ここで、成年向けコミックの定義は、
1:「成年コミック」マークが付いている
2:成年向け雑誌で連載されていた
3:性的描写が少なからずある
のいずれかに該当する漫画、とします。
これらに当てはまるものならば、実用性(笑)は問いません。
ゴルゴ13 (Volume62) (SPコミックスコンパクト)
長いこと書き継がれて居る漫画で、現実の世界で問題になっていること、「黄金の三角地帯」ラオス国境の芥子畑だとか、ソ連軍のアフガンでの悪逆非道ぶりとかを、上手く織り込んでいて、政治に全く興味がなかった人にもそれなりの知識啓蒙になります。
で、大変私事ですが、まだ、経験がなかった私(♀)は、性描写がまぶしく、でも何となく蠱惑的で、性的な事も生死をかけたようなところでは、生きるためには必要になることもある、と強く実感した話があったのを覚えてます。
あまりに一般すぎてすみません。
なるほど…一般コミックできちんと性描写が取り入れられたものもあるのですね。参考になります。
ただ、もっと性そのものを深く考察したような作品も見てみたいです。
http://www.younganimal.com/futarih/index.shtml
ふたりエッチ オフィシャルコーナー
「ふたりエッチ」
ベタですが、性行為における問題点や改善点、避妊などの重要性などが描かれている気がします。
ああ、確かに!
この作品は性に関する基本的な情報の周知という点では結構社会に貢献しているかもしれません。盲点でした。
http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2005/08/04/02/11/result.html
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ダミーです。ジャンプで大人気の「デスノート」です。
これは少年漫画より青年向けですが大人気です。
テーマは、正義のための殺しはアリか?無しか?です。
主人公が、名前をかけば殺せるノートを手に入れて
犯罪者を殺していくと言った内容です。
作者は「大場つぐみ」、ことラッキーマンの「ガモウひろし」
絵は「ヒカルの碁」の先生です。
一度よんだらハマルかも。
あ、質問文が紛らわしくて恐縮なのですが、単に文化的価値が高い漫画というだけでなく、
性(セックス)を物語やテーマの中心に沿えた作品ということででおねがいします。
つまり、成年向けコミック=『エロマンガ』の中で特に心打たれた作品を教えてほしい、ということです。
ヒミズです。2,3年前に読みました。満喫で何気なくてにとり、それから「えらいことだ」と書店に駆け込み4巻まとめ買いしました。どうしようもなく救いようのない話なんですが、すとんと腑に落ちます。ふつーの大人になりたい中学生が、ある事件をきっかけに「特別」であることを求めるようになる。ぜひ読んで欲しいので詳しいことはいいませんが、自分の感じる不安の正体が垣間見えた気がします。漫画は主人公の世界観を軸に進行ます。私はその世界観に心底戦慄しました。今まで出会ったことない作品です。間違いなく文化的価値は高いと思います。社会的にも重要なテーマを扱っていると思います。
回答ありがとうございます。
ええと、この作品、果たしてどれほど性表現が含まれているのでしょうか…。
以後の回答では、どのような性表現があって(どうエロくて)、作者がそれをいかに社会的テーマとして描いているのか、といった点を具体的にお願いします。
(『ヒズミ』に関しては、エロ云々は別にしても面白そうなので読んでみます…笑)
フラグメンツ (1) (Big spirits comics special―山本直樹著作集)
bk1さん! 「めぐりくるはる」がないよ!!
OKAMAという人の作品群です。いわゆる18禁雑誌に良く漫画を書いていたのですが、非常にストーリーが素晴らしい。目新しいものではないけれど、しっかりとした創作をする人で、18禁で性的描写があるにもかかわらず、人気の高い作家です。イラストレーターとしても作品をいくつか仕事をし、先のドラマ版「電車男」のオープニングのアニメも書いたはずです。
次は、御存じ山本直樹。全部ではないですが、「森山塔」名義などで18禁作品があります。ここでは、僕の好きな「フラグメンツ」を。鬼才と呼ばれるにふさわしい作品群を古くから量産しています。解説は、ネット上に一杯あるので、それを確認してみてください。
回答ありがとうございます。
Okama氏って18禁も書いていたのですか…!
最近の作品でしか知りませんでした。
いろいろ調べてみます。
山本直樹氏も、もう一度読み直してみようかな。。
山本直樹の『ありがとう』です。
スピリッツの連載でしたが、もともと成年向け漫画を描いていた人ですしかなり露骨な性描写があります。また、クスリ、監禁、いじめ、暴力、新興宗教といったきわどいネタも満載で、現在、入手困難なのはそのためかもしれません。
けれども、漫画の内容としては「家族のあり方」というのを本気で考えさせる内容になっていると思いますし、PTSDの描写など、個々のシーンにおいても見るべきものがある漫画だと思います。
回答ありがとうございます。
やはり山本直樹氏は、成年コミックに一時代を築いたということですかね…。
http://item.rakuten.co.jp/book/1712954
【楽天市場】真・現代猟奇伝:楽天ブックス
真・現代猟奇伝/氏賀Y太
女子高生コンクリート殺人事件などをはじめとした、実際に起こったいくつかの猟奇殺人(=エロティック)を漫画化したものです。
回答ありがとうございます。
こういうトラウマ系エロマンガもアリですかね。。
「最終兵器彼女」です。生きたいという欲求=性欲というのが高校生同士の恋愛の中であちこちに端的に描かれています。
既読作品ですが、言われてみるとなるほど…けっこう随所に性的描写がありましたね。
センチメントの季節 (1) (Big spirits comics special)
「ビリーバーズ」(山本直樹)全2巻
話題になった某教団を彷彿とさせる新興宗教。孤島で修行するその信者、男2人と女1人。狂信的な幹部が3人に強要することは…
やはりどうしても回答が山本直樹氏に偏ってしまいますね…。yukichi99さんが書かれているように「森山塔」と「塔山森」名義でも作品を発表しています。
(作品リスト)
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/4002/mori/
morningrainさんが回答していらっしゃる「ありがとう」も「家族の解体」を描いていて、社会的です。あまりに暴力シーンが多すぎて、私はあまり好きになれませんでしたが…。
ちなみに、bk1では取り扱い不可能になっているので、amazonでの「ビリーバーズ」URLはこちらです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-93410...
描写が文学的だと感じたのは
「センチメントの季節」(榎本ナリコ)
です。全8巻ですが、短編集ですので読みやすいですよ。
「花園メリーゴーランド」(柏木ハルコ)全5巻
…スピリッツものばかりで申し訳ありません(;_;)
柏木ハルコ氏の作品は、この「花園メリーゴーランド」もそうだし、次連載の「鬼虫」も、かなり民俗学を勉強してらっしゃるのではないかと思わせます。エロ度は上記作品よりも減りますが、機会があればご一読あれ。
回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
http://www.bk1.co.jp/product/2546231
オンライン書店ビーケーワン:センチメントの季節 春の章 小学館文庫
「コミック」という定義を抜けば、
まさに夏目漱石さんの小説が当てはまりそうですが、
その夏目漱石さんの「こころ」をコミック化もしている
榎本 ナリコさんの作品は、条件に当てはまると思います。
代表作は「センチメントの季節」です。
回答ありがとうございます。
米倉けんご氏の作品は近親相姦をテーマにしております。
2人の姉がいて1人とは肉体関係を結んでいるのですが実はもう一人の方の姉が好き、しかし関係を結んでいる姉に子供ができ、好きな姉は親友と付き合いだす…という内容です。胸が切なくなる青春的な内容です。
甘詰留太氏の作品は初恋の女性が借金のカタにされ学校の“備品”として配置されていると言う内容です。
男子生徒の性の捌け口にされている女性とその彼女を想う主人公の話です。
回答ありがとうございます。
この二人は以前からチェックしております。良いですよね。
まだまだ回答お待ちしております。
回答ありがとうございます。