昔,テレビでこういうのを見ました.
簡単に言えば,科学的には血液型と性格は無関係だが,しいて挙げるなら,病気になりやすさが異なり,そのために慎重な性格とそうでない性格ができるとのことです.
http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/sakamoto.htm
ABO FAN Home Page/Prof. Sakamoto
ここによると、論文は
原題: 山崎賢治・坂元章 血液型ステレオタイプによる自己成就現象−全国調査の時系列分析− 日本社会心理学会第33回大会発表論文集 342〜345ページ H4
らしいです。おそらくこれ以外には日本にはまともな物は存在しません。
でもその論文も心理学者にいわせると、
>差があるといっても、賛成率はどれも30%中頃に分布しており、幅も10%も変わらないのです。「×型は○○という性格」という言明にはとても耐えません。
>現在のデータ水準でいう限り、血液型と性格の間に、巷でいわれ、また性格判断に(ヒューリスティックとして)利用可能であるような関係があると判断することは、公平に判断すれば、不可能です。
ということです。
つまり、関係はあるとはいえない、というのが答えです。
http://www.obihiro.ac.jp/~psychology/abofan.html
畜大心理:ABOFANへの手紙
このページも興味深く読めますよ。
ようは、血液型性格説をやっている人は、心理学・統計学の知識が足りず、我田引水の部分が多く科学的批判には耐えられないようですね。
http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/kenkyu.html
$B7l1U7?@-3JH=CG$C$F$^$8$a$K8&5f$5$l$F$$$k$N!)(B
性格に関する質問24項目中、1項目を除いて、血液型と性格には統計的に*有意な差は無い*ことが示されています。
あとはここで示されている論文を取り寄せるべきでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E6%B6%B2%E5%9E%8B%E6%...
血液型性格分類 - Wikipedia
ここに血液型性格判断が生まれた歴史的経緯が詳しく紹介されています。最初にきっかけになったのは心理学的性格診断と統計によるもののようですね。
知識の泉 Haru’s トリビア:血液型
各血液型は元来生息していた地域による差、という話を良く聴きます。それぞれ住んでた地域の風土、気候などが性格の差につながるという説です。このページの中盤にそれぞれの血液型に付いての説明があります。
「小さな悪魔の背中の窪み」竹内久美子著
です。
様々な事例をあげて説明がされています。
参考にされてはいかがでしょうか。
読み物としても大変面白いものでした。
医学的な文献検索でもっとも利用されるPubmedで
検索しましたが1件も見つかりませんでした。
代わりといっては何ですが、血液型が途中で変わったというケースレポートは沢山あるようです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi
Entrez PubMed
これは興味深いですね。もし血液を全部いれかえる技術があるとしたら、性格もかわるとおもいますか?
>血液型が途中で変わったというケースレポートは沢山あるようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334052320/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 科学的血液型「相性」判断―うまくいくのはどのタイプ (カッパ・ホームス): 志賀 貢: 本
こういう本はありますが・・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876996083/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 血液型性格判断のウソ・ホント (講座・超常現象を科学する): 草野 直樹, 安斎 育郎: 本
こういうのとかも・・・
本ではなくて、ネットでみれるものがよいです。あと占いのようなものではなくて、心理学もしくは、血液学的なものがよいです。
ありがとうございます。今読んでいます。