1. 本というのは小中学生くらいのお小遣いにしてみればかなり高価な買い物だと思いますが、あなたが生まれて初めて自分のお小遣いで買った本はなんですか?
2. 何故その本が手元に欲しかったか、読んでどうだったか、思いの丈を書いてください。
3. その本を今でも持っていますか? 処分された方は後悔したりしてますか?
現在まだ学生さんなどで、初めての本を買ってから10年未満(本を処分するほどの年月が経っていない)の方なら、「これを読んだ時、初めて大人の本を読んだ気がした」という本を3.の代わりに答えてください。こっちの方は二次的な条件なのであまり細かい制限はしませんが、ポルノ要素で大人になったというのだけは除外とします。
ちなみに私自身の初めての本は柏葉幸子さんの「霧のむこうの不思議な町」でした。
今でも持っていて、「千と千尋の神隠し」で再注目された時は懐かしくも複雑な気持ちになりました(笑)
1.10歳位の時に買った「海底二万海里」です
2.NHKの「ふしぎの海のナディア」が好きで、
それの原作ということで興味を持ったのがきっかけでした。
それまでは図書室で借りたり、親に買ってもらったりしてましたが、
そういう理由は言い出しづらくて、小遣いで買いました。
読んでみての感想としては、当たり前ですが、全く話の内容が違うことがまず驚きでした(笑)
それでも、ノーチラス号での冒険は子供心にも非常にワクワクするもので、すぐに話に引き込まれました。
あんなでかい本なのに、ランドセルに入れて学校に持って行って、授業中に読んで怒られた思い出も。
その後に読んだ、続編?にあたる神秘の島(こちらは親に買ってもらいました)が当時としては一番好きな本になりました。
自分が科学に興味を持って、将来の夢を科学者としたのはこの頃受けた影響が大きかったようにも思います。
3.今でも自分の部屋の本棚に残っていますね。流石に最近は読み返すことも無くなりましたけど、
これを機会に、たまには読み返してみるのもいいかなとか思ったりします。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40e9570f0e0c20...
オンライン書店ビーケーワン:緋色の研究 創元推理文庫 101‐5
1 コナン・ドイル『緋色の研究』(ISBNがないのでURLをあげておきます)
2 小学校5年か6年の時に当時の担任の先生が『シャーロックホームズの冒険』と『シャーロックホームズの生還』の文庫をなぜか僕にくれて、それが面白かったんで、自分のお小遣いでこの『緋色の研究』を買った記憶があります。(親に頼んで買ってもらった本はこの前にもありましたが、自分のお小遣いで買ったものはたぶんこれが初めてのはずです)
シャーロックホームズの長編は謎解き中心の短編とは違い、前半・謎解き、後半・犯人の犯罪に至までの遍歴という形のものが多く、最初はとまどった記憶もありますが、秘密結社的なモルモン教徒の話とかが印象に残ってます。この前のソルトレイク五輪でモルモン教徒のことが話題になりましたが、僕はこの本思い出しました。
3 今でも実家にあるはずです。担任の先生にもらった2冊の本もいっしょにあるはず。
小学校高学年くらいでシャーロック・ホームズにハマる、というのは一種の黄金パターンかも、と思ったりします。
ミステリの面白さに没頭しきる快感に目覚めてしまうんですよね。
自分も読んだはずなのですが、モルモン教徒のくだりは忘れていました。ありがとうございます。
質問の性格上、レビューの対象がどうしても10年以上前の本になるでしょうから、ISBNが無い本も多いだろうな、というのは予想の内だったのですが、「緋色の研究」までもというのがちょっと意外でした。古い本は大事にしたいですねー。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=907
たんぽぽ娘 海外ロマンチックSF傑作選2 風見潤/編 ロバート・F・ヤング他 復刊リクエスト投票
bk1では書影がでないので、復刊ドットコムのURLで代用します。
1.集英社文庫コバルト・シリーズの『海外ロマンチックSF傑作選・たんぽぽ娘』です。
2.わたしが買ったころは、すでに口コミで評価が高く、兄の影響でSFに染まりつつあったわたしは、是非欲しいと思い、古本屋街とうところに初めて行って探し当てました。読んでみて、傑作といわれる理由がわかりました。なんというか、予想はつくのだけど、だまされているのが心地よい、不思議なストーリィです。
なお、この本は短編集で、ほかの作品も質の高いものが多いです。ブラッドベリの『詩』とゼナ・ヘンダースンの『なんでも箱』が好きです。
3.持っています(^ー^* )
今、それを見ながら書き込んでいます。
あ、昔のコバルト文庫ってSFものも多かったですよね、懐かしい。
初めての本であり、かつ、初めての古本屋街体験だったわけですね……思いの深さが知れます。
復刊ドットコムの他の方達のコメントも合わせて拝見してきました。
ご紹介ありがとうございます。
私も一票いれさせていただきますね。
きまぐれロボット/星新一
昔は400円くらいの文庫サイズであったのですが
それだとISBNがのっていなかったので、リンクは高くて分厚い本のほうです。
売っているところはあると思うので探してみてください。
私が小学校の頃ふと手にした本です。
読書感想文が夏休みの宿題であって、
もともと絵本は大好きだったのでそれ以前から読んでいたんですが、
少し大人向けの文庫を買おう!ということになって買いました。
中身は31のショートショートで、ひとつの話がとても短いんです。
ですから、子どもの時分でも飽きない。
きにいらないのは飛ばせる(笑)
ということで、これを購入したようなきがします。
読んでみての感想としては、
・やたらとエヌ氏が登場する。人物の名前がイニシャルなのはなんでだろう。
・短い文章でおもしろい内容をかける星さんってすごいひとなんだろうなー。
・いっぱいストーリーがあってどれもおもしろいから得した気分。
・簡単なように見えて、なにげに難しいことが含まれてるきがする。
・挿絵がこどもがかいた絵みたいで馴染みやすいなあ。
そんなかんじだったでしょうか。
この作品にであって以来、星さんのショートショートのとりこになり
図書館へいって散々よみあさりました。
かったものもあり、今でもうちの本だなにあります。
ちなみに私がはじめてこれを読んだとき大人になったなあとおもった本は、
小林多喜二の蟹工船だったようなきがします。
それが中学1年のとき、担任の現代文教師にすすめられて。
前の回答者の方へのコメントでも書いたのですが、質問自体が相当古い本を対象とすることになると思うのでISBNの有無はあまり問題にしません。
これは、読書感想文の為に買ってみたら後からハマった……という感じみたいですね。
わりに感想が面白そうなところを見ると、「きにいらなくて飛ばした」というのは読み終わってみると無かったのでしょうか(笑)
「蟹工船」、自分の今まで思っていなかったことを考えさせられる本は大人になった気がしますよね。
ありがとうございました。
ムーミン谷のシリーズでした。シリーズのどれを最初に買ったのかはもう覚えていませんが、「子供の本」だと思っていたのに、深い味わいのある物語だったので、すっかりハマってしまい、中学生になっても友人に莫迦にされながらも読んでました。現在でもボロボロになったものが手元にあります。
ムーミンは低年齢向けのアニメのイメージの方が強くて、原作が案外深いものだというのがうまく他の人には伝わらなかったのかもですね。
私も、初めて原作を読んだ時には「こんな意味のあった本だったのか!」と驚きました。
本当に面白い子供の本の条件には、大人が読んでも面白い、というのがあったかと思います。
ムーミンはそういう児童書の一つでしょうね。
ありがとうございました。
図説 戦国武将おもしろ事典―乱世の殿様たちの「その時」「その後」 (知的生きかた文庫)
1奈良本辰也の「戦国武将おもしろ辞典」です。今調べてみてわかりましたが、僕が買ったときとは同内容で装丁だけ変わってるみたいです。
2それまで横山光輝の歴史モノの漫画を読んでいて、もっと詳しいものを読みたくなったのだと思います。図書館でも似たようなものを借りた覚えがあります。読んだ後も似たような本を買っていたので満足したはずです。
313年くらい前に買ったものですが今でも持っています。たまに読み返したりするときもあります。
ちなみに初めて「大人の本だな」と思ったのは、武者小路実篤の「友情」です。初めて読んだ昔の作品だからです。
うーん、事典ですか。
すみません、実用書にあたるということで除外させてください……
歴史物にハマってどんどんそちらに詳しくなる、というのも既出のシャーロックホームズと共通した感覚があって面白いと思ったのですが。
ごめんなさい。
星新一「マイ国家」。
当時、本は図書館で読んでたんですけど、星新一、これは面白い、って。図書館には「未来いそっぷ」なんかを始めとして数冊あったんですけど、それ以外、他にないかってことで。本屋でどきどきしたのを思いだしました。ちなみに、選んだ理由は、収録編数でした(ボッコちゃん等との重複もあったためか、いまは新版になってるんですね)。
そのころ電車に1時間ぐらい乗る用事がちまちま有り、そのたび星新一が増えて行きました。
その当時のものは今はもうないんですが、「ボッコちゃん」「ようこそ地球さん」は買い直して手元に置いてあります。
星新一、二冊目ですね。
買うことのきっかけに、図書館で読んで手元にどうしても欲しくなって……というのが結構出てくるんじゃないかなと予想していたんですが、このお答えが初めてですね。
最初のものが無くても、買い直しもされてるんですね。
版を変えて息が長い本という気がします。ありがとうございました。
1:星新一の「ボッコちゃん」
2:中学に入学した時国語の教科書に「星新一」の話が載っていた面白かったので、入学祝に貰った図書券で購入しました。それまで童話とかよく児童文学とかの類はよく読んでいましたが、小説の、しかもあんな短い中できちんとまとまっていて引き付けられるものがありましたから。それまでは、自分のほしい本を持っていき親に出して貰っていましたから、自分で買ったのがとても嬉しかったです。 3:その本は、結婚する際主人とダブって持っていたものは処分してしまいました。(古本屋さんに持っていきました)その数年後引越しする際主人の本も古書店ゆきになってしまいました。最近また読みたくなって購入しています。
連続で星新一、きてますねー、これはすごいかも。
十代で必ず出会う大切な作家さんなのかも、と、これまでに頂いた解答と合わせてしみじみしてしまいます。
処分はされても、買い直しの出来るロングセラーとしていつも店頭にあるというのは嬉しいですよね。
すみませんが、参考URLのリンク先が、bk1のトップページになっているようです。
よろしかったらいわし等で正しいURLをお教え下さい。
1.私が初めて自分のお金で買った本は「智恵子抄」でした。
詩集ですが、熱き恋愛時代から短い結婚生活、
智恵子の発病、そして永遠の別れまでを描いたこの29篇の詩群は、
壮大なノンフィクション小説とも受け止められる内容ですから、
ご質問のターゲットからは外れていないと判断して
これを掲げさせていただきました。
2.学校の授業で高村光太郎の詩が出てきた時、
先生が智恵子抄のことを、それは熱く語ったんですよね。
まだ若い男の先生で、文学論というより、
むしろご自身の純愛に対する憧れのようなものを
恥ずかしいくらい滔々と語っていたわけです。
で興味を持って、安いのがあったので買ってみたと。
やっぱり純愛に憧れる思春期ですからw
で読み進んで・・・・。
当時はあまりの重さに、ちょっと付いていけませんでした。
3.もちろん今でも大切に手元に置いています。
当時の本は今とは装丁が違い、
紙質も悪くてけっこう粗末なものですが、
今でも時々開いてみることがあります。
所々は暗唱できます。
当時感じた「重さ」を、今では別の意味で感じています。
まったくターゲット内なので、OKですよ。
自分の身近な人が思い入れのある本っていうのもそそりますねー。
しかも授業で恋愛的なものを語られたりしたら……(笑)
結果はちょっと背伸びしたものに手を出してしまった、とでも言えるのでしょうか。
背伸びせずにそれに手が届くようになった時に読み返せるとまた感じが違いますよね。
暗唱出来るというのが凄いです。
ありがとうございました。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/4102753372d700...
オンライン書店ビーケーワン:ただいま浪人
1.遠藤周作「ただいま浪人」
2.高校受験を控え受験失敗者がどのような主人公を演じるのかを読みたかった。対象世代が違ったので、18を超えるとこんな生き方もあるのか、と漠然と思った。但し、大学在学中にイギリスに行き流しのギターをする過程に至った決断は、この本のおかげだと思っています。
3.実家においてあります。
これまでに上げられたものと違って、何か切実なものを感じてしまうお答えですね。
貴重な回答をありがとうございます。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
中学生の時に、映画で、『ネバーエンディング・ストーリー』という作品を見ました。
とっても、夢のあるお話でビデオでも何度も見てしまうほどでした。
「果てしない物語」は、この映画の原作となった本で、当時からハードカバーで売られていました。
『本を買って読んでいるんだ!!』と実感しながら読んだ記憶があります。中身も読み応えがあり、相当面白かったです。
小学校高学年や中学生の時代は、夢のある素敵な物語を読んだ方がよいような気がしますね。
どろどろした物語は、大きくなってからいくらでも読めますから。
『モモ』もおすすめです。
ああ、両方とも懐かしいです!
私も自分が読んだ時のことを思い出しました。
「はてしない物語」は日本で出版されているこの岩波書店のもののみ、物語中に出てくる「はてしない物語」と同じ装幀(つまり、赤紫の絹が張られていて、二匹の蛇が互いの尻尾をかみ合った円の模様が浮いている装幀)なんだそうですよ。ドイツの原書はそうはなっていないとか。
それを聞いた後、バスチアンと同じように時々表紙の蛇を撫でながら呼んで「読んでいるんだ!」という実感を深めたような記憶が……
エンデを読んでいると特に「夢のある物語はもっと人生にとって大切な物だ」とと思えてきますよね。
同感です。
大人になっても心を癒したい時はありますし。
超生命ヴァイトン (ハヤカワ・SF・シリーズ (3064))
1.『超生命ヴァイトン』
2.父親の本で子供向けの世界の科学名作シリーズというのがあり、その1冊の『見えない生物バイトン』という本がとても面白く、サスペンスに富んでいて、ぜひ翻案されたものでない原作を読みたいと思っていたら、早川書房から、限定復刊でペーパーバックが出ました。当時(中学生)の私には少し難しかったけれど、期待に違わぬ名作でした。
3.もちろん保存しております。父親の『見えない生物バイトン』はどっかへ行ってしまいました。
参考URLは、戦後に出版された子供向けSFシリーズのリストです。
わー! これは凄いです!
このころのSFって今ではとっても貴重になってしまったものが多いですよね。
参考URL見て、ちょっと鼻血を吹きそうになりました(笑)
上げてくださったタイトルは未読なのですが、傑作だと信じられます。
お持ちの本を大切になさってください。
ありがとうございました。
http://homepage1.nifty.com/goodwitch24/
時の娘TOP PAGE
1. 荻原規子の勾玉三部作です。
2. 元々日本神話が好きで中学校の図書館で『古事記をモチーフにした〜』という空色勾玉の紹介を見て買いました。
三部作、と言っても一作一作で物語は完結しています。
『光』は正義、『闇』は悪という考え、ファンタジーといえば西洋という考えを持つ人に特におすすめしたい本だと思います。
3. これを読んだ時初めて大人の本を読んだ気がしたのもこの本です。
この本の利用対象年齢としては小学校高学年〜中学生と比較的低年齢となっています。
質問の主旨から少し外れますが、分厚さや内容から見ても大人の方でも十分に楽しめますし、むしろ大人になってからもう一度読みたくなる本と思います。
初めて、自分のお金で買おうと思った本が、大人の本を読んだ気がした本と同じ、というのはきっと素敵なことだと思います。
私はこの本は大人になってから読んだ(正直に告白するとこの本が出版された時もう大人でした。トシがばれますが)んですが、利用対象年齢を見て逆に驚きました。
「小学校高学年でこんな濃い内容が理解出来るの?」と……
後になってから、むしろ「『光』は正義、『闇』は悪という考え、ファンタジーといえば西洋」という先入観を持つ前の子供の時代にこれを読んでおくのがいいのかもしれない、とも思いましたね。
確かに、今、読み返してみたいです。ありがとうございます。
1.灰谷健次郎「太陽の子」
2.何で買ったのかは忘れてしまいました。
小学生の私にはかなり衝撃的でした。沖縄の問題など考えたこともなかったし。主人公のふうちゃんも同じ小学生なのに、いろんなことを考えていてやさしい女の子で、自分もこんな風になりたいと憧れました。その時も泣いたし、今でも読むと泣いてしまいます。
3.もちろん今でも捨てられず持っています。
「霧の向こうの不思議な町」私も大好きデス。
おいしそうな不思議なお菓子が食べたくて食べたくて仕方ありませんでした。
「てだのふあ」ですね。
小学校の時、映画化されたのを特別授業で鑑賞させられた……というのを思い出しました。
受けた衝撃はcomacochanさんと同じだったかと思います。
原作を読もうと思いながら、その衝撃をもう一度味わうのが恐くてついに未読……
これを自分のお小遣いで買われたということは、やはり何かきっかけがおありだったんでしょうね。
ありがとうございました
「霧の向こう〜」をお好きな方がいて嬉しいです。
こちらも、ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041382033/hatena-q-22
Amazon.co.jp: オヨヨ城の秘密 (角川文庫 緑 382-3): 小林 信彦: 本
1.角川文庫「オヨヨ城の秘密」小林信彦
2.小学校5年生のときにクラスメイトでとても頭の良い友達がいました。
ある日その子が読んでいた文庫本がこの本でした。
その時まで文庫本というのは大人が読む本という認識があったので、とても驚いてしまってその子に尋ねたのです。
で、その子は「面白いよ〜、難しくないよ〜」と言ったので早速本屋に行きました。
当時、家の近所には小さな本屋さんしかなく、見つかりませんでした。
お店の人に聞いたら取り寄せてくれるというのでお願いして買いました。
自分のおこずかいで買ったのも初めてだったし、文庫本というものを読んだのも初めてだったし、取り寄せというのを知ったのも初めてでした。
読んでみてとても面白かったです。
今まで読んできた本の中では、一番繰り返し読んだと思います。
挿絵ものほほんとしてストーリーに合っているし、何といってもキャラクターが良かったです。
主人公の「あたし」が同年代だったのも良かったのだと思います。
醤油を飲んで病気になるとか、言葉の通じない外国でトイレを借りるのに「シィ!」といってパンツを下げるだの、酒井和歌子さんだののエピソードがまた楽しかったです。
3.持ってます。
余りに本が溢れかえってしまったので他のオヨヨシリーズは処分してしまいましたが、これだけは残してあります。いい加減日焼けしてまっ黄色ですが。
単に買うだけではなくて、初めてづくしの体験だった訳ですね(笑)
今では町の本屋さんに取り寄せを頼むより、それこそネット書店で注文する方が早い時代になってしまいましたからねー。
読んでいるとなんだか光景が目に見えるようで、ほのぼのとしてしまいます。
今、読み返すと外国の描写もまた違ったものに感じたりするのでしょうか。
ありがとうございます。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/406bcaae719c30...
オンライン書店ビーケーワン:溺レる 文春文庫
1.「溺レる」
2.小学生の頃から読書が大好きで、いつも学校の図書館で借りていました。でも、大分年上の従兄弟にこの本を薦められて、学校の図書館には置いていない本だったので、買いました。読んでみて、それまでは童話やライトノベルくらいしか読んでいなかったので、独特な雰囲気に驚き、異世界に連れ込まれたような気分でした。
3.「人間失格」(学生です)
始めて読んだ時、大人の世界を生々しくそのまま見せられたような気がしました。
回答ありがとうございます。
学生さんとのことですが、初めての本がとても大人の本で、ちょっと吃驚しました。
やはり時代の差なんだろうか、と比較して思います。
実際に大人になった気がする本もその傾向ですね。
そして五人がいなくなる―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
1.小学校6年生のとき。自分で買った…はずです。
2.同青い文庫の「パスワードはひみつ」を親に買ってもらってはまり、ミステリーに興味を持つように。ホームズの短編とかを図書室で読んだりしてました。その時気になったのが、アガサの「そして誰もいなくなった」ドイルは読めてもアガサはなんとなく敷居が高くて読めなかったのです、何故か。そして本屋でこの本を発見。なんかタイトルが似てる!青い鳥文庫だし読んでみよう。そんな感じでした。
読んだらすっごくどきどきして、キャラクターに惚れました(笑)このシリーズは去年で10年目を迎え、今も読んでます。現在大学生ですが大人でも楽しめる児童書だと思います。
3.これも小学校時代に読んだのですが、たつみや章さんの「ぼくの・稲荷山戦記」からはじまり「夜の神話」「水の伝説」と続く神様三部作は、おもしろくて印象に残ったというほかに、環境破壊、原発といった社会問題について考える契機となった作品です。
回答ありがとうございます。
お小遣いの初めて本は「そうか、ミステリ系か、なるほど」という感じですが、
大人の本の方がより興味深いですね。
これまで挙げられた例を見ても、児童書ではあっても、何か自ら考えさせられる本が大人の本のきっかけになるのでしょうか。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/411c2d50ad6a60...
オンライン書店ビーケーワン:赤毛のアン 改版 新潮文庫
「赤毛のアン」です。
自分で初めて買った本はなんだったろうと思い起こしたのは初めてです。
図書館には2週間おきに定期的に通い、
誕生日もクリスマスも本をもらう子どもだったので
本を自分で買う必要はほとんど無かったのですが、
親があまり好きじゃないこの本を
大好きになってしまい
図書館でも何度も何度も借り、
とうとう自分で買ってしまったという経緯でした。
確か中学生の時だったと思います。
(親がなぜきらったかというと
食わず嫌いなのですが
「わがままな女の子の話」と思っていたみたい。)
図書館にあったのはポプラ社のものでしたが
ハードカバーは高いので新潮文庫で購入。
翻訳も同じ人のを選んでいましたので
違和感もなく大事に読みました。
いまもシリーズ全部手元にあります。
質問にもっとはっきり書いておくべきでしたが、こういうお答えはとても嬉しいです。
図書館や知人に借りる環境や、おうちでに買ってもらう環境に恵まれた人が、それでもなお自分のお金で買いたい、と求めてしまう本というのはどんなものなのだろう、というのがレビュー募集の契機でしたから。
親御さんにも今はこの名作の楽しさが解って頂けていると良いんですが。
ありがとうございました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404431201X/hatena-q-22
Amazon.co.jp: ステイ・ゴールド (角川文庫): 川原 由美子, 野沢 尚: 本
「ステイゴールド」です。映画が上映された前後に、書店で見つけて購入しました。表紙が余りにも綺麗で、それが気に入って購入したように記憶しています。制服姿の女の子三人の写真でした。今思えばその中の一人は深津絵里ちゃんです。そりゃあ可愛い訳です…。
内容は、修学旅行に行った先で親友の自殺を知った少女たちが、旅行を抜け出して「友情を永遠にするための儀式」を行う旅に出る…という少女版スタンドバイミーみたいな物語です。
中学生の自殺、という内容も当時はショッキングであり、また友情を永遠にするという美しい儀式そのものも鮮烈でした。ジュニア小説ばかり読んでいたので、少し大人になったような気がしました。そのあたりに購入した本のことは今でも全部覚えています。吟味して吟味して買ってましたからねー。
その本は、今も私の本棚に並んでいます。もうボロボロ。何度も何度も読みました。生涯手元に置くと思います。
懐かしいですねー。お小遣いが少なかったんで、本はいつも周囲の友達から借りて読んでました。コバルト文庫もティーンズハートも赤川次郎も、全部借りて読んでたのですが、この本はどうしても「買ったほうがいいような気」がして購入したのです。家には「世界名作〜」とかそういうような本ばっかりあったんで、この本を本棚に入れたとき「…ちっちゃい」と思ったのを非常によく覚えています。
ファースト・インプレッションでどうしようもなく惹きつけられてしまった、という感じなのでしょうか。
けれど、不思議とそういう本にはハズレが無いんですよね。
内容もかなりその時の年代やお気持ちにぴったりだったんだろうなーと思えます。
こういう出会いもありますねー。
ありがとうございました。
「僕のボールが君に届けば」です。これは中学の3年にたまたま買いました。あんまり感動しませんでした・・。
買ったものじゃないんですけど、中学校にあった学級文庫で感動したのが星新一さんの「誰かさんの悪夢」と、灰谷健次郎さんの「兎の眼」です。後者はハエが出てきたりと給食食べながらにしてぐろい内容でした。星さんは皆さんとほぼ一緒です。卒業する時にもらってきて今もあります。たまに暇な時とかに見るとはまっちゃいます。
たまたま、の事情をもう少し詳しく書いて頂けたら楽しかったですね。
これは私の設問ミスですが、「どうしても買いたいっ」という衝動を本のレビューとして書いてもらえたら、と思っていたのです。
けど、読書人生の初期において読んだ本が今でも……というのは皆さん同じようにあるみたいですね。
ありがとうございました。
1,ナルニアシリーズの2巻目「カスピアン王子のつのぶえ」を、小学校4年生の時に買いました。
2,実ははじめて「入院」をして、母がナルニアの「ライオンと魔女」を買ってくれました。(推薦図書のシールがついていたためらしい)夢中で読んで、他のナルニアの物語も読みたくて、お年玉を貯めていたお金で買いました。以来、シリーズを揃えるためにお誕生日のプレゼントもサンタさんにもナルニアをリクエストしましたっけ。
3,もちろん、今でも全巻持ってます。結婚するとき、夫も同じセットを持っていたのですが、彼のは彼の弟にゆずってもらい、わたしのセットを持って来ました。
先日、娘に読んであげようと本を広げたところ、裏表紙に「西城山小学校4年2組****」と名前が書いてあり、娘は「おかあさん、わたしと同じ4年2組だったんだね」と大喜びでした(笑)
わあ! 個人的になんだか似たような経緯で同じ本を買っているので嬉しいです(笑)
私の場合は1巻目を図書館で借りたら、2巻目だけが何故か長期貸借されていて、読みたいのに続きが読めなかったんですよね。
親にねだって買ってもらい、3巻目以降はまた図書館で借りて読みましたが、しばらく全7巻のうち2巻目だけがあるという、本棚のバランスが妙だった時期がありました。
お嬢さんもナルニアがお好きでしょうか。
ありがとうございました。
1.江戸川乱歩「蜘蛛男」
2.中学一年の時購入。それまでは、欲しい本は親にせがんで買って貰っていたので。
「蜘蛛男」を選んだのは、小学生時に少年探偵団シリーズを図書館で借りていたので背伸びしたくなって。どこかで猟奇的という言葉を仕入れたばかりだったので、これこそ正に猟奇の極みと思っていました。
3.表紙カバーはありませんが、本体は残っています。特に思い入れがある、という訳ではないのですが積極的に捨てようと思ったこともないです。
同じ作者でも、はっきりと大人向けの物ですものね、これは。
背伸びの時期に、読む本の内容も、きっかけになる語彙が広がるというのも解る気がします。
回答ありがとうございました。
わあ、初っぱなから懐かしい大作が!
どうしても欲しい、おもしろい本って、やはり値段や重たさなんて関係なくなりますよね、授業中だとかも(笑)
現在の自分に、どこか影響が残っているというのは初めての本(or それに関連する本)にはある気がしています。
ナディアには原作というより原案ということだったんでしょうか。こちらのアニメも懐かしい〜。
ありがとうございました。