http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054007988/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 動物園―世界の終る場所: マイケル ヴェンチュラ, Michael Ventura, 都甲 幸治: 本
アンダスン『ワインズバーグ・オハイオ』
ちょと古めの本ですが、優しさとかなしさの入り交じった感じが上記の作家と似ていると思います(村上春樹のような洗練さはないけど)。架空の町を舞台にした連作短編です。
フィリップ・K・ディック『流れよわが涙、と警官は言った』
SF作品なのですが、意外に村上春樹などと近い印象を受けます。パラレルワールドで描かれる”さまざまな愛のかたち”のかなしさみたいなものが上記の作家と共通するテイストを感じます。
マイケル・ヴェンチュラ『動物園−世界の終わる場所』
現在絶版でbk1にもないのですが、Amazonのマーケットプレイスにあるようなので紹介します。妻と離婚している男が動物園で虎と会話し、それをきっかけにまわりの世界が変わりはじめるというストーリーで、上記の作家を連想させるような設定と物語だと思います。
真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A
本多孝好さんはいかがでしょうか?
村上春樹の流れを汲んでいる作家さんです。
既刊は『MISSINNG』『ANONE TOGETHER』『MOMENT』『FINE DAYS』『真夜中の五分前』の5冊です。
私も『真夜中の五分前』は未読ですが、どれも面白いです。
特に『FINE DAYS』がおすすめです。
透明感と足をすくわれるような感じ(意外な展開、おとぼけなど)が共通しているかなあ、と思いました。
世界(⇔現実世界)が揺れているというか、歪んでいるような感じもあるかも。
アントニオ・タブッキは私がとても好きな作家です。まるで目の前に小説で描かれた光景が立ち現れるように感じます。その感覚がやみつきになりました。
江国香織は「落下する夕方」が大好きで何度も何度も読みました。これがあんまり気に入ったので他の作品はいまいち印象に残らないのですが、最初に述べた「共通点」(?)は彼女の作品に共通していますね。
ブローティガンの「西瓜糖の日々」は確か彼女も好きだと雑誌か何かで言っていたような気がします。
「透明感」という表現はかなり自分の感じていることに近いと思います。
ぜひ読んでみようと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ミステリーはチャンドラーぐらいしか読んだことがないので、
機会があれば読んでみようと思います。