あなたのオススメのSF短編小説を、オススメの理由をつけて、教えてください。
ただし、条件があります。
質問した2月5日現在で、新本の市場で入手可能であること。
いくら名作でも、古本でしか読めないものは今回は御遠慮ください。
翻訳物、日本人作家の作品であるかは問いません。
よろしく御願いします。
アーサー・C・クラークの名作「太陽系最後の日」が収録されている短編集『明日にとどく』は現在は版元品切れですが、瀬名秀明編集のアンソロジー『贈る物語 Wonder』に採録されています。
「太陽系最後の日」のラストの感動は、なかなかのものです。
あやー、『明日にとどく』も<現在お取扱いが
できません>ですかー。
これは他のサイトも同じですね〜。
安い文庫本がほしい〜というときは新古本をねらうしかないんでしょうねー。
ありがとうございました。
神林長平の「麦撃機の飛ぶ空」という短編集があります。
約20年前に雑誌に掲載されたショートショートを13編収めてあります。
星新一風ですが、星新一よりは毒気がある話が多いかな?どの短編を読んでも面白い本ですよ。
この中で特に好きなのは「麦撃」。麦を燃料とする村同士が何年にもわたって戦争をしている話。
キツイなーと思う設定の話が多いですが、「和の君」(ある朝突然スリッパが身につけられなくなって、次は靴下が、靴が、と進んでいく話。)のようなぷっと吹き出す軽めの話もあります。
ただ、マイナーな出版社から出ている本ですので、うんと大きい本屋さんかSFものに力をいれていて神林長平が誰だか分かる本屋さんじゃないと店頭には出ていない可能性が大きいです。
>マイナーな出版社から出ている本です
ぎゃくに、在庫がナカナカなくならない可能性もありますよね。bk1の解説・著者コメント・編集部コメント・書評も読みましたが、面白そうです。
ありがとうございました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150107394/hatena-q-22
Amazon.co.jp: たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF): ジェイムズ,ジュニア ティプトリー, 浅倉 久志, ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア: 本
たった一つの冴えたやり方
ティプトリーは健在なり、ですねー。
よかった(⌒^⌒)b
おーいでてこーい―ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫―SLシリーズ)
おーいでてこーい ショートショート傑作選
星新一のボッコちゃん
です
青い鳥文庫ですか!!
もう古典の域ですね〜。
ところで、この時間帯になるとbk1は重いですねー、2月6日のリニューアルが待たれます。
デヴィッド・イーリイの「ヨットクラブ」のなかの「タイムアウト」(原題の元になった短編です)はおすすめです。
あらすじを話すと面白くないのですが、簡単に言えばある国を復興させる話です。
しばらく忘れそうにないくらい面白い話でした。
ブラックユーモアがお好きなら他の物語も面白いと思われます。ミステリーからSFまで多岐にわたっていて、必ずアッと驚く仕掛けが用意されているので読み甲斐がありますよ。
〈異色作家短篇集〉が編集部コメントでひきあいに出されているからには・・・・面白そうです!!
購入予定リストの上位にランクすることにしました。
ありがとうございます。
「ペイ・チェック」
映画化されたことがきっかけで知りました。
設定が気になっていたのですが、
この前読んでいて面白かっったと思いました。
あと星新一は全般的にイケます!
ショートショートで読みやすいですし。
あと前にすすめてしまったかもですが、
やはり「玩具修理屋」の酸歩する男ですかね。
ディックも星新一も、決して絶版にはならない作家の仲間入りですかね。
ディックの場合、映像化されて、そのどれもが程ほどに面白い、という点もすごいです。
ありがとうございました。
個人的には「ひとにぎりの未来」の「くさび」は星新一の最高傑作ではないかと思っています。最も衝撃を受けた作品でした。あと筒井康隆の「にぎやかな未来」も傑作ではないかと。
かんべむさしの短編や小松左京のショートショート全集も勧めたいのですが、残念ながら絶版です。SF冬の時代が憎い。
>SF冬の時代が憎い。
ですよね〜。一時、ハルキ文庫が頑張って復刊したんですが、それも品切れになりつつあって・・・・
翻訳物も、市場には出回っていて、大きな本屋だと在庫が残っているところもあるのですが、あ、これは名作、というのも版元科品切れが意外とありますよね。
SF冬の時代ー春はくるのかな・・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462030/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫): レイ ブラッドベリ, フィリップ・K. ディック, リチャード マシスン, ゼナ ヘンダースン, ロバート シェクリイ, 中村 融, 山岸 真, Ray Bradbury, Philip K. Dick, Robert Sheckley: 本
えー、こういうところでこういう短編集のシリーズを挙げてくるのも卑怯かなと思ったんですが……すみません。このシリーズ、どれも大好きだったもので。
『終わりの日』リチャード・マシスン
amazonのカスタマーレビューから見てもわかります通り、(2)1950年代のキキメの1作。美しい話で、泣けます。このあとマシスンをちょっとだけ追っかけました(^^;)。
『デス博士の島その他の物語』ジーン・ウルフ
このシリーズは一つ一つに訳者解説がついていて、そこで「ファンタジーが生まれる瞬間を描いた小説」というようなことを言われています(すみません、ちとうろ覚え)。これも美しくて、何度も読み返しました。少女マンガにしたいようなお話です。
よいです、よいです。
いまや、こうしたアンソロジーに再録されるかたちでないと、翻訳物の名作短編は読めないんですよね。
ジーン・ウルフだって、名作「新しい太陽の書」シリーズは品切れのまま、ほとんど絶版状態ですもん。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4257769076/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 星虫 (ソノラマ文庫): 岩本 隆雄, 鈴木 雅久: 本
昨日、回答しましたが、この本もお勧めです。
昨日から小説の読みまくりです。
ソノラマ文庫大健闘ですね〜(* ̄▽ ̄*)ノ”
ひととおり出ましたので、おわりにします。
みなさん、ありがとうございます。
「夢の樹が接げたなら」−面白そう!!
他の2作は既読でした「あなたの人生の物語」−独特の味わいで、次回作に期待。「蹴りたい田中」−SFファンには色々な意味で笑える快作(怪作?)
ありがとうございます。