一般的に知られていない・正当な評価を受けていないと思われる作家や作品をお願いします。
オレの愛するアタシ
筒井広志
数年前に絶版になってるかもしれません。
軽いコメディタッチの小説ですがいろいろな愛の形を教えてくれます。
泥にまみれて
石川達三
作家としては有名ですが、この作品はあまり知られてないと思います。
自己犠牲の愛の究極です。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062630753/qid=1095332...
Amazon.co.jp: 触れもせで―向田邦子との二十年 (講談社文庫): 久世 光彦: 本
全く趣旨と異なる(十分に知られている作家、小説でない)ことを承知の上で。
ラブレター、でも生きているうちには書けないラブレターなんでしょうか。そう考えると、生きている人間たちの恋愛の形が見えるような気がします。
全く見当はずれであれば、ポイントは結構です。
ありがとうございます。見当はずれなんてとんでもありません。向田邦子大好きです。
早速amazonマーケットプレイスで購入(160円・初版)してしまいました。
「正当な評価を受けていない」に反応して、回答しました。
大学院にて、武者小路実篤の研究をしています。この人ほど、正当な評価を受けていない作家は
いないんじゃないかと思っており、それが研究のテーマでもあります。
多分、「仲良きことは美しき哉」のイメージが強すぎて、実際にどんな作品を書いているのか
ちゃんと読んでいる人は少ないのでは。
URLの方の武者小路観も、そんな感じですよね。
初期作品の中から、「おめでたき人」をオススメします。現代となっては、異様なまでに
オクテ(というかほとんど想像恋愛)な主人公のおめでたき様を堪能あれ。
「仲良きことは美しき哉」は、おじいちゃんの家の玄関に何十年も飾ってあります。それから、中学校の美術の先生が、武者小路観と血縁関係にあると言っていたのを思い出しました。
「おめでたき人」読んでみます。
http://www.hi-ho.ne.jp/kstudio/kojiro/z21.htm
芹沢光治良文学館 第2期
芹沢光治良はどうでしょう。
パリ帰りの臭みはあるものの、恋愛小説界の吉川英治ともいえる多作な作家で、読みやすいです。しかも、それなりに考えさせる内容です。
ありがとうございます。
人に教わらなければまず手を出さなかった作家だと思います。挑戦してみます。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4041852145.html
あなたの気持ち: 紀伊國屋書店BookWeb
堀田あけみの『あなたの気持ち』です。
「結婚小説」と書いてありますが、女性側と男性側の視点から2人が恋愛していく過程が語られています。堀田あけみさんが実際に結婚した状況(や相手)とかなり似ているそうです。
amazonで作品一覧見ましたが、ちょっとぼくにはつらい感じかも…。
せっかく教えていただいたのにすいません。
ありがとうございました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062734346/qid=10953377...
Amazon.co.jp: 感情教育 (講談社文庫): 本: 中山 可穂
恋愛小説といっても幅が広いのですが、
傑作や名作といって思い出したのが、
中山可穂さんの「感情教育」です。
内容に驚かれるかもしれませんが、
一気にその世界にはまってしまいました。
ぜひ、直木賞を取ってもらいたい作家の
一人です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104500011/qid=10953377...
Amazon.co.jp: 水曜の朝、午前三時: 本: 蓮見 圭一
あと、蓮見圭一さんの
「水曜の朝、午前三時」です。
傑作とまではいえませんが、好きな作品の
ひとつです。
二人とも読んだことのない作家です。
ありがとうございました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041853052/qid=10953405...
Amazon.co.jp: バイバイ (角川文庫): 本: 鷺沢 萠
有名な作者ですが、読み比べて他の作品のほうが評価が高いのが不思議な気がするので
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041970040/qid=10953393...
Amazon.co.jp: ブラック・ティー: 本: 山本 文緒
上と同じ理由です
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101338116/249-2564637-...
Amazon.co.jp: 続 明暗 (新潮文庫): 本: 水村 美苗
作家としては一応マイナーな部類だと思うので。本家のほうは有名すぎですが、よくあれの続きが上手いこと恋愛小説になったな、と…。
たくさんありがとうございます。
『続明暗』おもしろそうですね。最近夏目漱石を読み直しているので興味深いです。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/401a3fff0b5580...
オンライン書店ビーケーワン:黄色い目の魚
佐藤多佳子さんの「黄色い目の魚」をご紹介します。
高校の同級生の不器用な二人が、一歩一歩ゆっくりと辿る恋の物語。
余分なものを削り取った結晶のようなキラキラした文章が素晴らしいと思います。
佐藤多佳子さんはもっと評価されていいと思います。
お友達の森絵都さんは、最近売れてるのに、佐藤さんは何故か評価がイマイチな気がします。
この二人、テイストが微妙に違いますが、実力は伯仲していると思います。
ありがとうございます。
最近、自分が女性の作家が好きだということに気づいたので、ぜひ読んでみようと思います。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3fd9ccf981d5a0...
オンライン書店ビーケーワン:パラレルワールド・ラブストーリー 講談社文庫
最近では人気の安定した、東野圭吾さんの作品ですが、
この作品はあまり話題になってなくて(ブレイクする前の作品だから?)
つねづねもったいない!と思っていました。
タイトル通りのラブストーリィですが、しっかりミステリーでもあり、読み出したら止まりませんでした。
隠れた名作だと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198603367/qid=10953439...
Amazon.co.jp: 製造迷夢: 本: 若竹 七海
若竹七海「製造迷夢」です。
登場人物は刑事のリーディング能力を持つ女性というちょっと変わった組み合わせ。
2人の仲がどう進展するのか?気になりながら読みました。触ると考えてることがバレちゃう恋人って・・・どうつきあっていくの?という答えは最後の「寵愛」で明らかになります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408504092/qid%3D109534...
Amazon.co.jp: 天使はモップを持って: 本: 近藤 史恵
近藤史恵さんの「天使はモップを持って」。
女性清掃作業員とその会社の社員が事件に巻き込まれつつ、恋も発展していく様子が楽しくかわいらしく描かれていて、読後感がとてもよかったです。
東野圭吾さんも。ぼくの食わず嫌い作家の一人です。これを機会に手を出してみようかと。
http://webmagazine.gentosha.co.jp/ami/EternalWind.html
Webマガジン幻冬舎: 桜井亜美通信
単なるエロ小説だという評価も多々ありますが、個人的には根暗ながら幻想的な恋愛小説だと思います。オススメはトゥモロウズ・ソングです。好き嫌いはハッキリ別れる作風だと思うので、お気に召さなければごめんなさい。
「単なるエロ小説」っていうのに惹かれました。
挑戦してみます。
http://homepage1.nifty.com/naokiaward/jugun/jugun91RM.htm
連城三紀彦-直木賞受賞作家-91RM
初めまして。E.A.Poe(知のくずかご)と申します。
主題:連城三紀彦著「恋文」収録中の「私の叔父さん」をあげる
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小生は連城三紀彦という作家をよく知らないのですが、この「私の叔父さん」にちょっと感動しました。
「主人公は独身のカメラマン。姪が死んだということで思い出したのだが、彼女は私のことが好きだったのかもしれない…」
そんな感じの小説だったと思いました。
#ちょっとネタバレですが、小生が一番感動したのは「姪が自分に知らないところで幸せな家庭生活を築いてた」を知るシーンです
やや書きすぎの感があるような気がしますが
#心情描写が細かすぎて、逆に読者の想像力をそそらない面があるかも知れません
小生は、日本の恋愛小説としては上位に入ってもいい短編ではないかと思っています。
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お役に立ちますかどうか。
ありがとうございます。
私の好きなタイプのストーリーかもしれもせん。
ぜひ読んでみます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093861153/249-3054756-...
Amazon.co.jp: プール: 本: 松久淳+田中渉
松久淳+田中渉 「プール」です。
映画化された「天国の本屋」の作者さんですが、
こっちのほうが絶対に切なくてグッときます。
ごめんなさい。
「天国の本屋」と聞いただけでちょっとダメです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480037926/249-0453966-...
Amazon.co.jp: 尾崎翠集成〈下〉 (ちくま文庫): 本: 尾崎 翠,中野 翠
尾崎翠『第七感界彷徨』。風変りな恋愛モノとして面白く読みました。
「一般に知られていない」は、まあOKとして、「正当な評価を受けてない」・・は、どうだろう? 尾崎翠サイトって探すとけっこうあるので、正直、驚きました。
ありがとうございます。
こういうものを期待していました。必ず読みます。
ありがとうございます。
筒井広志…まったく知りませんでした。
石川達三…読まず嫌いで素通りしていましたが、ぜひ読んでみようと思います。