本当にあった話（ノンフィクション）で、

スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))

• 作者: 山際 淳司
• 出版社/メーカー: 角川書店
• メディア: 文庫

山際淳司はスポーツのノンフィクションで感動的なものが多いです。

女流棋士 (講談社文庫)

• 作者: 高橋 和
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

その容姿から、将棋界のアイドルといわれていた方の自伝です。御本人はそういう扱いをされることに苦悩していたそうです。

「十四歳から女流棋士として勝負の世界で生きてきた。四歳の時の交通事故。後遺症との闘い。そして将棋との出会い。二十歳を前にして、手紙と共に渡された母の日記を読み、初めて知った愛と絆の深さ。誰にも打ち明けなかった真実の青春を綴った自伝エッセイ。結婚、そして引退に至る胸中を新たに書下ろしで追加」

ジロジロ見ないで―“普通の顔”を喪った9人の物語

• 作者: 高橋 聖人 茅島 奈緒深
• 出版社/メーカー: 扶桑社
• メディア: 単行本

治せない病気や、消せない傷で、“普通の顔”を喪った人たちがいる。何に悩み、何に傷つき、何を乗り越え生きていかなければいかないのか。家族の存在とは、友情とは、そして前向きに生きることとは…これまで明かされたことのなかった真実を自ら顔を出して語り始めた。

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９人其々の激しい苦悩や葛藤、乗り越えようとする努力に感動し、それ以上に深く深く考えさせられる本でした。

ワルシャワ・ゲットー日記―ユダヤ人教師の記録〈上〉

• 作者: ハイム・A. カプラン アブラハム・I. キャッチ
• 出版社/メーカー: 風行社
• メディア: 単行本

ゲットー日記。

ワルシャワゲットーの中でユダヤ人の孤児院の院長をしていたコルチャック先生の手記です。

ｂｋ１いわく「アンネの日記」成人版です。

不屈者

• 作者: 後藤 正治
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 単行本

我、自閉症に生まれて

• 作者: テンプル グランディン マーガレット・M. スカリアーノ
• 出版社/メーカー: 学研
• メディア: 単行本

後藤正治さん文章はいつも素晴らしいと思います。

二つ目はタイトル通り自閉症に関するノンフィクションです。

妹とバスに乗って

• 作者: レイチェル・サイモン
• 出版社/メーカー: 早川書房
• メディア: 単行本

妹とバスに乗って

知的障害を持つ妹から

忘れてしまった大切なこと

家族とは　絆とは　など

いろいろなことを考えさせられました

たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い (新潮文庫)

• 作者: 佐野 三治
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫

墜落の夏―日航123便事故全記録 (新潮文庫)

• 作者: 吉岡 忍
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫

たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い 新潮文庫

→ヨットレースで転覆し、27日間海上で仲間と漂流する佐野氏の体験記。

墜落の夏―日航123便事故全記録 新潮文庫

講談社ノンフィクション賞受賞。

あの御巣鷹山に墜落した日光１２３便の記録。墜落後に尽力した人々の活動のあり方や、現場の混乱状況、

生還した同機に乗っていた非番の客室乗務員のコメントなど引き込まれました。

古いようで画像はありません。

かなり古い本です。（１９年前）

かの有名なゲラン・ミツコ（香水）のイメージモデルとなった女性の話です。

明治初期の時代にあって、海外へ渡り、伯爵夫人となる。夫を早くに亡くし、その後女でひとつで広大な領地を治めるに至るその生涯は日本女性の芯の強さを表していました。

主人公は死なないが条件ですが、老衰なのでお許しを。

僕は、これほどまで生きたかった。

• 作者: 萩原 正人
• 出版社/メーカー: 扶桑社
• メディア: 単行本

萩原正人「余命半年」から奇跡の生還。末期の肝硬変による瀕死の状態を経て、アメリカでの肝臓・腎臓の同時移植に成功。そしてそれを支えた人々。お笑いの世界に復帰した著者が、絶望の淵から這い上がった軌跡を克明に刻む。

周りの人の温かさが伝わってきます・・・

少し古いですが・・・

第16回読売ヒューマン・ドキュメンタリー大賞を受賞している作品です。

満州で敗戦を迎えた少女が家族とも生き別れ、生き延びて日本に帰るために八路軍に入隊、日本人とバレないように必死で生きる姿に感動しました。

私は受賞作品として読売新聞に掲載されたものを当時切り抜き、今でもたまに読んで怠けている自分に気合を入れます。

アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)

• 作者: ヘンリー,Jr. クーパー
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫

ちょっと古いかもしれませんが、感動しました。

わが母なる暗黒 (文春文庫)

• 作者: ジェイムズ・エルロイ
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• メディア: 文庫

　探偵小説作家、ジェイムズ・エルロイの自伝です。

　彼の小説の中に出てくる並外れて残酷な殺人の描写は、彼が10歳の時に母親を殺され母の死体と一緒に部屋に閉じ込めれていたという事件が影響を及ぼしているといわれているのですが、この本はそのエルロイの小説の原点とも言える母の死について、彼が初めて書いた本です。

　母親の死、作家になるまでの自分の生い立ち、大人になってから自分で行った母の死やその犯人の再調査の事が書かれています。

　僕はこの本を読んでからエルロイに興味を持って彼の作品を読むようになりましたので、エルロイの他の小説を読んでいない人にもお奨めできます。

　ただ、エルロイはルポライターではなくあくまで小説家なので、この本に書いてある事のどこまでが本当なのかはわかりませんが。