http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101035016/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 武蔵野 (新潮文庫): 国木田 独歩: 本
宮崎湖処子の『帰省』(明治23年)は、故郷を描いた近代小説の原点です。どういう点がといわれると困るのですが、異説があればむしろ私が教えてほしいです。それから、国木田独歩の「武蔵野」は、郊外を描いた近代小説の原点です。どちらもワーズワースの影響を受けた点で近代文学の祖といえましょう。
ためになります。これは読まないとまずいですね。ありがとうございます。
清水義範氏の「蕎麦ときしめん」です。この作品は日日本で最初の「パスティーシュノベル」(フランス語で模倣作品)とされております。具体的には、作者のあとがきによれば「(前略)高名な作家の文体を物まねしてみたり、学術書の論文で小説してみたり、無名のサラリーマンのふりをして珍論文を書いたり、そんな中から文章を書くという作業自体のおかしさを発見したいと思ったのだ。」そうです。
ちなみにこの作品を出した時には清水氏はどういったジャンルの小説なのか当時わからなかったが、「小説現代」の編集部が「パスティーシュ小説」と名付けたことが始まりだとか。
そうだったんですか!氏の作品は普通に昔から読んでいましたが知りませんでした。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%AB%A4%CE%A5%AC%A5%B9%A5%D1%A1%...
朝のガスパールとは - はてなキーワード
泉鏡花『高野聖』
入れ子構造の原点、だと考えております。
「私」の語る世界の中に、宗朝の語る世界があり、さらにその中に親仁の語る世界がある。なぜ彼らは語ったのか、語ることで何を騙ろうとしたのか、語り手によってっどのように偏向がなされているか、考えてみると面白いかも。
入れ子構造といえば、参考URLに挙げた(他の質問の回答にも用いましたが)筒井康隆『朝のガスパール』も、その形式に則っています。その入れ子の壁を如何にして破るかが面白いところです。
さっそく読みます。ありがとうございます。
新井素子の「あたしの中の…」
「あたし」という一人称と、話し言葉の口調で物語が進行するジュニア向け小説の原点となった小説です。
古本でなんとか手に入れられそうですね。探してみます。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/41832473e50cf0...
オンライン書店ビーケーワン:モルグ街の殺人 嶋中文庫
こちらは推理小説の原点と言われる小説です。この著者のエドガー・アラン・ポーは推理小説の祖といわれています。そしてこの作品が彼の推理小説としての第一作品です。ちなみに私は彼の論文をかきました。ぱっとしなかったけれど・・・
あ、そうなんですか。なるほど勉強になります。読んだことは・・・昔あったかなあ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104694010/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 天国で君に逢えたら: 飯島 夏樹: 本
生きる喜びの原点となった小説。
ほぼ私と同年齢で、日本人として始めて世界で戦ったウインドサーファーの書いた小説です。御本人は末期の癌を宣告され、宣告以降書物を書き始めたものです。
ありがとうございます。
言文一致体のこころみとして成功したもの、戯作でも政治小説でもない、日本の近代小説の原点となったといえば、二葉亭四迷『浮雲』でしょう。
現在、新本で入手可能な本は岩波文庫ですが、新潮文庫のほうに興味深い書評が載っていたので、両方提示します。
言文一致の提唱者、坪内逍遥は実践として『当世書生気質』を書いていますが、小説としての完成度は『浮雲』のほうが上でしょう(『浮雲』は未完ですが、それでも心境小説の原点ともいえる名作です)。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/41693dc64c4e80...
オンライン書店ビーケーワン:黄色い部屋の秘密 ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 58-1
黄色い部屋の秘密/ガストン・ルルー
いわゆる「密室殺人」の原点となった小説。
タイムマシン/H・G・ウェルズ
SF小説の原点となった有名な一作。
三十九階段/ジョン・バカン
冒険小説の原点となった古典的名作。
bk1にISBN登録がなく、リンクがないものがあって申し訳ありませんが、全て現在も手に入ります。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/413dc40fce3ff0...
オンライン書店ビーケーワン:ロードス島戦記 灰色の魔女 角川文庫
ロードス島戦記です。
恐らく日本型ファンタジーの原点といえるのではないかと
思います。この作品の世界観に影響を受けたファンタジー
RPGは数知れないのではないでしょうか。
ミシェル・ビュトールの「心変わり」という小説は、話者(ナレーター)を二人称(君、あなた等)にする手法を用いる原点となった作品。回答しておいて、失礼かもしれませんが僕はこの作品を読んだことがないので、詳しいことは分かりません。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40a054194fdc30...
オンライン書店ビーケーワン:隅の老人の事件簿 創元推理文庫 177‐1
黄色い部屋の謎―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈2〉 (集英社文庫)
「黄色い部屋の謎」
密室殺人の原点といわれている作品です。
「隅の老人の事件簿」
安楽椅子探偵の原点といわれています。
厳密には違うという意見もありますが。
http://books.bitway.ne.jp/shop/mt-detail_B/trid-auth/ccid-auth_h...
教科書に載ってた日本の古典|編:文理編集部|ビットウェイブックス|無料立ち読み
私小説の原点〜日記文学
『更級日記』
『土佐日記』
とでていますが、この2作品は小説かな?
http://wwwsoc.nii.ac.jp/gsle/30.katudo/news1979.html
1979年「文教研ニュース」記事抜粋
歴史小説の原点は森鴎外の阿部一族のようです。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=010000000000000...
e-hon 本/路上/ジャック・ケルアック/著 福田実/訳
ジャック・ケルアックの「路上」はビートニクの原点ですね。
井原西鶴の「日本永代蔵」は経済小説の原点だといわれています。
「酔いどれ探偵街を行く」は警官小説の原点ともいえる「87分署」シリーズのエド・マクベインが同シリーズ以前にカート・キャノンという別名で書いたマクベインの原点といえると思います。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=010000000000000...
e-hon 本/酔いどれ探偵街を行く/カート・キャノン/著 都筑道夫/訳
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
ロボット関連の話の原点かと。ロボット工学三原則は有名です。
映画、見ました(笑)
ただ小説は読んだことないので(お恥ずかしい!)きっちり読みます。
①ソフォクレス『オイディプス王』:エディプス・コンプレックス(フロイト説)のもととなったギリシア悲劇です。
②ナボコフ『ロリータ』(新潮文庫;ISBNなし):ロリータ・コンプレックス、「ロリコン」の文字通り原点となった小説です。キューブリック監督によって映画化されています。
③スティーブンソン『ジーキル博士とハイド氏』:二重人格の代名詞となった小説です。
いずれも、精神分析に関係する用語ですが、すべて文学作品が原点のものです。
参考URLは、「ロリータ 」のDVDです。
勉強になります。2は有名なのに読んだことないです。
なるほどそうなんですか。ありがとうございます。