「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲隠れにし 夜半の月かな」
遠恋だからねー。
久し振りに会って一緒に過ごしても、帰りは一人。
帰りの電車の中で、急にこんな気持ちがこみ上げてきたりします。
んで、あわててメールする。
今は月が雲に隠れても携帯があるから、
会っていた時がおぼろにならなくてうれしいですね(^-^)
http://homepage1.nifty.com/kasen-e/h056.htm
百人一首56番(by崇石)
あらざらむ この世のほかの思ひ出に
今ひとたびの あふこともがな
和泉式部
が、一番好きですね。
心情がストレートに伝わってくる恋歌だから。
技巧的な歌よりも、こういうものの方が心に響きます。
やはり和泉式部は良いです。
まずはじめに久しぶりに百人一首について考える機会を下さりありがとうございました。
この歌の表すものはまさに今の私の状態です。付き合っている人とは家が離れていて別れの時がとてつもなく寂しく感じてしまいます。
どの時代の人でも考えることは同じでしょうか
百人一首ではありませんが西行法師のこの和歌が私の中では美しく素晴らしいものだと思います。
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しずごころなく
この詩はなぜか心に残りつづけています。
春がやってくる感じで、新春にいいかも。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/6005/hananoiroha.htm
花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに
諸行無常の響きあり、だから
小倉山の紅葉を修学旅行で実際に見て感動したのを覚えています。葉の紅が相当綺麗でした。
「ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くぐるとは」by 在原業平朝臣
落語の「千早振る。。」が面白かったので、覚えています。でも。。本当の解釈忘れちゃいました。。
阿倍仲麻呂の望郷の念が痛いほど感じてくるので。阿倍仲麻呂は和歌だけでなく漢詩も良いのでお勧め。
平安時代にも孤独な人がいたんだと共感したから。松という無生物でさえ私を慰めてくれない。ひたすら寂しくて孤高な歌だと思います。
◆83番
よのなかよ みちこそなけれ おもひいる やまのおくにも しかぞなくなる
世の中というものは、つらさから逃れる道はないのだなあ。ここならと望んで分け入ったこの山の奥にも、鹿が悲しそうに鳴いているようだ。
つらい事から、逃げてもどこも変わらないよ。どうせなら、前向きに生きようよ。って感じですか^^ まぁ、自分へのエールみたいなものですね。
『君がため 春の野にいでて若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ』
理由は、小学生の時に一番最初に覚えたから。
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
相手が唯一無二の存在なら、必ずもう一度逢えるはずという、強い気持ちが感じられるから。
この本を好きで読んでいた事があります。
その中でやはり目立ったのが小倉百人一首の編者と言われている藤原権中納言定家のこの一句でした。
来ぬ人をまつほのうらの夕なきに やくや藻しほの身もこかれつゝ
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/sutoku.ht...
崇徳院(崇徳天皇 崇徳上皇) 千人万首
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ 崇徳院
歌の中に私のIDが入っているもので…
早いですね
まあ!いいかぁー