http://www.benesse.co.jp/brand/index.html
Benesse Corporation / 株式会社ベネッセコーポレーション
たまごクラブ・ひよこクラブという
前雑誌からスタートし、
圧倒的なシェアを誇るこどもチャレンジに
つなげ、小学、中学、高校講座へと
連携していくというところは、
他には類をみないと思います。
子供の成長に合わせたDMの出し方も
秀逸という感じです。
また、これは特異性ではないですが、
割と早い段階で、文芸部門を切り、
(吉本ばななのキッチンが前身の
福武書店から出ていたのは有名な話)
その代わり、主婦など向けの情報雑誌を
はじめたり、福祉・介護分野に進出した
ように、選択と集中という、今では
一般的になったことを割と早めに
やっていた企業という気がします。
大学生時代(8年くらい前)アルバイトをしていたのですが、割と平均年齢が低い会社で、さらに女性の割合が非常に多く感じました。結局、落ちてしまったのですが、会社説明会で、少子化になって、パイが小さくなろうとも、シェア100%になるまで、やれることがあるという話をしていたのは印象的でした。
学習、教育の必要性およびメリットの論理的体系を創作し、それを宣伝、広告を行い、浸透させていくことで、不特定多数の一般顧客の考え方を啓発し、需要を拡大していくタイプのビジネスであると考えます。
また、教育プログラムと実践手法には、過去の多くの資産(進研ゼミなど)がありますので、これを応用し、育児、出産、語学、介護など、さまざまな教育分野への転換を図っていると考えられます。
また、他の会社にないものはブランドでしょう。
上記URLは戦略の一例として挙げておきます。
女性が働きやすい職場を目指しているようです。
「従業員約1,517名のうち、女性は約6割を占めていて、役員・管理職への女性登用にも積極的で、役員・管理職全体に占める女性の割合は約3割です。
岡山に本社を置く地方企業であり、男女雇用機会均等法施行以前の1970年代後半から、良い人材を確保するために大卒女子を重要な戦力と認識し、採用や昇進・昇格で男女の格差をなくしてき。
特に「育児休職制度」「介護休職制度」「カフェテリアプラン制度」など、男女を問わず多様な働き方を支援する人事制度が、女性の活躍を後押ししている。」
とのことです
個人データ管理がすごいです。
最近、「いぬのキモチ」という雑誌の定期購読を電話注文をしたのですが、
そのとき
「isamu様は○○年前(10年以上前です)に進研ゼミをなさっていたisamu様ですか?」
と聞かれました。
そうとうかなり前からキチンとデータ管理をして、個人個人に合わせてサービスをこまめに対応しているところがすごいと思います。
(しかし、同時にそんなにキッチリした個人データをもたれているのかと思うと、ちょっと怖い気もするのですが……)
http://www.benesse.co.jp/benesseinfo/index.html
会社案内 | 株式会社ベネッセコーポレーション
人生のトータル・コーディネートを事業化している、ということでしょうか。出産・教育・語学・老後と人生の様々な転機において、コーディネーティングサービスが出来る、ということを謳い文句としているため、どこか1つの企業で人生のコーディネートを考えよう、と思ったときに、色いろな場面で役立つというメリットを生かせる、ということでしょうか。
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