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いま調べてみたところ、ハイパーリンクから飛ぶとリンク元の情報が向こうに知れるので、
hを抜いてリンクさせないという説が多かったですが、この理由なら前述の時期より
前から行われていたかもしれません。ですが、自分の記憶ではバスジャック事件以前は
ほとんど見てなかったので、少なくとも広まったのはそれ以降だと思います。
2ちゃんねる掲示板へようこそ
2chでの書き込みで見たのが最初かな。
WWWが普及した当初は「リンクフリー」が一般的で、URLを掲載しても問題になることはなかったのですが、WEBサイトが乱立しはじめたころから「勝手にリンクを貼られるのを迷惑がるサイトが出始めました(だったらWEBなんかにするなよとは思うんだけど)」。
他に、新聞社などのWEB上でニュースを掲載されているサイトやメーカーのサイトなどで、記事を引用されページへのリンクを他の掲示板などに貼られたことに対してクレームを付けたケースもありました(たしか読売新聞だと思ったが、新聞記事の見出しにも著作権が発生するとして訴えた)。
そういったサイトがアクセスログをチェックして、特定の掲示板の運営者に対してクレームを付けた為、URL付きの発言が削除されるということがあり、それを防ぐ意味で「h」抜きのURLを記述するようになりました。
urlはダミーです。
自分がネットを始めた6年以上前の時点でも
ハイパーリンク防止の習わしはわずかながらあったような覚えがあります。
当時は今ほどアクセス解析してる所もなく、
たまたま解析されて
ログから辿られて怒られた→対策を講じよう
といった経緯で
ログに引っかからないようリファラを隠すためにこのような手段を思いついたのではないでしょうか?
それがだんだん広まって今のようになったのだと思われます。
誰が、というのはたぶん特定できないと思いますが、起源はおそらく2ちゃんねるだと思います。
2000年5月の西鉄バスジャック事件で、2ちゃんねるに犯行予告ともとれる
書き込みがあったと報道され、そこから閲覧者が一気に増え、荒れやすくなったり
サーバーの負荷が急激に増加して、このあたりから住人の自治が叫ばれ始め
ルールやマナーに厳しくなっていったように思います。
その中でhttp://〜で始まる記述をすると自動的にリンクされ、その分サーバーの負荷が
かかるということで、hを抜くというのがマナー、というふうに広まっていきました。
どこで始まったという詳細は知りませんが、もしかしたら運営の方から推奨したことかもしれません。
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