに大きな事件は初めてだがな。物騒な人間がうろついているという報告もある。気をつけてな」


忌々しい松浦の言葉を思い出す。異様に明るい外灯には、そういった背景があるのかもしれない。

その松浦から渡された資料には、数枚の写真が含まれていた。生前の彼と妻、前妻。そして、それぞれの死後の写真……。彼らの死体は、長年さまざまな写真を見続けてきたオレにとっても反吐の出るようなモノだった。特に、斎藤藤斉の死体は、「酷い」の一言で済まされるようなものではなかった。


生きていたころの面影は少しも残されてはいない。爽やかな笑顔で妻と寄り添う生前の写真との対照に、鳥肌が立った。あれほど幸せそうな笑顔を見せていた人間が、僅か数年後にはこれほどまでにおぞましい死を遂げるなどとは、誰が想像しただろう。

頭の中に思い浮かべただけで、胃の辺りがずーんと重くなる。


畜生。松浦のヤツ。


何度毒づいても気は晴れない。

仕方なくオレは足を速めた。

斉藤藤斉の家は確か、この辺りのはずだが…。

id:mermaid7 No.14

回答回数6ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

遠くどこかの家の飼い犬の遠吠えが聞こえる。コンクリートの坂道をゆっくり登る。かかとに力を入れ、滑り止めのために無数にえぐられた穴の一つ一つをつま先で確認するように、登りつめたところに屋根と外壁の色が違うだけの、そっくり同じ造りの家が3軒現れた。よく見ると右側の家の玄関に「忌中」の紙が貼られている。近くに寄って覗くと小さな門扉の内側には大小さまざまなプランターが置かれている。どれもこれも花が枯れ、しなびた葉っぱだけがかろうじて植物の痕跡を残しているが、それもあと数日の命と思われた。対照的に葬儀屋が用意したのだろう。通夜と告別案内の立て札が、堂々と威厳を保つように立っていた。玄関に表札はないが、立て札の「斉藤家」の文字が、相模の目的地であることを教えていた。すると「がちゃがちゃ」と大きな音がしドアが突然開いたので、相模は反射的にそばの電柱の陰に身を潜めた。と、現れたのはいまどき珍しく長い黒髪も艶やかな、年の頃27くらいの息を呑む美しい女だった。女は大事そうに紙袋を抱えて出てきたが、振り向いた細い背中で急いでドアに鍵をかけた。そして少し開いた門を素早くすり抜けると、電柱裏の相模の存在にはまったく気づくことなく、小走りに急な坂を駆け下りて行く。「今晩が通夜なのに、家の中には誰もいないのか。」斉藤藤斉の人間関係の希薄さが相模にはおぼろげに見える気がした。一瞬中を確かめたいと選択に迷いを覚えたが、走り去る美女と腕の中の紙袋への好奇心がそれに勝った。追いかけよう。

id:minami-no-neko No.15

回答回数14ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

女は細い踵のハイヒールで、急な下り坂を難なく駆け下りて行く。相模の方が、足がもつれそうだった。愛用のナイキを履いてきていてよかった。でなければ、とっくに夜露で足を滑らせて、転げ落ちていた所だ。それにしても、あの女。なんという走りっぷりだろう。坂道を下りきると、長いコートの裾を翻して、右手の細い路地に消えた。


路地は、公園に通じていた。さすがに、新しい町づくりに力を入れている区画だけあって、ゆるやかにカーブする遊歩道の両側にきれいに刈り込みをされた生け垣が続く。あまりに整い過ぎで、よそよそしかった。街灯の明かりだけに寒々と浮かび上がる、微動だにしないブランコ。真っ平らにならされた砂場。まるで、どこかの映画のセットにでも迷い込んだようだった。


「ふふ、どうなさったの?」


いきなり、後ろから声をかけられて、相模は柄にもなく、飛び上がった。振り向くと、街灯の光に反射する二対の目が、おもしろそうに相模を見つめていた。濡れた様に黒光りする長い髪の間から覗く、女の漆黒の瞳と、紙袋から覗く黒猫の金色の目。


「さ、少し、お散歩してきなさい。」


女は袋から猫を抱き上げると、しっとりと夜露に濡れた地面に猫をそっと下ろした。猫はしばらく、その場で、うさん臭げに鼻をうごめかしていた。が、突然、耳を立てると、相模の足下をすり抜け、一目散に生け垣の下を通り抜けて行った。


「さ、何からお話しましょう?」

id:dog No.16

回答回数11ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://rikunabi.yahoo.co.jp/arbeit/

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そこで私は目が覚めた。

「斉藤?」、「誰?」

いったい私はどれくらい寝ていたんだろう?

早くパンを焼かなければ。明日は世界選考会だっていうのに。まったく自分で自分があきれちまうぜ。アハハ。

「アハハ、アハハ」

「アハ、アハ、アハハ」

「アハ、アハ、アハ」

何だろう?マッタク可笑しくないのに笑ってる。私は気がチガッテしまったのか?

「アハ、アハ」

「アハハ、アハ」

だから全然可笑しくないんだって!

「アハアハアハ」

「アハハ、アハ、アハ」

「アッヒヒ、イシシ、ウヒ、ウヒョ」

奇妙な笑い声が部屋中にこだまする。

id:minami-no-neko No.17

回答回数14ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

「あら、目が覚めてしまいました?」


あでやかな声とともにおれの目の前に表れたのは、さきほどの黒髪美女。


「ハ、ハ、アハ、アハ。」


苦しい。笑いが止まらず、鼻水と涙まで、出てくる。た、頼む。ちり紙をくれ。


「どうしましょう?」

「又、失敗であるか?」


甲高い子供のような声が聞こえた。美女とまるで正反対の方向から表れた、黒猫の顔。し、しかし。猫の顔が、美女の二倍はある。美女が小さいのか?猫がでかいのか?大体、ここはどこだ。


「ウ、ウシシシシ。エヘ、エヘ、エヘ。」笑いの発作に泣きながら、なんとか言葉を発しようと、必死の努力をする。息が詰まる。ちり紙を。手を伸ばしたかったが、手がどこにあるか、わからなかった。手?手とは、何だったろう?おれは?ここは?天井が、美女が、猫の顔が、ぐるぐる回りながら、大きくなったり、小さくなったりする。ちり紙を、パンを、手をくれ。世界選考会が、パン焼きが。お、おれは、、、


「いけませんわ。もう一度、やりなおしましょう。」


暗闇。


****

本当に、何度でもいいんですか?面白くて、癖になりそうです。

id:ron39

はい。何度でも結構です。

2005/05/24 10:55:01
id:yuri0069 No.18

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ポイント12pt

http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/

Vector Soft���C�u����

ぼんやりとした意識と気が狂うような高揚が繰り返し訪れる。

そんな中でこの状況を推察するのは至難の技と言えよう。

だが俺は考えなきゃならない。


俺はどうしてこんなになっちまったのか。

あの女が俺に何かしたのか?

それは何のために?

俺はこれからどうなってしまうんだ…


考え始めてしばらく、霞がかっていた意識がふと冴えた瞬間。


もしやこれは薬物ではないか?

何かの実験に俺の体が使われているとしたら…


閃いた次の瞬間、俺の体は動き出していた。


ここから逃げなきゃならない!

id:torihamuhamu No.19

回答回数1757ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/global_warming/?11169081...

Yahoo!�˥塼�� - �ϵ岹�Ȳ�����

ダメよ。


逃げだそうとした俺に女の声が聞こえた。


・・お・・・お母さん?


なにやら暖かい物に包まれた気がした。

安心した俺は、また眠りに落ちていった。


「失敗したようね。」

「ああ、今度こそうまくいくと思ったのに」

「また作り直せばいいだけじゃない。この失敗作はどうする?」

「使えるところだけ再利用しよう」


男はメスのような物を取り出した。


::::::::::::::::::

2回目です。

2回までしか回答できず残念。

id:ron39

はてなは2回までしか設定できませんかね。再質問回数とは違うのでしょうか。

2005/05/24 16:09:50
id:Yuny No.20

回答回数953ベストアンサー獲得回数13

ポイント12pt

http://www.hatena.ne.jp/はてなでは回答は2回までです。変えられませんです。:detail]

今は夢の中だろうか。

光るメスを現実の物と思えなくて、ぼーっと眺めていた。

生命を救うはずの工具は、俺の顔に近付いてきて………。


意識があるかないか、それすら定かではない。


「君は実験体だったのだよ」

「悪く思わんでくれたまえ」

バチッ。ビビビー。

「君はまた新しい何かとして」

「生まれ変わるときがくるから」

「くるから」

シューシュー。ドドドド。

「また違うあなたに逢いたいわ」

「このねじをはずし」

「このばねをはずし」

ガリガリ、カンカン。

「CPUを取り替えて」

「余計なキオクはリセットするから」

「ファームウェアも書き直そう」

「スイッチをオフラインへ」

ブツッ! …………。


どれくらい時間が経ったのだろうか。


時間? それは何なのだろうか。

俺は何だろうか。

とりあえず、目を開けてみた。見えた物は。


閃光が走ったのがその最初であった。

id:screammachine No.21

回答回数13ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

http://www.hatena.ne.jp/閃光が走ったのがその最初であった。:detail]

 おれはゆっくりと現実に着地した。ソファの上で身もだえしながら、周囲を見回す。まだ脳の中には薬物が少し残っているのだろう、まるでキャンディの中にいるみたいだ。視界が明瞭すぎて、ものの輪郭がはっきりしすぎる。おれは汚いトレイラーハウスの中で現実を思い出す、顔をなでると汗と垢の臭さが感じられる。これが現実だ、無精ヒゲがじょりじょりと手のひらをこする。

 呼吸を確かめると、煙のせいで喉の奥が焼けたような気がする。熱い煙が、喉を肺を肺胞のひとつひとつを台無しにしてしまった気がする。気がするだけだ、いつだって気がするだけで、おれは帰ってくる。味のない現実を拒否するかのように、まともな感覚を取り戻しはじめたおれの口の中がパトリオット特有の生ゴムに似たすっぱさでいっぱいになる。

 パトリオット、愛国者、ひでえ名前だ。おれはソファの背に体をあずけて、顔をくしゃくしゃにした。今日のトビはすごかった、おれは何度死んだ?まったく、こんなものが合法だっていうのだから、この国は狂っている。

 床に置いたガラスのパイプを手にとる、ぬるぬるとしたなめくじのようなデザインのパイプは、まだ脳の中に残っている薬の効果でうごめいて見える。パイプヘッドの底には、黒く溶けた飴みたいなパトリオットが冷えてかたまっている。

 あと一回はいけるな、おれはライターを手探りで探した、安っぽいライターがおれの手の中でころころと啼く、まだ抜けきっていないのに二発めか?カウボーイ。

 おれは爆発のあとに訪れるあの生活を思い出す、見たことのない国、黒髪の連中、おれもまた黒髪で、ニヤニヤしながら丁寧な挨拶を繰り返す。

 石をこすって火を起こす、ゆっくりとガスが燃えて、パイプヘッドの底面を焦がす、てのひらの中で緑色のライターがうごめいている、おれは溶けた飴状のパトリオットから立ち上る煙を、ゆっくりと吸い込む。てのひらの中で緑色のライターがうごめいている。ライターがこっちを向く、緑色のライターがおれの方を向く、おれの肺に煙が充満する、緑色の髪の毛が手の中でうごめく、おれの唇からよだれが垂れ流れる、おれはパイプをゆっくりと床に置く、おれの体がソファの中に沈んでいく、おれの体はソファと一緒に沈んでいく。

 遠く、どこからか、飼い犬の遠吠えが聞こえる。

id:mermaid7 No.22

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頭を振ってみた。閃光は消えた。代わりに頭のどこかでカチカッチカチカッチとクロックを刻む音がするのは気のせいか。


よくあるSF小説かロボコップみたに改造でもされちまったって言うのか? え?


シューシュー。ドドドド。ガリガリ、カンカン。何か音がしてたよな。あれは何だったんだ。なまじきれいな女だとスケベ心を出してついてきたのが命とりだったってのか? ったく俺ともあろうものが。


部屋の中には病院の手術台のようなベッドが3台ほど置かれていた。その1台からゆっくりからだを起こした俺は、壁にかかっていたブロンズの枠のちょっと年代物に見える鏡に我が身を映してみる。


髪の毛を掻き揚げてみたが何かされたようには見えない。あれは夢だったんじゃないか。でもさっきからカチカッチという音が聞こえて止まらない。だが、まずこの部屋を出なきゃ。


安物のSF仕立てのシュールな世界なんかまっぴらごめんなんだ。斉藤みたいに変死体なんかになるのはもっとごめんだけどな。ドアの向こうは違うジャンルの世界に違いない。恋愛小説か?(笑)ロードムービーか?スリラーか?ビジネスもんか? それより、まず松浦に会おう。あいつに斉藤の死因を確かめる必要がある。おっし! ずらかろう。


あいつら俺の腕の中に監視チップなんか埋め込んでないよな・・・

id:screammachine No.23

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http://www.hatena.ne.jp/あいつらおれの腕の中に監視チップなんか埋め込んでないよな…:detail]

どうも効きが悪いらしい、さっきから頭を振っているのだが、振るたびにカチカチ音がする。

今、何を思った?そうだ、おれは今何を考えた?

「腕の中に監視チップが埋め込まれているんだ」

スキャナーかよ、古臭いぜ、しかも鳴ってるのは頭の方だ。だいたおれはジャンキーじゃない、妄想の世界を行ったりきたりするのはまっぴらだ。

「安物のSF仕立てのシュールな世界なんか」

”の”が重複してるぜ、日本を勉強しなおせ。さっきからおれの耳元で喋っているのは誰だ。

「おれだ、松浦だよ、斉藤、もうへばったのか」

目の前に木のテーブル、しょうゆの瓶が転がっている、中身は空だ。おれはジョッキを握ったまま寝てしまっていたらしい。顔を起こすと頬に割り箸のふくろが張り付いていた。

「斉藤?さいとうだって?誰だ?」

「ああ?お前さあ、そんなに酒弱かったっけ?ほれ、ウーロン茶頼んどいたぞ」

松浦は快活に笑った。そうだ、おれは23才のサラリーマン、同僚の松浦と会社の近くにある焼き鳥屋へ呑みに来たんだったな。店の中は喧騒であふれかえっている、まだ夜の10時、誰もが今日の疲れをバカ騒ぎで癒している最中だ。

「わり……どのくらい眠ってた?」おれはろれつの回らない口を懸命に動かした。

「いや?一気に飲んで、そのままバタン、だ。本当に大丈夫か?顔色悪いぜ」

「シューシュー、ドドド、ガリガリガリ」

突然口から騒音を立てたおれの口を、松浦がおさえた。

「おいおい!店の中で吐く気かよ!」

おれは、松浦の手をはがして、言った。

「猫が鳴いてるんだ、シュレーディンガーの猫が」

「やめてくれよ、お得意のSFか?」

「不確定性原理だよ、シュレーディンガーの猫。箱の中に猫を閉じ込める。この箱の中には、放射線が検知されると青酸ガスの入ったビンを割る装置、それに半減期が1時間の放射性元素1個が置かれている。一時間の間にこの原子が崩壊して放射線を放出し、装置が作動して猫が死ぬ確率は50%。一時間経って箱を開けたら、猫は生きているだろうか死んでいるだろうか」

「わけがわからん、ビール!あとさっき頼んだウーロン茶!」

「箱を開けるまで、猫は生きているし、死んでもいるんだ」

「幽霊か?」

「違う違う、同時に生きて死んでいるんだ」

「やっぱりわからん」松浦は笑った「しかしお前が大丈夫だってことはわかる、目が覚めたか」

「ああ、疲れてるんだろうな、ビール一杯でまさかぶっ倒れるとは思わなかった」

おれたちは勘定を済ませて店を出た、ビールもウーロン茶も来なかった。

おれは「店を出るまでビールとウーロン茶は存在していたし、存在していなかったのだ」と冗談を言った。

松浦がニヤニヤしながら言った。

「お前さあ、作家が向いてるよ、サラリーマンよりも」

「やめてくれよ、才能ないんだ」

見上げると二つの月がおれたちを睨んでいた。

「これじゃ、不満か」

月は下品な笑い声をたてた、あたりがざわめいて、言葉のように聞こえた。

「ヨ/くある。S/F章説か、ロロロ・ぼこっ。プみたい-二階・ゾウさ/レ・ろ」

「勘弁してくれないか、希望通りビジネスもんをやってみただけじゃないか、これからおれは斉藤として、あるビジネスプランを思いつくんだ、そして……」

二つの月が、大きくブルンと揺れた。

おれは、相模荘輔に戻って、坂を歩いていた。

遠くで飼い犬が遠吠えをしている。飼い犬の遠吠えはすぐわかる、おびえたように啼くからだ。

飼い犬は、いつだっておびえて暮らさなきゃならないんだ。

頭の上で、たった一つの月がゆらめいた気がした。

id:castle No.24

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ポイント12pt

http://www.hatena.ne.jp/ダミー:detail]

【ここまでのあらすじ】


一連の奇妙な体験はなにごとだろう……。


閃光から始まった悪夢について、斎藤は思い返す。


――――まず、私は妻の行動を疑っていた。それが約一ヶ月前。

  宇宙のような夢心地のままむかった先は共同墓地。

  人骨をむさぼり喰らう妻を見かけてしまった。

  私は宇宙にいながら、墓地で涙する私。

  ああ、世界が並列に混濁して感じられる。私はどうかしている。

  そして、「むかしのおれ」を思い出した。

  母親に本を読んでくれとせがむ子供の頃の私……

  それを見つめる謎の男が見える――彼はホームレスのようだ。

  「あなた。。。? どうしたの?」

  骨を食べていた妻が振りかえった。

  いや、心配そうな妻の顔だった。そこにあるのは平和な週末の日常……。

  同時に、腐り落ちるようなからだの妻がいた。

  また私は日常と墓地、別の世界を交錯するように存在している。

  腐ったからだの妻は私の前妻である伊東を押さえつけていた。

  墓がある。

  墓碑銘には私の名前――斉藤藤斉(さいとう ふじなり)

  頭上には二つの月。 狂っている。 この世界は理解し難い。


「それで、この斉藤って主人公が、お前のカンジャ様だってんだな」

 斎藤にRPG治療の一環として書かせた原稿をやつ――松浦は放り投げた。

 昨日、その斎藤が死んだ。変死体となってだ。

 松浦はオレに探偵の真似事をさせたいらしい。

 (半ば脅迫地味た手段を行使されて)オレはしぶしぶこの依頼を引き受ける。畜生!

 落ちぶれたとはいえルポライターをなんだと心得ているのか……。

 そして6時間、閑静な住宅街の夜を歩く。

 斎藤、妻、前妻――無残な死体に変わり果てた彼らの3人の写真を手にしながら。

 オレは一軒の家の前に立った。

 ――――斎藤家。

 「忌中」の張り紙が痛々しい。

 女が現れた。――美しい女――黒い長髪――27くらいだろうか。

 走り去る美女と腕の中の紙袋が気になった。

 迷いはあったが、女を追いかける。

 長いコートの裾を翻して、右手の細い路地に消える美女。路地をぬけた先は公園。

「ふふ、どうなさったの?」

 後ろから女の声が。紙袋から覗く黒猫の金色の目――――。


 そこではたと目が覚めた。可笑しくなって笑い出した声が部屋いっぱいに広がる。

「あら、目が覚めてしまいました?」

 黒髪の美女がほほえんだ。

「どうしましょう?」

「又、失敗であるか?」

 コドモの声がキコエル。黒猫の顔。美女の二倍はある猫の顔……。

「いけませんわ。もう一度、やりなおしましょう。」

 ……暗闇に落ちていく意識……ぼんやりとした意識と、気が狂うような高揚……もしやこれは薬物ではないか?

 だとしたら逃げなければならない! とオレは決意した。

「ダメよ」

 まただ。また女の声だ! 畜生!

 だが、どこかおかしい。これは違う? ……ああ、……この声は、まさか――

 ……お……お母さん?


「失敗したようね」

「ああ、今度こそうまくいくと思ったのに」

「また作り直せばいいだけじゃない。この失敗作はどうする?」

「使えるところだけ再利用しよう」

 男はメスのような物を取り出した。


 今は夢の中だろうか。頭がぼうっとする。

「君は実験体だったのだよ」

 ナニカイッテイルコエ。ヨクワカラナイ。


 ……。

 どれくらい時間が経ったのだろうか。目を開ける。

 閃光が走ったのがその最初であった。

 ――――おれはゆっくりと現実に戻った。

 クスリのバッドトリップから戻ってきた異国の無精ひげの男がおれだ。また閃光。異国のソファから今度は手術台のようなベッドにいるおれ。

 あいつら俺の腕の中に監視チップなんか埋め込んでないよな……。

 その時、耳元から誰かの声が聞こえた。

「おれだ、松浦だよ、斉藤、もうへばったのか」

 そうだ、おれは23才のサラリーマン、同僚の松浦と会社の近くにある焼き鳥屋へ呑みに来たんだったな。

 おれはジョッキを握ったまま寝てしまっていたらしい。「店を出るまでビールとウーロン茶は存在していたし、存在していなかったのだ」と冗談を言ったら「お前さあ、作家が向いてるよ、サラリーマンよりも」と松浦にニヤニヤ笑われた。やめてくれよ、才能ないんだ。

「勘弁してくれないか、希望通りビジネスもんをやってみただけじゃないか、これからおれは斉藤として、あるビジネスプランを思いつくんだ、そして……」


 おれは、相模荘輔に戻って、坂を歩いていた。


 殺された斎藤が生きている。

 犯人にとってはさぞかしショッキングな光景だろうな。

 斎藤と、彼の妻と、前妻の命を奪った憎むべき殺人鬼。

 こうしておれの相模と斎藤という二重生活ははじまったのだ。


***


まとめてみました。あと少し追加してみたり。

id:ron39

斉藤と斎藤は、メタファーなのでしょうか。深いサジェッションがあるのでしょうか。誤変換だったら _| ̄|○

2005/05/29 13:24:27
id:kuippa No.25

回答回数1030ベストアンサー獲得回数13

ポイント12pt

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作家でごはん!

「おいおい、随分とうわっついた話だな。」

男がしゃがれた声でそう言うと、私の話を聞きながら呆れた顔をして少し笑った。

一生懸命、自分がなんなのか、自分がだれなのかを他の誰かに説明しようとするたびに、自分に他の名前が振られていたり、自分が他の誰かになっていたり。生きていたり、死んでいたり。寝ていたり、目覚めていたり…。

「なぁ、お前だいじょうぶか?」

そんな男の声を…、その音を認識しようとしている自分が、自分の外にいるかのようだ。

他人を他人と認識できない。

だから自分が自分であることがわからなくなる。

もしかしたらそんな事なのかもしれない。

よし、少し冷静になるんだ。

誰の命が奪われたんだ?

私?自分?俺?俺の?自分の妻?友だち?私のトモダチ??

トモダチハジブンノコトカ?


思考が頭から始まって、尻尾に辿り着いた頃に尻尾が頭になっている。

整理するために収めた箱が、収め終わると箱の外になっている。

リバーシブル。

繰り返し。

いつまでたっても終われない。

斉藤藤斉。そう、それが俺の名だ。

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